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お問い合わせの経緯
近所を回っていた訪問業者に「屋根の棟板金が浮いていますよ」と屋根の劣化を指摘されたことがきっかけで屋根の修理を検討されていました。実際に点検をしてもらい写真を取ってもらったところ、本当に棟板金が浮いており修理の必要を感じていました。スレート瓦の耐用年数的にも屋根材の葺き替えが必要ということで、屋根カバー工法を提案されたようです。しかし、訪問販売業者ということに不安に感じたため屋根の専門業者での現地調査を検討されていました。インターネットで海老名市に対応できる屋根業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり興味を持っていただきました。建築士や雨漏り診断士などの資格を保有しており、大手建材メーカーの認定施工店ということに信頼性を感じていただき、現地調査のご依頼をいただきました。ビフォーアフター

担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状を確認させていただきました。築20年が経過したスレート屋根でした。経年劣化で棟板金の釘が浮いており棟板金が外れかかっている状態でした。この状態を放置すると強雨や台風で棟板金が飛ばされたり、雨漏りが発生する危険がありました。また、屋根材のスレート屋根もチョーキング現象と呼ばれる塗料の劣化症状が発生しており、具体的にメンテナンスが必要な状態でした。通常であれば、屋根塗装によるメンテナンスが一般的ですが、スレート屋根の場合、早期にガルバリウム鋼板に張り替えることで費用対効果の高い屋根リフォームを実現できるため、カバー工法による屋根リフォームをご提案させていただきました。屋根のカバー工法は既存の屋根材の上に新しい屋根材をかぶせるリフォーム工法です。既存の屋根材の撤去や廃材が発生しないため工期が短く比較的安価で施工できます。また、屋根材のガルバリウム鋼板は耐用年数が50年と非常に耐久性に優れているだけではなく、メンテナンスフリーの屋根材であり将来的なメンテナンスが必要ありません。このように現時点でもっとも費用対効果の高い屋根のメンテナンス方法としてカバー工法によるガルバリルム鋼板への張り替えリフォームをご提案させて頂きました。屋根の劣化症状と現地調査の様
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について具体的に見ていきましょう。

屋根リフォーム工程と施工中の様子
ここからは屋根リフォームの工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。【工程1】棟板金の解体・撤去
まず始めに、棟板金を撤去します。

【工程2】防水シートの設置
棟板金の撤去が完了したら防水シートを設置します。防水シートは屋根の二次防水として、建物の内部に雨水が侵入するのを食い止める役割があります。

【工程3】屋根材(ガルバリウム鋼板)の設置
谷樋の設置が完了したら、いよいよガルバリウム鋼板を設置します。防水シートと同様に軒先から棟に向かって順番にガルバリウム鋼板を設置します。

屋根リフォームの施工後の様子



