雨漏り修理は早期解決が基本ですが、再発する可能性も高いために「確実に修理すること」が何よりも重要です。 雨漏りが再発すると初回の修理費用が無駄になるだけではなく、住宅の躯体(内部構造)を腐食させ、シロアリなどの二次被害に発展する危険性があります。 そこで、この記事では雨漏り修理を適正価格で確実な修理を実現できる優良業者の選び方について解説します。 雨漏りの発生箇所別に施工レベルの高い優良業者の種類や探し方について具体的に解説します。 雨漏りが再発して修理費用を無駄にしないためにぜひ、この記事で雨漏り修理の優良業者の選び方・探し方について理解を深めて頂ければと思います。
目次 [非表示]
- 1. 1.雨漏り修理の業者の選び方
- 1-1. 【ポイント1】雨漏りの発生箇所に応じた専門業者に修理を依頼する
- 1-2. 【ポイント2】建築士や雨漏り診断士などの保有資格を確認する
- 1-3. 【ポイント3】雨漏りの調査方法が確立されている
- 2. 2.雨漏り修理の業者の探し方
- 2-1. 2-1.インターネット検索で探す
- 2-2. 2-2.タウンページで探す
- 3. 3.雨漏り修理を業者に依頼する流れ
- 3-1. 【ステップ1】お問い合わせ
- 3-2. 【ステップ2】現地調査・応急処置
- 3-3. 【ステップ3】見積書提出・検討・契約
- 4. 4.雨漏り修理の方法
- 4-1. 4-1.屋根の雨漏りの修理方法
- 4-1-1. 4-1-1.屋根の谷樋の交換
- 4-1-2. 4-1-2.屋根の棟板金の交換
- 4-1-3. 4-1-3.屋根の漆喰補修
- 4-1-4. 4-1-4.天窓(トップライト)の修理
- 4-1-5. 4-1-5.屋根の葺き替え工事
- 4-2. 4-2.外壁の雨漏りの修理方法
- 4-2-1. 4-2-1.外壁の部分補修
- 4-2-2. 4-2-2.コーキングの補修
- 4-2-3. 4-2-3.サッシの交換・補修
- 4-3. 4-3.ベランダの雨漏りの修理方法
- 4-3-1. 4-3-1.ベランダ防水工事
- 4-3-2. 4-3-2.軒天井の交換
- 5. 5.雨漏り修理の注意点
- 5-1. 5-1.雨漏りを放置しない
- 5-2. 5-2.DIYで応急処置をしない
- 5-3. 5-3.訪問販売業者に修理を依頼しない
- 6. まとめ
1.雨漏り修理の業者の選び方

【ポイント1】雨漏りの発生箇所に応じた専門業者に修理を依頼する
屋根が原因の雨漏りであれば、屋根修理や屋根リフォームを専門とする「瓦業者」や「板金業者」が適正業者になります。 一方で、外壁が原因の雨漏りであれば外壁塗装や外壁リフォームを専門とする「塗装業者」などの施工箇所に特化した専門業者が雨漏り修理の適正業者になります。 雨漏り修理は雨水の侵入経路の特定や、雨漏りの発生原因や劣化症状によって、修理方法が異なるために施工箇所に対する高度な専門性が求められるからです。 一方で、ハウスメーカーや大手リフォーム会社は外壁や屋根、内装リフォームなど様々な箇所のリフォームに対応できますが、実際の施工を下請け、孫請け業者に委託するために同じ修理内容の場合、修理費用が高額になります。 また、ハウスメーカーや大手リフォーム会社はリフォーム工事を受注する窓口として「販売」や「営業」に特化しているために、部分補修で修理が可能な内容であっても、屋根を全面張り替える葺き替え工事を提案されることも少なくありません。 このように適正価格で適切に雨漏りを修理するために、雨漏りの発生箇所に応じた専門業者に修理を依頼するようにしましょう。雨漏りの発生箇所 | 専門業者の種類 |
---|---|
屋根 | ・瓦業者 ・屋根板金業者 ・屋根リフォーム業者 |
外壁 | ・塗装業者 ・外壁リフォーム業者 |
窓サッシ | ・塗装業者 ・外壁リフォーム業者 |
ベランダ | ・防水業者 ・塗装業者 ・外壁リフォーム業者 |
【ポイント2】建築士や雨漏り診断士などの保有資格を確認する
雨漏りは一度、修理をしても数年後に再発する危険性が高く、初回の修理で確実に雨漏りを修理することが何よりも重要です。 確実な修理を実現するためには、雨水の侵入経路を特定して適正な方法で修理を行う必要があります。 住宅の構造を知り尽くした「建築士」や雨漏りに関する資格の「雨漏り診断士」などの雨漏りに有効な資格を保有しているかを確認しましょう。 特に、国家資格である建築士の資格は建物の設計に関する資格であり雨漏り修理において確実な修理を実現できる業者と言えます。【ポイント3】雨漏りの調査方法が確立されている

2.雨漏り修理の業者の探し方
雨漏り修理に対応可能な業者はインターネットで検索すれば簡単に見つけることができます。 「雨漏りの修理業者を選ぶ3つのポイント」でお伝えした確実性の高い雨漏り種類の優良業者の特徴と照らし合せて業者を探すことで業者選びで失敗する可能性がグッと低下します。2-1.インターネット検索で探す

2-2.タウンページで探す

3.雨漏り修理を業者に依頼する流れ
雨漏りを早期解決するために、お問い合わせの流れや事前に用意しておいた方が良いもの、お問い合わせの際に伝えた方が良い情報などについて解説します。【ステップ1】お問い合わせ
電話やメール、お問い合わせフォームなどによって業者にコンタクトを取ります。雨漏り修理などの緊急性の高い場合は電話が一番確実だと思います。 業者にお問い合わせをする際は、分かる範囲で下記の基本情報を伝えるとその後の現地調査がスムーズに進みます。- お名前
- ご住所
- 電話番号
- 築年数・階数
- 木造・鉄骨・RC
- 屋根材の種類(瓦・スレートなど)
- 外壁材の種類(サイディング・モルタルなど)
- 雨漏りの場所(状況)
- 初めて漏れた日、最近漏れた日
- どんな雨や風の時に漏れるか
- 住宅の図面の有無
- 現地調査希望日(2〜3案)
【ステップ2】現地調査・応急処置
実際に屋根に上り状況を確認します。ホースで水をかける散水調査を実施する際は水道をお借りする場合があります。 また、「明らかに雨の入る隙間がある」「近日中に雨が降りそう」という場合、応急処置を提案することがあります。 その場合は、作業内容にもよりますが平均3万円〜5万円ほどの補修費用が発生する場合があります。 応急処置や散水調査などのお客様にご負担頂くもに関しては事前に金額や使用許可について承諾をとって進めるものです。 もし、勝手に応急処置を行ったり、水道を使用している場合は他の業者に現地調査を依頼した方が無難です。【ステップ3】見積書提出・検討・契約
現地調査によって雨漏りの原因が特定できると、適切な修理方法が分かります。 雨漏りの原因にもよりますが、雨漏り修理の方法は1つだけではなく、部分的に修理する部分補修や全体的に修理をする全体補修など複数の修理方法があります。 複数の修理方法の中から最も確実性の高い工法で修理をする必要がありますが、お客さ様の予算や修理の確実性などをヒアリングした上で最適な修理方法を決定します。 例えば、屋根の雨漏り修理は屋根を全面的に張り替える葺き替え工事や、雨漏りの発生箇所だけを修理する部分補修などの修理方法があり、それぞれの見積もり価格と工事の確実性踏まえて、最も最適な工事方法を決定します。 そして、お客様が納得して頂いた上で工事契約を交わし、実際に雨漏り修理が始まります。4.雨漏り修理の方法
雨漏り修理は雨漏りの発生原因や発生箇所によって工事方法が異なります。 業者によっては簡単な部分補修で修理できるような内容であっても、「屋根の葺き替え工事」や「屋根のカバー工法」などの高額な工事を提案する業者も少なくありません。 突然訪問してきたリフォーム業者に屋根の劣化や雨漏りの危険性を指摘されて屋根修理を提案された場合は、絶対に即決せずに調査方法や修理方法の妥当性について確認することが重要です。 あもr 雨漏りを適切な方法で修理するために、ここからは雨漏りの修理方法について理解を深めましょう。4-1.屋根の雨漏りの修理方法

4-1-1.屋根の谷樋の交換

4-1-2.屋根の棟板金の交換

4-1-3.屋根の漆喰補修

4-1-4.天窓(トップライト)の修理

4-1-5.屋根の葺き替え工事

4-2.外壁の雨漏りの修理方法

4-2-1.外壁の部分補修

4-2-2.コーキングの補修

4-2-3.サッシの交換・補修

4-3.ベランダの雨漏りの修理方法

4-3-1.ベランダ防水工事

4-3-2.軒天井の交換
