屋根リフォーム(草加市)|台風で飛散した棟板金を屋根カバー工法でフルメンテナンス

草加市の屋根リフォームの施工事例
埼玉県草加市でカバー工法による屋根リフォームを施工させて頂きました。埼玉県草加市の屋根リフォームの施工事例をご紹介します。
お問い合わせの経緯
台風19号でスレート屋根の棟板金が外れたことがキッカケで修理を検討されていました。 インターネットで草加市に対応できる屋根修理業者を探していた際に、弊社のホームページをご覧になりお問い合わせを頂きました。 雨漏りなどの二次被害に拡大する恐れがあったため、応急処置も含めて早急に対応させて頂きました。

屋根修理のビフォーアフター

草加市の屋根カバー工法のビフォーアフター 草加市の屋根カバー工法のビフォーアフター 担当者のコメント
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺いました。屋根の破損状況や劣化症状を詳しく調査させて頂き、カバー工法による屋根材の張り替え工事をご提案させて頂きました。 屋根の棟板金が飛散している状態でしたが、築年数30年が経過しておりスレート瓦の耐用年数の使用限界が迫っている状態でした。棟板金の部分補修を行っても、すぐに他の箇所に不具合が発生する可能性が高かったため、屋根全体を張り替えるカバー工法によるメンテナンスをご提案させて頂きました。 屋根のカバー工法は既存の屋根材の上に、新しい屋根材をかぶせる(カバーする)スレート屋根に特化したリフォーム工法です。既存の屋根材を撤去しないため、廃棄費用が発生せずに、工事期間も短縮できるため、通常の葺き替え工法よりも安く新しい屋根材に葺き替えることができます。 また、カバー工法で使用するガルバリウム鋼板は、耐用年数が40年〜50年と非常に長期的なだけではなく、屋根塗装の必要が無い、メンテナンスフリーの屋根材のため、費用対効果の高い屋根リフォームを実現できます。 このように付加価値が高く、費用対効果の高い屋根リフォームを実現できることからカバー工法によるガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました。

屋根の劣化症状と現地調査の様子

ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について見て行きましょう。 台風で飛散したスレート屋根の棟板金 台風で飛散した棟板金です。前回の屋根塗装から10年以上が経過しており、全体的に棟板金を固定する釘が浮いている状態でした。 また、釘を打ち付ける下地板(棟下地)も経年劣化で腐食している箇所がありました。 棟板金が飛散した箇所から雨水が侵入しないように養生テープで補修をして応急処置を行いました。 塗装が剥がれたスレート屋根 スレート瓦も築年数30年が経過しており、屋根材がスルメのように反ってしまう「反り」や「クラック(割れ)」などの劣化症状が目立ちました。このような状態で屋根塗装をすると、「施工後すぐに塗装が剥がれる」「塗料が水ぶくれのように膨れる」などの施工不良の原因になるため、カバー工法でガルバリウム鋼板に葺き替える必要がありました。 塗装が剥がれたスレート屋根 棟板金同士の境目にはコーキングで防水処理がされていますが、経年劣化で隙間が生じていました。この隙間から雨水が侵入することで棟板金の土台となる、棟下地を腐食させていました。 塗装が剥がれたスレート屋根 こちらは下屋根のスレート瓦です。チョーキング現象と呼ばれる劣化症状が発生していました。チョーキング現象とは塗料がチョークの粉のように表面に吹き出す劣化症状で屋根材の防水性能が低下しているサインになります。具体的に屋根のメンテナンスを行う最適な目安になります。 塗装が剥がれたスレート屋根 下屋根と外壁の取り合い部分です。コーキングにより防水処理がされていましたが、経年劣化で一部隙間が生じている箇所がありました。今回のカバー工法でしっかりとメンテナンスを行います。

屋根カバー工法の工程と施工中の様子

ここからは屋根カバー工法の工程と施工中の様子について見て行きましょう。

【工程1】棟板金の撤去・解体

まず、始めに既存の棟板金を撤去・解体します。カバ工法は既存の屋根の上に新しい屋根を施工する工法のため、雪止め金具などの屋根の突起物はすべて撤去します。 棟板金の撤去 棟板金を撤去しました。棟板金を撤去すると、屋根内部の下地板が出てきます。慢性的に雨水が屋根の内部に侵入していたため、一部腐食している箇所がありました。台風や強風に煽られると棟板金が飛散するためメンテナンスが必要な状態でした。 棟板金の撤去 比較的新い、棟下地です。施主様に聞いたところ、過去にも棟板金が飛散して部分補修を行った箇所のようです。このように棟板金の劣化はいたちごっこのように1箇所を修理しても別の箇所にも不具合が発生するため、経年劣化を踏まえて根本的な修理が必要です。 棟下地の撤去後のスレート屋根 棟下地も撤去します。棟下地を撤去すると屋根材だけの状態になります。 棟下地の撤去後のスレート屋根 棟下地の撤去しました。大屋根の棟板金の撤去・解体は施工完了です。 棟下地の撤去後のスレート屋根 こちらは下屋根の棟です。大屋根と同様に棟板金と下地板を撤去します。 棟下地の撤去後のスレート屋根 棟下地も撤去したら棟板金の撤去・解体の工程は完了です。

【工程2】ルーフィングシート(防水シート)の施工

棟板金の撤去・解体の工程が完了したら、ルーフィングシートを施工します。ルーフィングシートとは屋根の防水シートで、建物の内部に雨水が侵入するのを食い止める役割があります。 ルーフィングシートの施工 軒先(屋根の底部)から棟(屋根の高部)に向かってルーフィングシートを重ねていきます。これはルーフィングシートの重なりが水の流れと逆目にならないようにするためです。ルーフィングの重なりが水の流れと逆目になってしまうと、雨水が建物の内部に侵入するようになり、雨漏りの原因になります。 そのため、ルーフィングシートは軒先から棟に向かって順番に重ねていきます。 ルーフィングシートの施工 ルーフィングシートは釘を打ち付けて固定します。ルーフィングシートに釘を貫通させるため、防水フェルトを1枚挟んで釘を打ち付けます。 ルーフィングシートの施工 下屋根も大屋根と同様に軒先から棟に向かってルーフィングシートを施工します。ルーフィングシートを固定する際は、防水フェルトを1枚数挟んで固定します。 ルーフィングシートの施工 屋根カバー工法で使用するルーフィングシートは改質アスファルトルーフィングと呼ばれる、耐久性に優れた製品を使用します。屋根材のガルバリウム鋼板の耐久性に対応させるため、ルーフィングシートも耐久性に優れた改質アスファルトルーフィングを施工します。

【工程3】屋根材本体(ガルバリウム鋼板)施工

ルーフィングの施工が完了したらガルバリウム鋼板を施工します。ルーフィングと同様にガルバリウム鋼板の板材を軒先から棟に向かって順番に施工します。 ルーフィングシートの施工 軒先から順番にガルバリウム鋼板の板材を施工します。 ガルバリウム鋼板の施工 雪止め金具を設置しました。 ガルバリウム鋼板の施工 ガルバリウム鋼板は1枚板をつなぎ合わせて施工をします。板材の境目から侵入した雨水は下の段で受けているため、板材の境目が上段と下段で重ならないようにします。上段と下段で重なってしまうと、雨漏りの原因になるため、注意が必要です。 ガルバリウム鋼板の施工 ガルバリウム鋼板の施工が完了しました。 ガルバリウム鋼板の施工 ガルバリウム鋼板の施工 下屋根も大屋根と同様にガルバリウム鋼板を施工を施工しました。

【工程4】棟板金の施工

ガルバリウム鋼板の施工が完了したら、棟板金を取り付けます。 棟板金の施工 棟板金の境目はコーキングを施工して完了です。 屋根カバー工法の施工後 棟板金の施工が完了しまいた。

屋根カバー工法の施工後の様子

屋根カバー工法の施工後 屋根カバー工法の施工後 屋根カバー工法の施工後 屋根カバー工法の施工後  
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