お問い合わせの経緯
二階の天井からポタポタと雨漏りがしており、修理を検討されていました。
インターネットで地元、松戸市の屋根修理業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり、興味を持っていただきました。
建物の設計や構造に関する国家資格の建築士の資格を保有しているスタッフが在籍しています。
雨漏りの状況に合わせて、最適な修理方法が提案できる「提案力」と千葉県を中心に1500棟の施工実績を誇る、施工力に信頼性を感じていただき、現地調査のご依頼をいただきました。
ビフォーアフター



担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い、屋根の劣化症状を確認させていただきました。
築年数30年が経過した、スレート屋根の住宅でした。雨漏りが発生して二階の天井に雨染みが広がっていました。
屋根は一次防水の屋根材と二次防水の防水シートにより防水性能を確立しています。雨漏りは二次防水の防水シートの劣化を意味しているため、表面的な修理ではなく、防水シートも含めた根本的な修理が必要になります。
業者によっては、雨水の侵入経路をパテ(コーキング)で埋めるなど、表面的な修理ですましてしまうケースもあります。しかし、再発する可能性も高く、再発してしまうと、修理費用が無駄になってしまうため、確実に修理をすることが重要です。
そのため、根本的な修理を実現するために、カバー工法による屋根の張り替え工事をご提案させていただきました。カバー工法とは既存の屋根の上に新しい屋根を被せるリフォーム工法ですが、防水シートも含めて交換するため、根本的な修理を実現することができます。
このように雨漏りを再発の可能性を限りなく、ゼロに近づけて施主様の大切なお家を守るために、カバー工法による屋根の張り替え工事をご提案させていただきました。
屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について具体的に見ていきましょう。


屋根カバー工法の工程と施工中の様子
ここからは屋根カバー工法の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。【工程1】棟板金・雪止め金具の撤去
まず始めに、棟板金、雪止め金具を撤去します。 屋根のカバー工法とは既存の屋根の上に新しい屋根を被せるリフォーム工法です。そのため、新しい屋根の障害物となる棟板金や雪止め金具などを撤去・解体します。


【工程2】野地板の施工
棟板金・雪止め金具の撤去が完了したら、野地板を施工します。野地板は新しい屋根材の土台となるベニア合板です。

【工程3】防水シートの施工
野地板の施工が完了したら、防水シートを取り付けます。防水シートは屋根の二次防水として非常に重要な素材になります。

【工程4】役物の施工
防水シートの施工が完了したら、役物を施工します。役物とは水切りや棟下地、谷樋などの付属部材になります。

【工程5】屋根材(ガルバリウム鋼板)の施工
谷樋の施工が完了したら、屋根材(ガルバリウム鋼板)を施工します。軒先から棟にむかって順番にガルバリウム鋼板を施工します。

【工程6】屋根板金の施工
屋根材の施工が完了したら、最後に屋根板金を取り付けます。


屋根のカバー工法の施工後の様子







