お問い合わせの経緯
以前室内リフォームをした際に、施工業者から屋根瓦のズレ、漆喰の劣化を指摘され修理を検討されていました。その際に、屋根修理に関する見積もりをとった際に、屋根の葺き替え工事を提案され300万円という金額だったようです。その時、屋根の修理は行わずに瓦のズレを直すだけの応急処置を行なっていたようです。その後、近所で屋根工事をしている業者が挨拶にきた際に、同じように屋根の不具合を指摘されたことがキッカケで具体的に屋根の修理を検討されていました。無料の屋根点検を勧められたようですが、訪問業者で少し不安に感じたため、信頼できる屋根修理の専門業者での現地調査を検討されていました。インターネットで山武市に対応できる屋根業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり興味を持って頂きました。社内に建築士や雨漏り診断士など屋根修理に特化した資格を保有しており、大手建材メーカーの優良認定施工店として適切なご提案と高い施工力に魅力を感じて頂き、現地調査のご依頼をを頂きました。担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査の伺い屋根の劣化症状を確認させて頂きました。築20年が経過した日本瓦屋根の住宅でした。経年劣化により屋根の漆喰が劣化している状態で一部、棟の内部の葺き土(粘土)が剥き出しになっている箇所がありました。この状態を放置すると棟の土台となる葺き土が棟の外に流出してしまい、地震や強風で棟が歪んでしまったり、雨漏りが発生する可能性があるため早急に修理が必要な状態でした。屋根の谷樋も経年劣化で錆が発生している状態でした。この状態を放置すると谷樋に穴が空いてしまう恐れがあるため、こちらも早急に修理が必要な状態でした。一方で、屋根材、屋根内部の防水シートは劣化が見られず、棟の漆喰と、谷樋の交換工事の部分修理で修理が可能な状態でした。このような理由から、棟の取り直し工事によるメンテナンスをご提案させて頂きました。棟の取り直し工事とは既存の棟をいったん撤去して、新しく棟を交換する工事です。棟を再度積み直すことにより、棟の漆喰の補修だけではなく、棟の歪みも補修することができるため根本的なメンテナンスを実現できます。また、谷樋は雨水が集中するため、屋根の中でも特に雨漏りが発生しやすい箇所になります。谷樋を交換することで雨漏りが発生するリスクを大幅に低減することができます。このように現時点でもっとも費用対効果の高い屋根のメンテナンス工法として、棟の積み直し工事と、谷樋の交換工事ご提案させて頂きました。屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について見ていきましょう。



谷樋の交換工事の工程と施工中の様子
ここからは棟の取り直し工事の工程と施工中の様子について見ていきましょう。まずは、谷樋の交換工事の施工事例をご紹介します。【工程1】既存の谷樋の撤去
まず始めに既存の谷樋を撤去します。

【工程2】谷樋の設置
次に新しい谷樋を設置します。

棟の取り直し工事の工程と施工中の様子
ここからは棟の取り直し工事の工程と施工中の様子について見ていきましょう。【工程1】既存の棟の撤去
まず始めに、既存の棟瓦を撤去します。
【工程2】漆喰の施工
棟瓦の施工が完了したら、漆喰を施工します。
【工程3】冠瓦の施工
最後に冠瓦を取り付けます。
棟の取り直し工事の施工後の様子










