千葉県八街市で屋根の部分葺き直し工事を施工させていただきました。葺き直し工事の他に、瓦の漆喰の補修、軒天の交換工事、外壁のひび割れ補修も含めて施工させていただきました。このページでは千葉県八街市の屋根の部分補修を施工させていただきました。
お問い合わせの経緯
強風で瓦がズレてしまい修理を検討されていました。
インターネットで屋根修理の専門業者を探していた際に、弊社のホームページをご覧になり、興味を持っていただきました。
千葉県だけではなく、関東圏内で1500件の屋根修理の施工実績と、建築士や雨漏り診断士といった、屋根修理に有効な資格保有者が在籍しており確実性の高い屋根修理を実現できることに信頼性を感じていただき現地調査のご依頼をいただきました。
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ビフォーアフター
強風で瓦がズレて雨漏りが発生した雨漏りを部分葺き直し工事で修理をしました。
劣化した漆喰を補修しました。
劣化した漆喰を補修しました。
軒天板を張り替えました。
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状を確認させていただきました。
強風で棟瓦が一部、倒壊し、瓦がズレている箇所が数カ所ありました。雨漏り調査をしたところ、屋根の二次防水のルーフィングシートも劣化しており、下地を含めて修理をする必要がありました。そのため、部分葺き直し工事による修理をご提案させていただきました。
葺き直しとは、屋根内部のルーフィングシートを交換する修理方法です。屋根材を張り替えずに、既存の瓦を再利用することから、安く、屋根の下地を交換することができます。
屋根の知識に乏しい業者や、経験の浅い業者の場合、瓦のズレだけを修理することもありますが、数ヶ月でまた雨漏りが再発するようになります。そのため、屋根の二次防水のルーフィングを交換して根本的な修理を実現することが重要なのです。
このような理由から、「確実に屋根を修理すること」と「施主様に無駄な修理費用を負担させない」という二つの理由から、部分葺き直しに屋根の修理をご提案させていただきました。
また経年劣化で、外壁のひび割れ、軒天板が腐食していたため、合わせて修理を行いました。
屋根の吹き直し工事の工程と施工中の様子
ここからは屋根の葺き直し工事の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。 葺き直し工事とは既存の瓦をいったん撤去して、ルーフィングを交換後、再度、瓦を戻す工事です。【工程1】既存の瓦の撤去・解体
まず初めに、既存の瓦を撤去・解体します。
応急処置でブルーシートがかぶさっています。ブルーシートを撤去して既存の瓦を撤去します。
既存の瓦を撤去しました。長年体積した、土やホコリで汚れています。しっかりと清掃をしてから新しい屋根を施工します。
屋根面に並行に細い角材が施工されています。これは瓦桟と呼ばれる瓦の土台となる部材です。
新しくルーフィングシートを施工するにあたって、瓦桟も撤去します。
既存の屋根材の撤去が完了しました。
【工程2】ルーフィングシート(防水シート)の施工
既存のルーフィングシートの施工が完了したら、ルーフィングシートを施工します。ルーフィングシートは屋根の二次防水として超重要な部材になります。
ルーフィングシート施工しています。このルーフィングシートは建物の内部に雨水が侵入するのを食い止める役割があります。
ルーフィングシートが劣化して破れることで雨漏りが発生します。
ルーフィングの施工が完了したら、新しい瓦桟を施工します。瓦桟を施工したら、ルーフィングの施工は完了です。
【工程3】瓦の施工
最後に瓦を施工したら、屋根の葺き直し工事は施工完了です。
屋根の葺き直し工事の施工が完了しました。
【工程4】漆喰の補修
葺き直し工事の施工が完了したら、漆喰の補修工事を行います。 屋根の棟は粘土が詰まっており、漆喰で蓋をされています。漆喰が剥がれると土が外部に流出してしまうため補修工事を行います。
既存の漆喰を剥がしていきます。
漆喰を剥がしてから新しい漆喰を施工します。
漆喰の施工が完了しました。
こちらの棟瓦も漆喰を剥がしてから新しい漆喰を施工します。
既存の漆喰を剥がした後の様子です。この土が外部に流出すると棟が歪み倒壊しやすくなるので注意が必要です。
鶴首という専用のコテを使用して、漆喰を塗っていきます。
棟の漆喰の施工が完了しました。
隅棟と大棟の取り合い部分に漆喰を施工してます。
漆喰の施工が完了しました。
【工程5】瓦止め工事の施工
漆喰の補修工事が完了したら、瓦止め工事を施工したら屋根の葺き直し工事は施工完了です。
瓦止め工事は瓦と瓦の間をコーキングで止める工事です。
コーキングで瓦同士を連結することで地震や強風の際に、瓦がズレることがなくなり、屋根の安全性が向上します。
屋根の瓦止め工事の施工後の様子
軒天の修理と外壁の補修の工程と施工中の様子
屋根の施工と合わせて、軒天の修理と外壁の補修を行います。
経年劣化でボロボロに軒天が腐食しています。瓦は隙間が広く、どうしても屋根の内部に雨水が侵入します。
ルーフィングシートが機能していれば、そのまま排水されますが、ルーフィングシートに隙間が生じていた場合、軒天部分に雨水が溜まります。
そうすると、軒天が腐食するようになり、ボロボロに剥がれるようになります。
軒天を張り替えました。
こちらは外壁のひび割れです。コーキングで補修を行います。
コーキングで外壁のひび割れを補修しました。
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この記事を書いた人
松井美月
(屋根リフォーム専門アドバイザー)
自社の屋根職人・施工管理者への取材内容をもとに、屋根カバー工法や葺き替えの正しい知識を発信。
実際の施工現場で培った経験をわかりやすくお伝えしています。
(屋根リフォーム専門アドバイザー)







