埼玉県越谷市で屋根の葺き替え工事を施工させて頂きました。埼玉県越谷市の屋根葺き替え工事の施工事例をご紹介します。
お問い合わせの経緯
築年数30年が経過をして屋根のリフォームを検討されていました。
しかし、どのような工法でリフォームをすれば良いのか検討もつかず、どのような業者に修理を依頼すれば良のかも分からなかったため、インターネットで情報収集をされていました。その際に、弊社のホームページをご覧になり興味を持って頂きまいた。
屋根修理の専門業者として施工実績が豊富でホームページの内容もしっかりした会社のイメージだったことがキッカケで、弊社にお問い合わせを頂きました。
目次 [非表示]
- 1. ビフォーアフター
- 1-1. 【理由1】建物の耐震性能が大幅に向上する
- 1-2. 【理由2】費用対効果の高い屋根リフォームを実現できる
- 2. 屋根の劣化症状と現地調査の様子
- 3. 屋根葺き替え工事の工程と施工中の様子
- 3-1. 【工程1】既存の屋根材の解体・撤去(瓦おろし)
- 3-2. 【工程2】野地板(コンパネ)の施工
- 3-3. 【工程3】ルーフィング(防水シート )の施工
- 3-4. 【工程4】屋根材本体(ガルバリウム鋼板)の施工
- 3-5. 【工程5】棟板金の施工
- 4. 屋根の葺き替え工事の施工後の様子
- 5. 下屋根の葺き替え工事の工程と施工中の様子
- 5-1. 【工程1】下屋根の葺き替え工事の施工前の様子
- 5-2. 【工程2】野地板(コンパネ)の施工
- 5-3. 【工程3】ルーフィング(防水シート)の施工
- 5-4. 【工程4】屋根本体(ガルバリウム鋼板)の施工
- 5-5. 【工程5】屋根板金の施工
- 6. 下屋根の葺き替え工事の施工後の様子
- 7. 破風板金工事の施工中の様子
ビフォーアフター
担当者のコメント
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺いました。屋根に上がり屋根の状態を確認させて頂き、屋根の葺き替え工事をご提案させて頂きました。
日本瓦の屋根をガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂いきましたが理由は下記の通りです。
- 建物の耐震性能が大幅に向上する
- 費用対効果の高い屋根リフォームを実現できる
【理由1】建物の耐震性能が大幅に向上する
日本瓦からガルバリウム鋼板に屋根材を葺き替えことで、屋根の重量が軽くなるため建物の耐震性能が向上します。 特に、築年数30年が経過した建物は全体的に老朽化が進行して耐震性能が低下します。日本瓦からガルバリウム鋼板に屋根を葺き替えることで、建物の重心が下がるため、地震に強い構造になります。 このように日本瓦からガルバリウム鋼板に葺き替えることで、建物の耐震性能が大幅に向上します。【理由2】費用対効果の高い屋根リフォームを実現できる
屋根材をガルバリウム鋼板に葺き替えることで、費用対効果の高い屋根リフォームを実現できます。 ガルバリウム鋼板は比較的ルーズナブルな屋根材ですが、耐用年数が40年〜50年と非常に長期的なため安く長持ちする屋根材として非常にコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。 また、ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーの屋根材でもあり、屋根塗装によるメンテナスが必要ありません。そのため、将来的なメンテナンスの費用を大幅に節約することができます。 このように日本瓦からガルバリウム鋼板に葺き替えることで、建物の耐震性の向上とコストパフォーマンスを両立した付加価値の高い屋根リフォームを実現できます。 そため、ガルバリウム鋼板による屋根リフォームをご提案させて頂きました。屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について見て行きましょう。
築年数30年が経過した日本瓦の屋根でした。日本瓦の屋根はしっかりとメンテナンスをすれば80年近く持つ耐久性に優れてた屋根材です。そのため、築年数30年くらいであれば屋根材を葺き替えなくても大丈夫です。
しかし、屋根の内部のルーフィングシート(防水シート)が劣化するため、築年数30年〜40年を目安に屋根内部のルーフィングを交換する「葺き直し」と呼ばれるメンテナンスを行うのが一般的です。
ただし、日本瓦は重量が重く耐震性能が低いのが欠点です。建物の安全性を最優先に考える場合、やはり葺き直しを行うタイミングでガルバリウム鋼板に葺き替えた方が安心です。
屋根材としてはまだまだ使用できる状態でしたが、建物の耐震性能を考慮して、ガルバリウム鋼板に葺き替えます。
屋根葺き替え工事の工程と施工中の様子
ここからは屋根の葺き替え工事の工程と施工中の様子について見て行きましょう。【工程1】既存の屋根材の解体・撤去(瓦おろし)
まず始めに、既存の日本瓦を解体・撤去します。この作業を瓦降ろしと言います。
屋根の頂点にある棟瓦から屋根材本体を撤去します。屋根の棟瓦は土(粘土)の土台に乗っているため、瓦を撤去すると大量の土が出てきます。棟と片面の屋根材の撤去が完了しました。
日本瓦は瓦同士をはめ合わせて固定されています。単純に屋根に乗っているだけの構造なので簡単に取り外すことができます。両面の瓦の撤去が完了しました。
日本瓦を撤去した直後の様子です。棟の土台になっていた粘土や、土やホコリが体積している状態です。しっかりと掃除をして新しい屋根を施工する準備を行います。
瓦降ろし後、屋根の清掃を行いました。ルーフィングシートの穴が空いている状態で、メンテナンスの必要性がありました。
【工程2】野地板(コンパネ)の施工
瓦降ろしの施工が完了したら、野地板を施工します。屋根葺き替え工事の見積書にはコンパネと記載されることもあるため理解しておきましょう。
野地板が屋根の土台になります。野地板は耐水性能と耐久性能の観点から構造用合板と呼ばれるベニア合板が使用されます。板厚が12mmの製品が使用されるのが一般的です。屋根葺き替え工事の見積書を確認する際は野地板の種類と板厚を必ず確認することが重要です。
屋根の形状に合わせて野地板を加工しながら施工をします。片面お施工が完了しました。
野地板を両面施工したら野地板の施工工程は完了です。
【工程3】ルーフィング(防水シート )の施工
野地板の施工が完了したらルーフィングシートを施工します。ルーフィングシートは屋根の防水シートとしての役割があります。
ルーフィングシートはシート状の素材で屋根の二次防水としての役割があります。ルーフィングシートは軒先から棟に向かって順番に重ねていきます。これは水の流れとルーフィングの境目が逆目にならないようにするためです。
ルーフィングの重なりが水の流れと逆目になってしまうと、屋根の内部に水を招き入れてしいまうため、ルーフィングの重なりが逆目になっていないこと入念に確認しながら丁寧に施工をしました。
ルーフィングシートは改質アスファルトルーフィングという耐久性に優れた製品を使用しています。これはガルバリウム鋼板の長い耐用年数に対応させるためです。
ルーフィングは屋根の二次防水として建物の耐水性能を確立していますが、どんなに一次防水の屋根材の耐用年数が長くても、ルーフィングの耐用年数が脆弱だと、雨漏りに発展します。
そのため、ガルバリウム鋼板を施工する際は、ガルバリウム鋼板の耐久性に対応できる耐久性能高いルーフィングシートを使用することが重要です。
最後に棟部分までルーフィングシートをかぶせたらルーフィングの施工は完了です。
【工程4】屋根材本体(ガルバリウム鋼板)の施工
ルーフィングの施工が完了したら、ガルバリウム鋼板を施工します。ルーフィングと同様に 軒先から棟に向かって順番に施工をします。
ガルバリウム鋼板を施工しています。ニチハ株式会社の横暖ルーフと呼ばれるガルバリウム鋼板を使用しています。
横暖ルーフはスーパーガルバリウム鋼板と呼ばれる、耐久性に優れたガルバリウム鋼板を使用しているため、他の製品と比べて費用対効果の高いリフォームを実現できます。
ガルバリウム鋼板の施工が完了しました。屋根の棟部分に木材の角材が設置されていますが、これは棟下地と呼ばれる棟板金を取り付ける土台になる板です。
【工程5】棟板金の施工
最後に棟板金を施工したら作業完了です。
屋根の棟板金を施工しました。
屋根の葺き替え工事の施工後の様子
下屋根の葺き替え工事の工程と施工中の様子
大屋根の葺き替え工事と並行して下屋根の葺き替え工事も行いました。ここからは屋根の葺き替え工事の施工中の様子について見て行きましょう。【工程1】下屋根の葺き替え工事の施工前の様子
下屋根はスレート瓦でした。スレート瓦の耐用年数は30年前後のため具体的にメンテナンスの必要がありました。
【工程2】野地板(コンパネ)の施工
既存のスレート瓦の上に新しい屋根材の土台となる野地板を施工します。
野地板は大屋根と同様に板厚12mmの構造用合板が使用されます。
コンパネの施工が完了しました。
【工程3】ルーフィング(防水シート)の施工
下屋根にルーフィングシートを施工します。大屋根と同様に改質アスファルトルーフィングが使用されます。
ルーフィングの施工が完了しました。
【工程4】屋根本体(ガルバリウム鋼板)の施工
ルーフィングの施工が完了したら、ガルバリウム鋼板を施工します。下屋根は立平葺きと呼ばれる排水性に優れた工法で施工をします。
立平葺きは屋根材のつなぎ目がなく、屋根に流れた雨水を抵抗なく排水することができるため、勾配が緩やかな屋根では立平葺きでガルバリウム鋼板を施工します。
【工程5】屋根板金の施工
最後に、棟板金を取り付けたら施工完了です。
下屋根の葺き替え工事の施工後の様子
破風板金工事の施工中の様子
屋根の葺き替え工事とセットで破風板金工事も施工させて頂きました。
通常、破風板は塗装によるメンテナンスを行いますが、塗装ではなくガルバリウム鋼板を巻くメンテナンス方法です。ガルバリウム鋼板を巻くことで再塗装のメンテナンスの必要性がなるため、費用対効果の高い屋根リフォームを実現できます。
破風板の症状として、屋根の塗装が剥がれており具体的にメンテナンスが必要な状態でした。破風板の劣化を放置すると破風板が腐食して穴が空いてしまう恐れがあるため、具体的に修理をする必要がありました。
破風板にガルバリウム鋼板を巻いたら施工完了です。
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