千葉県千葉市(稲毛区)でカバー工法による屋根リフォームを施工させて頂きました。千葉市稲毛区のカバー工法の施工事例ご紹介します。
お問い合わせの経緯
台風でスレート瓦が数枚剥がれてしまい、修理を検討されていました。
地元(稲毛区)に対応できる屋根修理業者を探していた際に、弊社のホームページをご覧になりお問い合わせを頂きました。
台風で弊社にもお問い合わせが殺到しており、現地調査に対応するのが非常に難しい状況でしたが、「応急処置だけでも早急に対応したい!」という想いから現地調査に対応させて頂きました。
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ビフォーアフター
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺いました。台風で屋根のケラバ部分の(雨樋の付いていない屋根の端)の屋根材が飛散している状態でした。
この状態を放置すると屋根の内部に雨水が侵入してしまうため、応急処置が必要な状態でした。これ以上、被害が拡大しないように、スレート瓦が飛散した箇所を養生シートで応急処置を行いました。
その後、施主様とご相談して、カバー工法による屋根リフォームを施工させて頂きました。
築年数25年が経過しており、既存のスレート瓦の耐用年数が迫っており、具体的に屋根リフォームを検討するべきタイミングだったことから、カバー工法によるガルバリウム鋼板の葺き替え工事をご提案させて頂きました。
屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について見て行きましょう。
築年数28年のスレート屋根でした。定期的にメンテナンスを行っていたため、屋根材は非常にキレイな状態で保存してありました。しかし、台風でケラバ(雨樋の付いていない屋根の端)の水切りが台風で飛散している状態でした。
こちらは屋根の棟板金の様子です。経年劣化で棟板金の釘が浮いている状態でした。
今回の台風では破損している箇所はありませんでしたが、次回強風に煽られた際は、飛散する危険があったため、具体的にメンテナンスを行う必要がありました。
コロニアルグラッツサと呼ばれる通常のスレート瓦よりも耐用年数に優れた屋根材でした。築年数30年が迫り、耐用年数的にも葺き替えが必要な状態でした。
台風で屋根材と板金が外れてしまった箇所を応急処置を行いました。
屋根カバー工法の工程と施工中の様子
ここからは屋根カバー工法の工程と施工中の様子について見て行きましょう。大屋根と下屋根の両方をカバー工法でガルバリウム鋼板に葺き替えました。まずは、下屋根のカバー工法の施工事例から見て行きましょう。【工程1】ルーフィングシート(防水シート)の施工
まず始めに、既存のスレート瓦の上にルーフィングシートを施工します。 ルーフィングシートは屋根の防水シートとして建物の内部に雨水が侵入するのを食い止める役割があります。
緑色の素材がルーフィングシートです。ルーフィングシートは改質アスファルトルーフィングと呼ばれる耐久性に優れた製品を使用します。屋根材のガルバリウム鋼板は耐用年数が長期的なため、ルーフィングシートも耐久性に優れた製品を使用します。
ルーフィングシートの施工が完了したら、棟板金や雨押さえなどの屋根板金を取り付ける際の土台となる棟下地を施工します。
【工程3】ガルバリウム鋼板の施工
ルーフィングと棟下地の施工が完了したらガルバリウム鋼板を施工します。
軒先部分から順番にガルバリウム鋼板を施工していきます。
【工程4】屋根板金の施工
ガルバリウム鋼板の施工が完了したら棟板金を取り付けます。
屋根の棟部分には棟板金を取り付けます。また、外壁と屋根の取り合い部分には雨押さえを施工します。
屋根板金を取り付けたら下屋根の施工は完了です。
【工程5】ケラバ水切りの撤去
下屋根のカバー工法の施工が完了したら大屋根もがガルバニウム鋼板を施工します。まずは、台風で破損したケラバ水切りを撤去します。
ケラバ水切りを撤去しました。
こちらは別の角度のケラバ水切り撤去後の様子です。
【工程6】ルーフィングシート(防水シート)の施工
ケラバ水切りの施工が完了したら下屋根と同様にルーフィングシートを施工します。
大屋根も改質アスファルトルーフィングを使用します。ルーフィングシートは釘を打ち付けて固定しますが、ルーフィング材が貫通してしまうため、1枚防水フェルトを挟んで釘を打ち付けます。この処理をしないと雨漏りの原因にもなるので、必ず防水処理を行い釘を打ち付けます。
ルーフィングシートの施工が完了しました。
【工程6】ガルバリウム鋼板の施工
ルーフィングシートの施工が完了したら、ガルバリウム鋼板を施工します。下屋根と同様に軒先から棟に向かって1段ずつガルバリウム鋼板を施工していきます。
ガルバリウム鋼板を施工する際は上段と下段で板の境目が重ならないようにすることが重要です。
上段のガルバリウム鋼板の境目から入り込んだ雨水は下段で受けて排水する仕組みです。
そのため、上段と下段で屋根材の境目が重なってしまうと、建物の内部に雨水が侵入するようになるため、ガルバリウム鋼板を施工する際は、上段と下段でガルバリウム鋼板の境目が重ならないようにすることが重要です。
【工程7】棟板金の施工
最後に、棟板金を取り付けたら屋根カバー工法の施工は完了です。
屋根カバー工法の施工後の様子
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