お問い合わせの経緯
近所を屋根工事しているというリフォーム会社に「屋根の防水が切れてますよ」「このままじゃ、雨漏りがしますよ」「塗装した方が良いですよ」と屋根の劣化を指摘され、屋根のメンテナンスを提案されました。
そのまま、訪問業者に見積もりをとったところ、外壁塗装と屋根の張り替えを提案されたようです。
しかし、見積もり価格が300万円と非常に高額だったため、他の業者と相見積もりを検討されていました。
インターネットで地元の屋根修理業者を探していて際に、偶然、弊社のホームページをご覧になり、興味を持っていただきました。
千葉県トップクラスの施工実績があり、建築士を始め、雨漏り診断士など、外装リフォームに有効な資格を保有していることに信頼を寄せてくださり、具体的に現地調査のご依頼をいただきました。
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い、屋根と外壁の状態を確認させていただきました。
築年数25年の外壁はモルタル、屋根はスレートの戸建て住宅でした。外壁材、屋根材ともに、前回のメンテナンスから、15年が経過しており防水性能が低下している状態でした。
雨漏りの原因となる、大きな劣化症状は見られませんでしたが、この状態を放置すると、外壁材、屋根材ともに、雨水を吸収するようになり、構造クラック(大きなひび割れ)などの致命的な劣化に発展します。
そのため、外壁、屋根ともに具体的なメンテナンスが必要な状態でした。
特に、屋根材のスレート瓦は、耐用年数が25年〜30年と、言われており、屋根材本体の使用限界が迫っている状態でした。
屋根塗装によるメンテナンスも可能ですが、結局、次回のメンテナンスの際に、屋根材を新しく張り替える必要があります。
無駄なメンテナンス費用を発生させないため、築25年のタイミングですが、カバー工法による屋根の張り替えをご提案させていただきました。
カバー工法とは既存のスレート瓦の上に、新しくガルバリウム鋼板を被せる(カバーする)スレート屋根に特化した、リフォーム工法です。
既存の屋根材を撤去せずに、新しい屋根材に張り替えることができるため、後期の短縮が可能であり、既存屋根材の廃棄費用や撤去費用が発生しないため、安く新しい屋根材に張り替えることができます。
また、屋根材のガルバリウム鋼板は、金属製の屋根材ですが、錆に強く、メンテナンスフリーの屋根材のため、屋根塗装の必要がありません。
そのため、将来のメンテナンス費用を大幅に削減することができます。
このように、現時点で費用対効果を最大化できる屋根のリフォーム工法として、カバー工法によるガルバリウム鋼板への、張り替え工事をご提案させていただきました。
屋根カバー工法の工程と施工中の様子
ここからは、屋根カバー工法の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。【工程1】ルーフィングの施工
まず始めに、既存の屋根材の上にルーフィングシートを施工します、ルーフィングシートとは、屋根の防水シートですが、屋根の二次防水として重要な役割があります。


【工程2】谷樋・役物の施工
ルーフィングの施工が完了したら、谷樋を施工します。谷樋とは屋根のV字になっている箇所の樋です。


【工程4】屋根本体(ガルバリウム鋼板)の施工
谷樋や棟下地などの役物の施工が完了したら、いよいよガルバリウム鋼板を施工します。




【工程5】棟板金の施工
最後に、棟板金を取り付けたら施工完了です。

屋根カバー工法の施工後の様子





外壁塗装の工程と施工中の様子
ここからは外壁塗装の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。【工程1】高圧洗浄
まず始めに、高圧洗浄で外壁の汚れをキレイに洗い流します。


【工程2】外壁塗装の下塗り
高圧洗浄が完了したら、外壁塗装の下塗りを行います。塗装工程は、下塗り1回、上塗り2回の3回の重ね塗りが基本です。 その中で、1回目の下塗りはシーラーという下地調整塗料を使用し、塗装の下地を整える役割があります。
【工程3】中塗り・上塗り
下塗りが完了したら、メインの塗料で塗装します。同じ塗料を使用して、中塗りと上塗りの2回の重ね塗りで仕上げます。


【工程4】付帯部の塗装
外壁塗装が完了したら、付帯部の塗装を行います。それぞれ、見ていきましょう。






外壁塗装の施工後の様子


