お問い合わせの経緯
近所を塗装工事しているというリフォーム業者に「棟板金が浮いていますよ」と屋根の不具合を指摘されたようです。無料で見積もりを出してくれるということで、依頼したところ、屋根塗装によるメンテナンスを提案され、フッ素塗料で100万円という内容だったようです。
「今すぐ契約してくたら足場代をサービスします」という提案に不信を感じて、他の信頼できる業者に現地調査の依頼を検討されていました。
インターネットで地元千葉市の屋根業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり興味を持っていただきました。
建築士が在籍しており、屋根の劣化症状に合わせて最適な修理方法を提案できる、診断力と提案力に魅力を感じて、いただき現地調査のご依頼をいただきました。
ビフォーアフター
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状について確認させていただきました。
築年数20年が経過したスレート屋根の住宅でしたが、屋根のてっぺんにある金属製のカバー(棟板金)が経年劣化で浮いている箇所が見られました。
通常であれば、棟板金の釘の打ち直し工事で修理を行いますが、棟板金を固定するために、釘を打ち付ける、棟下地が腐食しており、交換工事が必要な状態でした。
また、屋根材のスレート瓦も、経年劣化により、チョーキング現象と呼ばれる塗料の劣化症状が発生していました。チョーキング現象とは塗料が紫外線の影響で劣化して、チョークの粉のように粉状に吹き出す劣化症状です。
スレート屋根では必ず発生する劣化症状であり、再塗装を行う目安となる劣化症状です。
屋根の劣化を放置すると、コケやカビが生えるようになり、屋根材自体が水分を吸収するようになります。
そうすると、屋根材が非常に割れやすくなり、塗装の下地として利用できなくなるため、張り替えが必要になります。
うっすらとコケが生えている箇所がありましたが、塗装の下地として十分利用できる状態だっため、屋根塗装によるメンテナンスをご提案させていただきました。