お問い合わせの経緯
築年数25年が経過をして外壁の汚れを気にされていました。
以前は家を建てたハウスメーカーに外壁塗装を依頼しましたが、想像以上に高額だったため、地域に密着のリフォーム会社での外装メンテナンスを検討されていました。
インターネットで修理業者を探していた際に、弊社のホームページをご覧になり興味を持って頂きました。
屋根修理の専門業者ですが、建築士が在籍しており、外壁・屋根塗装の施工実績も豊富なため、外壁・屋根塗装のご依頼を頂きました。
外壁・屋根塗装の施工後の様子(千葉県市川市)


担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い外壁と屋根の劣化症状を確認させて頂きました。
築年数35年が経過をして外壁、屋根ともに劣化が進行していましたが、施主様のご要望どおり、外壁・屋根塗装によるメンテナスをご提案させて頂きました。
外壁・屋根塗装は塗料によって耐用年数や効果が異なります。その中で、屋根は日本ペイントの遮熱塗料、「サーモアイSi」、外壁は日本ペイントのラジカル塗料、「パーフェクトトップ」を使用させて頂きました。
屋根は建物中でもっとも厳しい自然環境にさらされるため、外壁よりも劣化の進行が早いのが特徴です。その中で、次回の外壁メンテナンスの機会を合わせるために、屋根塗料は外壁塗料よりも耐用年数が長い塗料を使用するのがオススメです。
そのため、屋根は日本ペイントの遮熱塗料「サーモアイSi」をご提案させて頂きました。遮熱塗料とは太陽光の光を反射させることで、屋根材の表面温度を下げる特殊な塗料です。
屋根材のスレート瓦はセメントを主原料とした屋根材です。そのため、温度変化が大きく、特に夏場の屋根材の表面温度は70度、近くになります。
その中で、遮熱塗料を塗装することで屋根材の急激な温度変化を低減され、屋根材への負担を大幅に軽減することができます。
そのため、サーモアイSiによる屋根塗装をご提案させて頂きました。
一方で、外壁は日本ペイントのラジカル塗料、パーフェクトトップをご提案させて頂きました。
ラジカル塗料とは、塗料を劣化させる原因となる「ラジカル」の発生を抑制する比較的新しい塗料です。
外壁塗装で標準的に使用されるシリコン塗料と同価格帯でありながら、耐用年数を長期化させることに成功した非常にコストパフォーマンスに優れた塗料です。
このように費用対効果の高い外壁・屋根塗装を実現できることから屋根は「サーモアイSi」外壁は「パーフェクトトップ」による外壁塗装をご提案させて頂きました。
外壁・屋根の劣化症状と現地調査の様子(千葉県市川市)
ここからは外壁・屋根の劣化症状と現地調査の様子について具体的に見て行きましょう。









外壁・屋根塗装の工程と施工中の様子(千葉県市川市)
ここからは外壁・屋根塗装の施工工程について見て行きましょう。【工程1】外壁・屋根塗装の高圧洗浄
写真はありませんが、外壁と屋根の汚れをキレイに洗い流すため高圧洗浄を行います。専用の高圧洗浄機を使用して、建物全体の汚れをキレイに洗い流します。【工程2】外壁塗装の下塗り
高圧洗浄が完了したら、外壁塗装の下塗りを行います。下塗りはシーラーと呼ばれる下塗り専用の塗料を使用します。

【工程3】外壁塗装の中塗り
下塗り工程の次は中塗りを行います。中塗りではメインの塗料のラジカル塗料を使用します。

【工程4】外壁塗装の上塗り
中塗りが完了したら、同じ塗料を重ね塗りをします。「中塗り」「上塗り」工程は、施工業者によって「上塗り2回目」と見積書に記載されることがあるので理解しておきましょう。
【工程5】付帯部の塗装
外壁塗装が完了したら付帯部の塗装に移行します。付帯部とは、破風板や軒天井、雨戸などの建物に付帯する部材です。







屋根塗装の工程と施工中の様子
外壁塗装の施工が完了したら屋根塗装の施工中の様子について見て行きましょう。【工程1】屋根塗装の下塗り
屋根塗装も外壁塗装と同様に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回の重ね塗りを行います 1回目の下塗りも外壁塗装と同様に、シーラーと呼ばれる下地調整塗料を使用して、塗装の下地を整えます。


【工程2】棟板金の釘の打ち直し
屋根の頂点(棟)には金属製のカバーが取り付けられています。この金属製のカバーは釘で屋根に固定されていますが、経年劣化で釘が浮いてくるようになります。この釘の浮きを放置すると台風などの強風で棟板金が飛散しやすくなるので、屋根塗装のタイミングでしっかりと棟板金の釘を補修します。

【工程3】屋根塗装の中塗り
棟板金の釘の補修が完了したら、中塗りを行います。屋根塗装では日本ペイントの遮熱塗料、「サーモアイSi」を使用します。
【工程4】スレート瓦のひび割れ補修
中塗り塗装が完了した段階で、スレート瓦のひび割れ補修を行います。


【工程5】外壁塗装の上塗り
外壁のひび割れ補修が完了したら、外壁塗装の上塗りを行います。白い塗料を使用するため、塗り残しがないように中塗りと上塗りで塗料の色を変えています。遮熱効果を最大化させるため、白色の塗料を使用しました。

屋根塗装の施工後の様子




下屋根の屋根塗装の様子
大屋根と同様に下屋根も屋根塗装を行いました。下塗り、中塗り、上塗りの3回の重ね塗りを行い仕上げます。

