お問い合わせの経緯
築43年、トタン屋根の戸建住宅でしたが、9月の台風で雨漏りが発生して修理を検討されていました。
インターネットで屋根の修理業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり興味を持って頂きました。雨漏りの修理実績が豊富なだけでなく、雨漏り診断士の資格保有者が在籍しており、確実性の高い施工に信頼性を感じて頂き、具体的に現地調査のご依頼を頂きました。
台風でお問い合わせが殺到している状態でしたが、地元「松戸」のお客様だったため「応急処置だけでも対応したい」という想いから、すぐに対応させて頂きました。
ビフォーアフター


担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺いました。既存の屋根材はトタンでしたが、耐用年数が経過しており屋根材を新しく張り替える必要がありました。また、雨漏りが発生していることから、屋根の二次防水の防水シートも劣化している可能性があり、表面的な修理では雨漏りが再発する可能性が高いことから、ガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました。
ガルバリウム鋼板とはトタン屋根と同じ、金属製の屋根材ですが、サビに強く基本的に、屋根塗装の必要はありません。また、耐用年数も40年〜50年と非常に長期的なのが特徴です。
雨漏り修理の一環で、屋根材をガルバリウム鋼板に葺き替えることで将来的なメンテナンスコストを大幅に節約できるだけではなく、費用対効果の高い屋根リフォームを実現できることから、ガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました。
後日談にはなりますが、屋根の葺き替え工事後、雨漏りもピタッと止まり、「屋根修理プラスさんに頼んで良かった」と非常に喜ばれていました。
屋根の劣化症状と現地調査の様子
雨漏り修理の工法は業者の施工レベルによって大きく異なります。 「防水テープやコーキングで屋根の雨水の侵入箇所を塞ぐ」という表面的な修理では、雨漏りが再発する可能性が高いです。雨漏りが再発した場合、初回の修理費用が無駄になるだけでなく、被害が拡大してしまう恐れがあるため、確実に屋根の劣化症状を見極めて根本的な修理を行うことが重要です。 そのため、始めに屋根の劣化症状と現地調査の様子について具体的に見て行きましょう。


屋根の葺き替え工事の工程と施工中の様子
屋根の葺き替え工事は既存の屋根材を撤去して、新しい屋根材に葺き替えるリフォーム工法です。また、ガルバリウム鋼板の施工は屋根の勾配(角度)に施工方法が異なります。これらの基本事項を踏まえて、屋根葺き替え工事の施工事例について具体きてに見て行きましょう。【工程1】既存の屋根材の撤去
まず始めに既存のトタン屋根を撤去します。


【工程2】野地板(コンパネ)の施工
既存の野地板の施工が完了したら野地板を施工します。野地板は屋根の土台となる板ですが、見積書にはコンパネと記載されることがあります。

【工程3】防水シート(ルーフィングシート)の施工
野地板の施工が完了したら防水シート(ルーフィングシート)を施工します。 一般的に屋根材が防水性能を確立していると思われていますが、屋根の二次防水として建物の内部に雨水が侵入するのを食い止めているのはこの防水シートです。そのため、防水シートの施工は非常に重要な工程になります。

【工程4】屋根材本体(ガルバリウム鋼板)の施工
防水シートの施工が完了したら、ガルバリウム鋼板を施工します。


【工程4】破風板金工事
屋根の葺き替え工事と並行して破風板の板金工事も施工しました。破風板金とは破風板にガルバリウム鋼板を巻くメンテナンス方法です。 通常、破風板は塗装によるメンテナンスが一般的ですが、ガルバリウム鋼板を巻くことで、再塗装の必要がなくなるため、将来的なメンテナス費用を節約できるのが特徴です。



【工程5】コーキングの交換工事
屋根の葺き替え工事で設置した足場を有効活用するため、外壁目地のコーキングも交換しました。











