お問い合わせの経緯
近所で屋根工事をしている業者が突然訪問してきて、屋根の不具合を指摘されたことがキッカケで修理を検討されていました。突然訪問してきた訪問販売業者だったため少し不安に感じて屋根修理の専門業者での現地調査を検討されていました。インターネットで横浜市に対応できる屋根業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり、興味を持って頂きました。建築士や一級塗装技能士などの国家資格保有者が在籍しており、横浜市でも多くの施工実績があること感じて頂き、現地調査のご依頼を頂きました。ビフォーアフター
築28年のスレート屋根をカバー工法でガルバリウム鋼板に張り替えました。
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状を確認させて頂きました。築28年が経過したスレート屋根ですが、チョーキング現象と呼ばれる塗料の劣化症状が発生していました。チョーキング現象とは太陽の紫外線の影響で塗料が粉状に分裂する劣化症状です。屋根の防水性能が低下するサインになる劣化症状です。ただし、スレート屋根の耐用年数は25年〜30年と言われており、具体的に屋根材を新しく張り替える必要性がありました。そのため、カバー工法による屋根の張り替え工事をご提案させて頂きました。カバー工法とは既存の屋根材の上に新しくガルバリウム鋼板屋根を被せるリフォーム工法です。スレート屋根などの平坦な屋根で施工させれるリフォーム工法です。このような理由から屋根カバー工法による屋根リフォームをご提案させて頂きました。屋根リフォームの工程と施工中の様子
屋根カバー工法とは既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せるスレート屋根に特化した屋根のリフォーム工法です。ここからは屋根カバー工法の工程と施工中の様子について見ていきましょう。【工程１】棟板金の撤去・防水シートの設置
まずは、新しい屋根を施工する際に障害物となる棟板金を撤去します。その後、防水シートを設置します。
棟板金を撤去しました。棟板金を撤去後、防水シートを設置していきます。防水シートは屋根の二次防水として重要な役割がある部材です。
防水シートの設置が完了しました。ガルバリウム鋼板の耐久性に対応させるため防水シートは高耐久な改質アスファルトルーフィングを設置します。これは屋根の防水性能を左右する重要なポイントなため、見積もり段階で確認しておくことが重要です。
【工程2】ガルバリウム鋼板の設置
防水シートの設置が完了したら、いよいよ、ガルバリウム鋼板を施工します。ガルバリウム鋼板は軒先から棟に向かって順番に設置していきます。
ガルバリウム鋼板の施工中の様子です。軒先から棟に向かって順番にガルバリウム鋼板を設置していきます。2段目〜3段目にかけて雪止め金具を取り付けます。
最後に、棟換気を取り付けて、棟板金を取り付けたら、屋根カバー工法は施工完了です。
屋根カバー工法の施工後の様子
