お問い合わせの経緯
屋根の棟板金が浮いているのに気がつき修理を検討されていました。これまで屋根に関しては一度もメンテナンスをしていなかったため、棟板金のだけではなく、屋根全体を点検できる屋根業者での現地調査を希望されていました。インターネットで葛飾区に対応できるリフォーム会社を探していた際に弊社のホームページをご覧になり興味を持っていただきました。建築士や一級塗装技能士などの国家資格を保有しており、大手建材メーカーの認定優良塗装店という実績に信頼性を感じていただき、現地調査のご依頼をいただきました。ビフォーアフター
棟板金交換後、屋根塗装を行い屋根全体をメンテナンスを行いました。屋根の防水性能も回復してこれからも安心して住み続けられる住まいに生まれ変わりました。
担当者のコメント
お問い合わせいただいた後、すぐに現場を訪れて屋根の劣化状態をチェックしました。築35年のスレート屋根で、経年劣化のために棟板金が浮いていました。同時に、屋根材のスレート瓦には塗料の劣化であるチョーキング現象や屋根材の劣化症状であるコケが発生しており、メンテナンスが必要な状態でした。この様な理由から、棟板金の交換と屋根塗装を含む、総合的なメンテナンスを提案させていただきました。
屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について具体的に見ていきましょう。
築25年が経過したスレート屋根です。経年劣化で棟板金の釘が緩んでおり全体的に浮いている状態でした。棟下地が腐食している可能性が高く釘が効かない可能性があるため棟の交換工事で修理を行います。
また、屋根材スレートも、コケやカビなどの劣化症状が発生しており、具体的にメンテナンスが必要な状態でした。今回は屋根塗装で総合的に屋根をメンテナンスします。
屋根塗装の工程と施工中の様子
ここからは屋根塗装の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。【工程1】棟板金の交換工事
まず始めに、既存の棟板金を交換します。
既存の棟板金を撤去・解体します。 屋根塗装の棟板金の撤去 まずは、釘を抜いて金属カバーを外します。金属カバーを外すと棟板金の土台となる棟下地が出てきます。この棟下地も撤去します。
既存の棟板金の撤去が完了しました。
棟板金の撤去が完了したら、新しい棟下地を取り付けます。まずは、棟下地を設置します。この棟下地が腐食すると釘が利かなくなるため、交換工事が必要になります。
後に、棟板金を取り付けたら、棟板金の交換工事の施工は完了です
【工程2】高圧洗浄
棟板金の交換工事が完了したら、屋根塗装の工程に移行します。まずは、高圧洗浄で屋根の汚れをキレイに洗い流します。
圧洗浄の施工中の様子です。水圧で汚れを吹き飛ばすように洗浄していきます。
【工程3】屋根塗装の下塗り
高圧洗浄が完了したら塗装工事を行います。塗装工事は下塗り、中塗り、上塗りの3回の重ね塗りで仕上げます。初回の1回塗りでは、シーラーと呼ばれる下地調整材を使用します。
シーラーを使用して、下塗りを行います。透明な塗料ですが塗装の下地を整える役割があります。
【工程4】屋根塗装の中塗り
下塗りが完了したら、中塗りを行います。中塗りからメインの塗料を使用します。メインの塗料は耐久性とコストのバラスが良い日本ペイントのラジカル塗料パーフェクトベストを使用しました。
ペイントローラーを使って、１枚１枚数丁寧に塗装をしていきます。
【工程5】屋根塗装の中塗り
塗りで使用したラジカル塗料を2回の重ね塗りをしたら、屋根塗装の工程は完了です。
屋根塗装の工程と施工後の様子
