お問い合わせの経緯
近所で屋根工事を施工しているというリフォーム業者に「破風板の塗装が剥がれていますよ」と屋根の劣化を指摘され、破風板の塗装を含む、外壁・屋根塗装を提案されていました。 「本当に外壁・屋根塗装も必要なの?」「破風板だけ修理はできないの?」そう疑問に感じて、別の屋根修理の専門業者に再度、現地調査を依頼することを検討されていました。 インターネットで地元の屋根業者を探していた際に、偶然弊社のホームページをご覧になり、興味を持って頂きました。 ホームページの内容がしっかりとした印象を受けて、屋根修理の事例も豊富に掲載されており、専門業者として信頼性を感じて頂き、弊社に現地調査の依頼を頂きました。担当者のコメント
お問い合わせ後、スグに現地調査に伺い、破風板の劣化症状を確認させて頂きまいた。 屋根工事の訪問販売業者に、「破風板の塗装の剥がれ」を指摘され、破風板の塗装を提案されていらっしゃいました。 その他に、外壁・屋根塗装もセットで提案されている状況で、「なんとか安く修理はできないの?」「破風板だけの修理じゃダメなの?」と施主様にからご相談を受けました。 結論からお伝えすると、外壁・屋根塗装の必要は無く、破風板だけの部分メンテナンスで、十分対応できる状態でした。 確かに、破風板の塗装は剥がれていましたが、過去にしっかりと塗装によるメンテナンスがされていたため、腐食している箇所も無く、部分修理で十分メンテナンスができる状態でした。 ただし、築年数が40年が経過しており、破風板も耐用年数が経過していたため、再塗装では費用対効果が発揮できず、「施工後、スグに塗装が剥がれる」「塗装が水ぶくれのように膨れる」などの施工不良の危険もありました。 そのため、破風板にガルバリム鋼板と呼ばれる高耐久の金属板を巻く破風板金工事をご提案させて頂きました。 訪問販売業者に提案された外壁・屋根塗装の見積もり価格よりも約90万円も修理費用が安くなり、施主様も大変安心されていらっしゃいました。破風板の劣化症状と現地調査の様子
屋根の破風板は建物の中でも厳しい気候環境に晒されているため、劣化しやすい箇所になります。そのため、訪問販売業者に指摘をされやすい箇所であり、話を鵜呑みにすると高額な屋根工事を提案されることも少なくありません。 屋根の劣化症状を適切に見極めて、適切な修理を実現できるようになるために、まずは施工前の破風板の劣化症状について見て行きましょう。

破風板金工事の工程と施工中の様子
ここからは破風板の板金工事の施工工程を見て行きましょう。破風板板金工事は木製の破風板にガルバリウム鋼板の板を巻くという非常にシンプルな工事です。

破風板金工事の施工後の様子



