お問い合わせの経緯
近所で屋根工事をしているというリフォーム会社の営業マンが突然訪問してきて、「屋根がボロボロに剥がれていますよ」「このままだと雨漏りがしますよ!」屋根の劣化を指摘されたことがキッカケで屋根の修理を検討されていました。訪問業者に点検をしてもらったところ、本当に屋根材がボロボロに剥がれており、修理の必要性を感じていらっしゃいました。実際に見積もりをもらったところ、屋根の葺き替え工事を提案され、300万円という内容だったようです。しかし、素人目では金額の妥当性が判断できなかったため、他の業者との相見積もりを検討されていました。インターネットで松戸市に対応できる屋根業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり、興味を持って頂きました。建築士をはじめ、雨漏り診断士などの屋根修理に関する専門的な資格を保有していることに信頼性を感じて頂き、現地調査のご依頼を頂きました。ビフォーアフター
20年以上前にリフォームした「セキスイかわらU」の屋根をガルバリウム鋼板に張り替えました。経年劣化でボロボロに剥がれていた屋根材ですが、ガルバリウム鋼板に張り替えたことで新築のような輝きが復活しました。また、屋根の二次防水の防水シートも含めて交換したことで、雨漏りの心配もなくなりこれからも安心して住み続けられる住宅に生まれ変わりました。
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状を確認させて頂きました。築50年が経過した瓦屋根の住宅でした。20年以上前にトタンからセキスイかわらUに張り替えたようですが、経年劣化により屋根材がボロボロに剥がれている状態でした。セキスイかわらUカバー工法で既存のトタン屋根の上に被さる様に施工されています。セキスイかわらUが劣化しても内部のトタン屋根の防水性が確立されていれば雨漏りは発生することはありません。しかし、トタンは施工から50年が経過しており、屋根内部の防水シートも劣化している可能性が高いため、防水シートの交換も含めて新しく屋根を張り替える必要がありました。また、破風板や軒天、下屋根も経年劣化による不具合が見られ具体的にメンテナンスが必要な状態でした。このような理由から大屋根はガルバリウム鋼板への葺き替え工事、下屋根は屋根塗装による総合的なメンテナンスをご提案させて頂きました。屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について具体的に見て行きましょう。

屋根葺き替え工事の工程と施工中の様子
ここからは屋根の葺き替え工事の工程と施工中の様子について具体的に見て行きましょう。【工程1】既存の屋根材の撤去
まず始めに、既存の屋根材のセキスイかわらUを撤去していきます。

【工程2】野地板の設置
トタンの撤去が完了したら、野地板を取り付けていきます。野地板とは屋根の土台となるベニア合板です。屋根の形状に合わせて野地板を取り付けていきます。

【工程3】防水シートの設置
野地板の設置が完了したら、防水シートを設置します。防水シートは屋根の二次防水として建物の内部に雨水が侵入するのを食い止める役割があります。

【工程4】屋根材(ガルバリウム鋼板)の設置
防水シートの設置が完了したら、いよいよ、ガルバリウム鋼板を取り付けます。


屋根葺き替え工事の施工後の様子


下屋根の塗装工事の工程と施工中の様子
屋根葺き替え工事と並行して屋根塗装工事も施工しています。ここからは屋根塗装の工程と施工中の様子について具体的にみていっきましょう。【工程1】高圧洗浄
まず始めに、高圧洗浄を行い、屋根の汚れをキレイに洗い流します。

【工程2】屋根塗装の下塗り
高圧洗浄の工程が完了したら、いよいよ、塗装工程に移行します。屋根塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回の重ね塗りで仕上げます。その中で、下塗りはシーラーと呼ばれる塗料を使用して、塗装の下地を整える役割があります。
【工程3】外壁塗装の中塗り
下塗りが完了したら、外壁塗装の中塗りを行います。中塗りでは施主様とご相談して決定した、日本ペイントのラジカル塗料のパーフェクトベストを使用しました。
【工程4】外壁塗装の上塗り
中塗り工程が完了したら、同じ塗料を使用して上塗りを行います。