千葉県柏市で屋根塗装を施工させていただきました。千葉県柏市の屋根塗装の施工事例をご紹介します。
お問い合わせの経緯
築年数30年が経過して外装のメンテナンスを検討していました。
下屋根の天窓部分から雨漏りも発生しており、今後も長期的に住み続けていくために、屋根と外壁のフルメンテナンスを考えていらっしゃいました。
これまで家を立てたハウスメーカーに修理をお願いしていましたが、費用が高額に感じたため、地元の業者で修理を検討していまいた。
インターネットで柏市のリフォーム業者を探していた際に、偶然弊社のホームページをご覧になり、興味を持っていただきました。
屋根や外壁の施工だけではなく、建築士が在籍しており、雨漏り修理にも対応できることから、弊社に具体的にお問い合わせを頂きました。
目次 [非表示]
- 1. ビフォーアフター
- 2. 屋根の劣化症状と現地調査の様子
- 3. 屋根塗装の工程と施工中の様子
- 3-1. 【工程1】温水パネルの撤去
- 3-2. 【工程2】高圧洗浄
- 3-3. 【工程3】煙突の壁材の補修
- 3-4. 【工程4】屋根塗装の下塗り
- 3-5. 【工程5】煙突の壁面の上塗り
- 3-6. 【工程6】屋根塗装の中塗り
- 3-7. 【工程7】屋根塗装の上塗り
- 3-8. 屋根塗装の施工後の様子
- 4. 煙突の板金工事の工程と施工中の様子
- 5. 下屋根の天窓交換工事の工程と施工中の様子
- 5-1. 【工程1】天窓の撤去
- 5-2. 【工程2】天窓の躯体の補修
- 5-3. 【工程3】新しい天窓の設置
- 5-4. 【工程4】ルーフィングシートの施工
- 5-5. 【工程5】屋根材(ガルバリウム鋼板)の施工
- 6. サイディングの部分張り替え工事の施工中の様子
- 6-1. 【工程1】外壁材の撤去
- 6-2. 【工程2】新しい外壁材の設置
- 6-3. 【工程3】外壁塗装
- 7. 外壁塗装の工程と施工中の様子
- 7-1. 【工程1】外壁塗装の下塗り
- 7-2. 【工程2】外壁塗装の中塗り・上塗り
ビフォーアフター
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い建物全体の劣化症状を確認させて頂きました。
実際に屋根にも上がり詳細に屋根の劣化症状を確認させて頂きました。現地調査の結果、外壁と屋根は再塗装によるメンテナンスをご提案させて頂きました。
また、下屋根の天窓のコーキング、外壁のコーキングが劣化して雨水が建物内部に侵入している状態でした。
そのため、天窓の交換工事と、サイディングの部分張り替えもセットでご提案させて頂き、傷んだ箇所を部分補修しました。
施主様から「できるだけ施工時費用を安くしたい」とご要望があり、必要な工事だけをご提案させて頂きましたが、現時点でもっとも費用対効果の高い外装リフォームを実現できたと思います。
施主様も大変喜んでくださり、弊社としても満足の行く施工を実現できたと思います。
屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここかはら屋根の劣化症状と現地調査の様子について見て行きましょう。
大屋根の劣化症状です。屋根全体にコケが発生していました。コケは湿った箇所に生えることから分かる通り、屋根の防水性が低下している状態です。そのため、屋根塗装を行い屋根の防水性能を回復させる必要がありました。
経年劣化で屋根材表面の塗装が剥がれていました。この状態を放置すると、屋根材が水分を吸収して乾燥と保潤を繰り返すことで、屋根材が非常に脆くなります。最終的には割れてしまい、その割れた箇所から雨水が侵入して雨漏りの原因になるため注意が必要です。
屋根の頂点に棟板金と呼ばれる金属製のカバーがあります。
この金属性のカバーは塗装によって防水性能を確立しているため、経年劣化で塗装が剥がれると錆が発生するようになります。今回は、錆は発生していませんでしたが、チョーキングとは塗料の劣化症状で、紫外線の影響で表面の塗装がチョークの粉のように表面に吹き出す劣化症状です。
このチョーキング現象を放置すると、錆が発生するようになり、塗装ができなくなってしまうため、再塗装を行う必要がありました。
屋根に温水パネルが乗っています。施工をする際に撤去して施工をします。
こちらは屋根の煙突です。煙突や天窓などの屋根から突き出る突起物は、水の抵抗を受けるため劣化が進行しやすい箇所であり、雨漏りが発生しやすいポイントにもなります。煙突の塗装が剥がれており、壁材のモルタルがかけている箇所がありました。今回のリフォームでしっかりと補修を行い、板金を巻きます。
屋根塗装の工程と施工中の様子
ここからは屋根塗装の工程と施工中の様子について具体的にみていきましょう。【工程1】温水パネルの撤去
まず始めに、既存の温水パネルを撤去します。
温水パネルが乗った状態だと、塗装ができないため撤去します。
温水パネルの撤去が完了しました。
同じような状況として太陽光パネルがありますが、パネルが乗っている屋根面は劣化の進行が遅いです。
そのため、築年数10年前後の屋根の場合は、塗装をしなくても問題はないため、わざわざ撤去をする必要はありません。
今回は築年数30年だっため、温水パネルを撤去して、屋根塗装を行います。
【工程2】高圧洗浄
写真はありませんが、温水パネルを撤去後、高圧洗浄を行い屋根の汚れをキレイに洗い流します。コケやカビが残っていると塗料がうまく密着せずに剥がれてしまいます。そのため、高圧洗浄で屋根の汚れをキレイに洗い流し、塗装を行う下地を整えます。【工程3】煙突の壁材の補修
高圧洗浄で屋根の汚れをキレイに洗い流したら、煙突の壁材の補修を行います。煙突は補修後塗装をするため、キレイに下地を整えます。
専用のパテ(コーキング材)で「欠け」が発生している箇所を補修します。
【工程4】屋根塗装の下塗り
煙突の補修が完了したら、下塗りを行います。屋根塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回の重ね塗りが行われますが、下塗り塗装の下地を整える役割があります。
シーラーと呼ばれる下地調整材を使用して下塗りを行いました。スレート瓦はセメントを主原料とする屋根材ですが、塗料の吸収が激しいため、シーラーをしっかりと屋根材に吸収させることが重要です。そうすることで、塗りムラが発生するのを防止します。
【工程5】煙突の壁面の上塗り
屋根全体の下塗りが完了したら、煙突の壁面を塗装します。
煙突の壁面の素材はモルタルです。モルタルはスレート以上に屋根塗料の吸収が激しいため、塗りムラが発生しないように確認しながら塗装をします。
中塗りと上塗りの2回の重ね塗りを行ったら、煙突の壁面の塗装は完了です。
【工程6】屋根塗装の中塗り
煙突の塗装が完了したら、屋根の中塗り工程に移行します。中塗りから施主様と相談して決めたメインの塗料を使用します。
中塗りの施工中の様子です。中塗り塗料は費用と耐用年数(耐久性)のバランスが良いシリコン塗料を使用しました。築年数30年でスレート本体も脆くなっているため、耐久性を重視するよりもコストパフォーマンスを重視しました。
屋根塗装の中塗りが完了しました。上塗りで同じシリコン塗料を重ね塗りします。
【工程7】屋根塗装の上塗り
中塗りの工程が完了したら、上塗りを行います。中塗りで使用した同じシリコン塗料を使って、仕上げ塗装を行います。
中塗りと上塗りで塗料の色を変えて塗装をします。そうすることで、塗り残しを防止します。
上塗りの施工が完了したら、屋根塗装は施工完了です。
屋根塗装の施工後の様子
煙突の板金工事の工程と施工中の様子
屋根塗装の次は煙突の板金工事の施工事例をご紹介します。 板金工事とは煙突の壁材の周りにガルバリウム鋼板を巻くメンテナンス方法です。ガルバリウム鋼板は金属製の素材ですが、塗装によるメンテナンスの必要が無く耐用年数も長期です。 そのため、ガルバリウム鋼板を巻くことで、煙突の壁材の劣化の進行を大幅に抑制して、長持ちさせることができます。
煙突の壁面にガルバリウム鋼板をせこうしました。
ガルバリウム鋼板を設置する際は、コーキングにより接着をします。その後、ビスでしっかりと固定します。
煙突壁面の板金工事が完了しました。
下屋根の天窓交換工事の工程と施工中の様子
次は下屋根の天窓の交換工事の工程について見て行きましょう。天窓のコーキングが劣化して雨漏りが発生していました。既存の天窓を交換後、屋根材を張り替えました。
施工前の天窓の状態です。写真ではわかりませんが、屋根と天窓の取り合い部分のコーキングが劣化して剥がれ、室内に雨水が侵入している状態でした。
また、大屋根と同様に屋根材にもコケやカビが発生しており、メンテナンスを行うタイミングでもありました。
雨漏りだけではなく、天窓のガラスにもヒビが入っています。
【工程1】天窓の撤去
まず始めに、天窓周辺の屋根材を剥がして既存の天窓を撤去します。
既存の天窓を撤去しました。天窓のサッシ周りの躯体(骨組み)に水が侵入して湿っていました。雨漏りは室内に影響が無くても木材が腐食してシロアリなどの原因になるため注意が必要です。
【工程2】天窓の躯体の補修
天窓の撤去が完了したら、躯体(骨組み)の補修を行います。
腐食した柱を交換して、天窓の躯体の補修が完了しました。
【工程3】新しい天窓の設置
躯体の補修が完了したら新しい天窓を施工します。
新しい天窓を取り付けました。天窓は雨漏りの原因になりやすい箇所です。そのため、交換では無く塞いでしまう修理方法もあります。
【工程4】ルーフィングシートの施工
新しい天窓を施工したら、既存の屋根材の上からルーフィングシートを施工します。
ルーフィングシートが屋根の防水シートになります。ルーフィングシートの施工が完了しました。
【工程5】屋根材(ガルバリウム鋼板)の施工
ルーフィングシートの施工が完了したらガルバリウム鋼板を施工します。ガルバリウム鋼板は煙突の板金工事でも使用したメンテナンスフリーの金属の屋根材です。
ガルバリウム鋼板の施工が完了しました。ガルバリウム鋼板の施工完了後、外壁と屋根の取り合い部分に雨押さえを取り付けたら天窓の交換工事は完了です。
サイディングの部分張り替え工事の施工中の様子
外壁のコーキングが劣化して建物の内部に雨水が侵入していまし。そのため、外壁が腐食し、一部張り替えが必要な状態でした。
窓サッシの下の外壁面に水が入り込んでいました。外壁材が剥がれており、塗装の下地として使用できないため張り替えが必要な状態でした。
【工程1】外壁材の撤去
まず始めに、腐食した外壁材を撤去します。
外壁材を撤去しまっした。 躯体の補修を行います。
【工程2】新しい外壁材の設置
新しい外壁材を設置します。
新しい外壁材を取り付けました。まだ、コーキングは施工されていません。
新しい外壁材と古い外壁材の隙間にコーキングを施工します。
【工程3】外壁塗装
コーキングの施工が完了したら、下塗りを行います。
下塗り後、上塗りを行ったら外壁塗装は施工完了です。
外壁塗装の工程と施工中の様子
サイディングの張り替え工事の次は外壁塗装の施工事例を見て行きましょう。【工程1】外壁塗装の下塗り
屋根塗装同様に下塗りを行います。
シーラーで塗装の下地を整えます。
下塗りが完了しました。
【工程2】外壁塗装の中塗り・上塗り
下塗り施工後、中塗り、上塗りの2回の重ね塗りを行ったら外壁塗装は施工完了です。
簡 単 無 料 お 見 積 り
×



