市原市で台風で瓦とトタンが飛ばされた屋根を葺き替え工事と瓦の差し替え工事で修理をしました。このl記事では、千葉県市原市の屋根修理の施工事例をご紹介します。
お問い合わせの経緯
台風で母屋の瓦数枚と、増築部のトタン屋根が飛ばされてしまい修理を検討されていました。
取り急ぎ、ブルーシートで応急処置を行ったようですが、どのような業者に修理を依頼すれば良いのか分からずに、修理方法に関するアドバイスをしてくれる業者を探していました。
インターネットで屋根の修理業者を探していた際に、弊社のホームページをご覧になり興味を持っていただきました。
地元、千葉県を中心に1500棟の実績に信頼性を感じていただき、現地調査のご依頼をいただきました。
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ビフォーアフター
増改築部の屋根材(トタン)をガルバリウム鋼板屋根の葺き替えました。
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い、屋根の状態を確認させていただきました。
築年数50年が経過した戸建て住宅でした。台風により、母屋の日本瓦が数枚、増築部のトタンが飛ばされている状態でした。
瓦が飛ばされた、母屋はブルーシートで応急処置がされていました。
一方で、トタンで既存の古いトタンの上にカバー工法でトタンが施工されていましたが、カバー工法で施工した表面のトタンがゴッソリと飛ばされている状態でした。
母屋の日本瓦は瓦の差し替え工事による修理、トタンは葺き替えによる修理をご提案させていただきました。ガルバリウム鋼板はトタンと同様に金属製の屋根材ですが、錆に強く耐久性に優れているのが特徴です。
このように根本的な修理を実現できるため、母屋の大屋根は瓦の差し替え、増築部のトタンは葺き替え工事による修理をご提案させていただきました。
屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について具体的に見てきましょう。
こちらは母屋の増築部です。トタンの屋根材ですが、全体的に錆が発生していました。屋根材を固定している釘も錆びている状態で、トタンが浮いている状態でした。そのため、強風でトタンが飛ばされてしまいました。
こちらは母屋の日本瓦屋根です。強風で瓦を飛ばされてしまい、ブルーシートで応急処置をしている状態でした。応急処置から数ヶ月、経過していたため、ブルーシートがずり落ちてしまっています。
屋根の葺き替え工事の工程と施工中の様子
ここからは屋根の葺き替え工事の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。【工程1】既存の屋根材の撤去
まず始めに、既存のトタンを撤去します。
波板のトタンの撤去が完了しました。屋根の棟と並行して木材板が施工されていますが、屋根材のトタンはこの木材板に釘で固定されています。この木材板も撤去します。
トタンの釘を打ち付ける木材板も撤去・解体しました。
【工程2】野地板の施工
既存のトタンが完了したら、野地板を取り付けます。野地板とは屋根を形成し、新しい屋根の土台となるベニア合板です。
屋根の形状に合わせて野地板を施工します。野地板は構造用合板というベニア合板が使用されます。
【工程3】防水シートの施工
野地板の施工が完了したら、防水シートを施工します。 防水シートは屋根の二次防水として屋根の内部に雨水が侵入するのを食い止める役割があります。
軒先から棟に向かって順番にルーフィングシートを施工します。
防水シートはいくつか種類がありますが、改質アスファルトルーシングという耐久性に優れた製品を使用します。
ルーフィングシートの施工が完了しました。
【工程4】屋根材(ガルバリウム鋼板)の施工
ルーフィングシートの施工が完了したら、波板のガルバリウム鋼板を施工します。
ガルバリウム鋼板の施工が完了しました。
ガルバリウム鋼板の施工が完了したら、屋根の頂点(棟)に棟下地と呼ばれる、木材板を施工します。
【工程5】棟板金の施工
ガルバリウム鋼板の施工が完了したら、棟板金を取り付けます。
棟板金の施工が完了しました。
屋根の葺き替え工事の施工後の様子
瓦の差し替え工事の工程と施工中の様子
増築部の葺き替え工事が完了したら、瓦の差し替え工事を行います。
瓦の差し替え前の様子です。台風で飛散した瓦です。
周りの瓦を撤去しました。
防水シートに穴が空いている状態でした。
防水シートを防水テープで塞いで防水処理を行います。
最後の新しい瓦を取り付けたら、瓦の差し替え工事は施工完了です。
簡 単 無 料 お 見 積 り
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