屋根修理のお問い合わせの経緯（船橋市）
近所を屋根工事をしているリフォーム会社に屋根の劣化を指摘されて修理を検討されていました。 訪問業者に見積もりを依頼したところ、屋根の葺き替え工事を提案されたようです。 訪問業者だったため、少し不審に感じたことから他の業者での現地調査を検討されていました。 インターネットで地元船橋市の屋根修理専門業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり興味を持って頂きました。 建物の設計や構造に関する国家資格の建築士が在籍しており、屋根の劣化を適切に見極めて間違いのないご提案ができることに信頼性を感じて頂き、現地調査のご依頼を頂きました。船橋市の屋根修理の担当者の提案内容
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状について確認させて頂きました。 築25年の日本瓦の屋根でした。経年劣化により屋根の棟の漆喰が黒く変色している箇所がありました。また、鬼瓦を固定している漆喰が剥がれており具体的にメンテナンスが修理が必要な状態でした。 訪問販売業者からは屋根材を新しく張り替える葺き替え工事を提案されたようですが、日本瓦の耐用年数は80年と非常に長期的で耐久性に優れているため特に、漆喰の補修工事による部分修理で十分対応できる内容でした。 このような理由から施主様に無駄な費用やご負担をかけないために、必要最低限の修理方法をご提案させて頂きました。船橋市の屋根修理の施工前の様子
ここからは船橋市の屋根修理の施工前の様子を見ていきましょう。
屋根の棟瓦は葺き土と呼ばれる土の土台の上に乗っています。
この土が外に流出しないように蓋をしているのが漆喰です。漆喰が剥がれると棟が歪んだり、最悪倒壊する恐れがあるため定期的にメンテナンスが必要です。
棟瓦と屋根瓦の境界部分の白い素材が漆喰です。漆喰が黒く変色しています。これは施工から30年前後で必ず発生する劣化症状です。
隅棟（下に降る棟）と大棟（屋根の頂点の棟）の取り合い部分の漆喰も黒く変色して剥がれていました。
鬼瓦を固定している漆喰です。鬼瓦の漆喰が剥がれている状態でした。こちらも落下すると非常に危険なので修理の必要がありました。
船橋市の屋根修理の工程と施工中の様子
漆喰の補修工事は既存の漆喰を剥がして新しい漆喰に塗り直す工事です。どのように工程が進んで行くのか実際の写真を交えながら見ていきましょう。【工程1】既存の漆喰の撤去
まず始めに、既存の漆喰を剥がしていきます。
大屋根の漆喰を剥がしました。
腰掛の屋根の漆喰です。外壁と屋根の取り合い部分に漆喰が詰まっているのでこちらも撤去しました。
鬼瓦の漆喰です。こちらも新しい漆喰を施工するので撤去します。
下屋根の漆喰です。腰掛屋根と同様に外壁と屋根の取り合い部分に漆喰が施工されています。こちらも漆喰を撤去します。
【工程2】漆喰の施工
漆喰の撤去が完了したら、新しい漆喰を施工します。 漆喰を剥がす際に流出して痩せてしまった葺き土のを補充してから新しい漆喰を塗っていきます。
鶴首と呼ばれる専用の工具を使用して、1箇所ずつ漆喰を施工します。
漆喰はセメントのような素材で乾燥すると硬化します。
屋根を汚さないように養生を行い漆喰を施工します。
棟の取り合い部分、鬼瓦も漆喰で補修をしたら、漆喰補修工事は施工完了です。
船橋市の屋根修理の施工後の様子
