調布市の葺き替え工事｜築25年のセメント瓦をガルバリウム鋼板に葺き替え

東京都調布市で屋根の葺き替え工事を施工させて頂きました。セメント瓦をガルバリウム鋼板に葺き替えました。東京都調布市の屋根葺き替え工事の施工事例をご紹介します。

お問い合わせの経緯

近所で工事をしているリフォーム業者が挨拶にきた際に、「屋根の瓦がズレていますよ」「修理をしないと雨漏りがしますよ」と屋根の不具合を指摘されたことがキッカケで修理を検討されていました。口頭でざっくりと60万円と言われたようですが、訪問販売業者で少し不安に感じたため、他の業者での現地調査を検討されていました。インターネットで調布市の屋根業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり興味を持って頂きました。建築士や雨漏り診断士などの屋根修理に特化した資格を保有しており、屋根の状態を適切に診断して最適な修理方法を提案できます。また、大手建材メーカーの優良認定施工店という実績に信頼性を感じて頂き、現地調査のご依頼を頂きました。

ビフォーアフター

築25年のセメント屋根をガルバリウム鋼板に葺き替えました。屋根の内部の防水シートも含めてメンテナンスを行なったため屋根の防水性が回復しました。また、屋根が大幅に軽くなったことで、建物の耐震性能も大幅に向上しました。

担当者のコメント

お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状を確認させて頂きました。築25年が経過したセメント瓦の屋根でした。経年劣化により屋根全体にコケが発生している状態でした。コケは日陰や湿った箇所に発生することから分かる通り、屋根の防水性能の低下を知らせるサインになります。セメント瓦は塗装により防水性を確立していることから再塗装を行う必要がありました。ただし、セメント瓦の耐用年数は30年〜40年と言われており、今回、塗装を行っても次回のメンテナンスの際には新しく屋根材を葺き替える必要があります。ガルバリウム鋼板の耐用年数は50年前後と言われており、メンテナンスフリーの屋根材でもあるため、築25年のタイミングでガルバリウム鋼板に張り替える方が費用対効果が高くなります。また、屋根が大幅に軽くなりこのような理由からガルバリウム鋼板へ葺き替えリフォームをご提案させて頂きました。

屋根の劣化症状と現地調査の様子

ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について具体的に見ていきましょう。

築25年が経過したセメント瓦の屋根です。経年劣化により屋根の防水性能が低下しており、全体的にコケが発生している状態でした。

棟の取り合い部分のコーキングにひび割れが発生していました。すぐに雨漏りが発生するような劣化ではありませんが、この状態を放置すると雨漏りの原因になるため、具体的にメンテナンスが必要な状態でした。

屋根葺き替え工事の工程と施工中の様子

ここからは屋根葺き替え工事の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。

【工程1】既存の屋根材の撤去（瓦おろし）

まず始めに、既存の屋根材を撤去します。

屋根の棟瓦を取り外していきます。

棟瓦を撤去したら、瓦本体も撤去していきます。すべての瓦を撤去したら瓦おろしの工程は完了です。

【工程2】野地板の設置

瓦の撤去が完了したら、野地板を設置していきます。野地板は屋根材の土台となるベニア合板です。

屋根の形状に合わせて、野地板を設置していきます。野地板では構造用合板と呼ばれ流ベニア合板が使用されます。構造用合板は耐水性や接着剤（ホルムアルデヒド濃度）などがJAS（日本農林規格）に規定されており耐久性と安全性が高いのが特徴です。これは屋根の寿命に関わる重要なポイントになるため、野地板の種類は見積もり段階で確認しておくと安心です。