お問い合わせの経緯
4月の強風で屋根の棟板金が捲れてしまいました。屋根の修理のため、自分で応急処置を行うこともできず、修理を検討されていました。
どのような業者に修理を依頼すれば分からずに、情報収集をしていた際に、弊社のホームページをご覧になり、お問い合わせを頂きました。
施主様によると、ホームページの内容からとても信頼性を感じ、「屋根修理にプラスさんにしっかりと見てもらった方が良い」ということで、修理のご依頼を頂きました。
屋根リフォームのビフォーアフター(越谷市弥十郎)
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺いました。屋根に上がり、詳しく状況を確認させて頂き、カバー工法によるガルバリウム鋼板への張り替え工事をご提案させて頂きました。
まず、屋根のてっぺんの金属製のカバー(棟板金)が強風に煽られて捲れ上がっている状態でした。棟板金は釘で固定されていますが、経年劣化で釘が浮いてきます。そうすると、棟板金も浮くようになり、強風に煽られると捲れたり、飛散するなどの不具合が発生しやすくなります。
棟板金が捲れてしまうと、屋根の内部に雨水が侵入します。雨水が侵入しても屋根内部の防水シートが機能していれば、スグに雨漏りが発生するということではありません。
しかし、棟板金は屋根の頂点にあり、水の流れる面積が多いため、屋根内部の防水シートが劣化し、穴が空いていたり、隙間が空いていた場合は雨漏りに発展する可能性が高いです。
幸い、雨漏りには発展していませんでしたが、早急に修理が必要な状態でした。
また、築年数が25年が経過をして張り替えを検討する時期に差し掛かっていました。スレート瓦の耐用年数は25年〜30年程度です。
耐用年数が迫っているスレート瓦に屋根塗装をしても塗料が密着せずスグに剥がれたり、膨れたり施工不良の原因になります。また、屋根内部の防水シートも交換する必要がありました。
このように屋根の不具合を根本解決するために、ガルバリウム鋼板によるカバー工法をご提案させて頂きました。
カバー工法でガルバリウム鋼板に葺き替えることで、棟板金の不具合や、スレート屋根の劣化を解決できます。また、ガルバリウム鋼板の耐用年数は40年〜50年と非常に長期的でありながら、屋根塗装の必要がありません。
そのため、将来的なメンテナンス費用を大幅に削減することができるため、費用対効果の高い屋根リフォームを実現することができます。
このような理由からカバー工法によるガルバリウム鋼板への張り替えをご提案させて頂きました。
また、屋根のパラペットの外壁が腐食しており、屋根葺き替え工事が必要な状態でした。そのため、屋根のサイディングも含めて交換をしました。