屋根葺き替え工事(杉並区)|錆が発生したトタン屋根をガルバリウム鋼板に葺き替え

杉並区の屋根葺き替え工事
東京都杉並区で屋根の葺き替え工事を施工しました。東京都杉並区の施工事例をご紹介します。
お問い合わせの経緯
築年数50年が経過をして屋根の劣化が気なっていました。雨漏りが発生したことがきっかけで本格的に修理を検討されていました。地元のリフォーム会社で修理を検討していましたが、葺き替え工事を提案され、見積もり金額が400万円と非常に高額になり、もっと安く修理ができる別の業者で修理を検討されていました。 インターネットで屋根業者を調べていた際に偶然、弊社のホームページをご覧になり、興味を持って頂けました。ホームページの施工事例が豊富で内容もしっかりした印象を受けとがきっかけて、弊社に現地調査の依頼を頂きました。
杉並区の屋根葺き替え工事 杉並区の屋根葺き替え工事
担当者のコメント
大屋根は日本瓦、下屋根はトタン屋根の住宅でした。築年数50年が経過していたため、建物全全体が老朽化している状態でした。下屋根のトタン屋根が全体的に錆びている状態で、屋根材を新しく葺き替える必要がありました。 また、大屋根は日本瓦でしたが、建物の老朽化が進行している状態で、大きな地震があった際に倒壊する恐れがありました。屋根を軽くして建物の耐震性能を向上させるため、ガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました。 日本瓦からガルバリウム鋼板へ葺き替えることで、屋根が60%ほど軽くなり、建物の重心が下がるため、建物全体の耐震性能が向上します。 また、ガルバリウム鋼板はメンテナンスのフリーの屋根材で、屋根塗装のなどのメンテナンスが必要ありません。そのため、将来的なメンテナンス費用が発生しないため、費用対効果の高い屋根リフォームを実現することができます。 このように屋根材を新しく張り替えるだけではなく、建物の耐震性も向上し、安全な住まいを実現するために、ガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました。 同じ葺き替え工事でも先に見積もりを取ったリフォーム業者よりも150万円ほど安くなり、施主様も大変喜ばれていました。

施工前の現地調査の様子と屋根の劣化症状(杉並区清水)

ここからは屋根の劣化症状について具体的に解説します。築年数50年の住宅で全体的に老朽化が進行している状態でした。屋根葺き替え工事を行う目安になるのでぜひ、参考にしていただければと思います。 杉並区の屋根葺き替え工事の施工前の様子 日本瓦の屋根です。日本瓦は耐用年数が80年〜100年と非常に長期的です。そのため、屋根材本体はまだまだ使用できる状態でした。しかし、屋根内部のルーフィングシートが劣化している状態で交換する必要がありました。 また、パラペット部分はカラートタンが使用されていましたが、全体的に錆が発生している状態で、張り替えが必要な状態でした。 杉並区の屋根葺き替え工事の施工前の様子 大屋根の様子です。屋根の頂点の棟瓦が歪んでいる状態です。屋根の棟の中には土が敷き詰められていますが、この土は経年劣化で、外に流れでてしまいます。そうすると、棟の内部が空洞になってしまうため、棟が歪んでしまいます。 棟が歪んでしまうと、地震の際に倒壊する危険があるため、具体的なメンテナンスを行う必要がありました。 杉並区の屋根葺き替え工事の施工前の様子 棟が歪んでいるのがお分かりになるかと思います。大変危険な状態のため早急な修理が必要です。 杉並区の屋根葺き替え工事の施工前の様子 パラペットと外壁の取り合い部分の様子です。パラペットが錆ており、いつ雨漏りがしてもおかしくない状態でした。張り替えが必要な状態でした。 杉並区の屋根葺き替え工事の施工前の様子 こちらは別角度のからのパラペットと屋根の取り合い部分です。錆により穴が空いている箇所があり、雨水が建物の内部に侵入していました。こちらもいつ雨漏りが発生してもおかしくない状態だったため、早急にメンテナスを行う必要がありました。

屋根葺き替え工事の施工中の様子(杉並区清水)

ここからは屋根の葺き替え工事の様子について見て行きましょう。

瓦おろし

まず始めに、既存の日本瓦を撤去します。日本瓦は瓦桟と呼ばれる土台に乗っている状態のため、簡単に撤去することができます。 瓦おろし 片面の日本瓦の撤去が完了しました。もう片面の日本瓦を撤去します。 瓦おろし 経年劣化で土や埃が体積しています。瓦を撤去後、清掃を行い、瓦おろしの工程は完了です。

コンパネの施工とルーフィングの設置

瓦おろしが完了したら、コンパネとルーフィングを施工します。コンパネとは屋根の土台となる木材板で、野地板とも呼ばれています。コンパネの施工が完了したら、その上に、ルーフィングと呼ばれる防水シートを施工します。 野地板の施工 野地板にはベニア合板が使用されますが、コンパネが使用される理由として、耐水性と耐久性の高さが挙げられます。コンパネは板厚が12mmの製品が使用されます。屋根の葺き替え工事の見積書を確認する際は、野地板の素材と板厚を確認すると間違いありません。 ルーフィングの施工 ルーフィングを施工しました。ルーフィングは屋根の二次防水として重要な役割があります。ルーフィングは軒先から棟に向かって順番に施工をします。これは、水の流れがルーフィングの重なりと逆目にならないようにするためです。ルーフィングの重なりが水の流れと逆目になってしまうと、雨水を呼び込んでしまうため、雨漏りが発生します。 「リフォーム後すぐに雨漏りが発生した」という不具合の多くがこのルーフィングの施工不良によるものです。このようにルーフィングは屋根にとって重要な役割を担っています。 ルーフィングの施工 ルーフィングの施工が完了しました。

アスファルトルーフィングの施工

ルーフィングの施工が完了したら、屋根材を設置します。アスファルトルーフィングを軒先から順番に設置します。 アスファルトルーフィングとはルーフィング材に、石材を吹き付けた屋根材です。日本ではあまり普及していない屋根材ですが、アメリカでは、70%以上の住宅に使用されている屋根材です。シート状の屋根材のため、加工がしやすいのが特徴です。 アスファルトシングルの施工 アスファルトルーフィングを施工しています。一見、瓦のように見えますが、ゴムのような素材です。

棟板金の施工

アスファルトシングルの施工が完了したら、最後に棟板金を施工します。 アスファルトシングルの施工 棟下地と呼ばれる、棟板金の土台となる木材板を施工します。 屋根板金の施工 棟下地に釘を打ち込んで棟板金を固定したら施工が完了です。

下屋根の葺き替え工事の施工工程と施工中の様子(杉並区清水)

大屋根の葺き替え工事が完了したら、次に下屋根の葺き替え工事を行います。まずは施工前の劣化症状を見て行きましょう。

下屋根の施工前の劣化症状の様子

錆びたトタン屋根 トタン屋根です。全体的に錆が発生している状態でした。トタン屋根の耐用年数は20年〜25年ですが、トタン屋根の耐用年数が大幅に経過している状態でした。 錆びたトタン屋根 錆が進行して穴が開く寸前です。雨水が内部に浸透しており、雨漏りの危険が高い状態です。早急に修理が必要な状態でした。 錆びたパラペット パラペットはカラートタンが使用されていましたが、屋根と同様に耐用年数が経過している状態で、張り替えの必要がありまりました。

既存のトタンの撤去

まず始めに、既存のトタンを撤去します。 屋根材の撤去 トタンを剥がした後の状態です。黒い、紙のような素材は防水シートです。破れている箇所が多数ありました。 屋根材の撤去 屋根材の撤去 既存の黒く変色した防水シートも撤去します。

野地板の設置

既存のトタンを撤去したら、野地板を施工します。使用する野地板は大屋根で使用したものと同じで、板厚13mmのコンパネを使用します。 コンパネの施工 屋根の形状に合わせて野地板を施工します。 コンパネの施工 野地板の施工が完了しました。

ルーフィングと屋根材の施工

野地板の施工が完了したら、ルーフィングを施工し、屋根材を設置します。下屋根はガルバリウム鋼板で葺き替え工事を行います。 屋根材の施工 通常であれば、大屋根と屋根の材質を合わせるのですが、アスファルトルーフィングは、緩い勾配の屋根では施工ができません。そのため、緩勾配でも施工ができるガルバリウム鋼板で施工がしました。 パラペットの張り替え 屋根の形状に合わせて、板金加工を行いガルバリウム鋼板を設置します。 屋根材の施工 ガルバリウム鋼板の施工が完了しました。

棟板金の施工

最後に棟板金の施工が完了したら施工完了です。 胸板金の施工

屋根カバー工法の施工後の様子(杉並区清水)

棟板金の施工 トタン屋根の葺き替え工事の施工後の様子 トタン屋根の葺き替え工事の施工後の様子 トタン屋根の葺き替え工事の施工後の様子  
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