千葉県市川市でスレート瓦の屋根塗装工事を施工させて頂きました。屋根の棟板金の釘が抜けたことで、棟板金が外れかかっている状態でした。棟板金の交換工事を施工後、屋根塗装で屋根全体をメンテナンスをしました。千葉県市川市の屋根塗装の工事例をご紹介します。
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お問い合わせの経緯
屋根のてっぺんの棟板金の釘が抜けて、棟板金が外れかかっているのを目視で確認したことがきっかけで修理を検討されていました。施主様ご自身で屋根に上がり、ガムテープで応急処置をされていましたが、台風や強風で棟板金が外れてしまうことが心配になり早急な修理を検討されていました。インターネットで地元、市川市に対応できる屋根業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり、興味を持って頂きました。千葉県を中心に関東圏内で2500件の施工実績と、建築士や雨漏り診断士などの屋根修理の専門的な資格を保有しているスタッフが多数在籍していることに信頼性を感じて頂き、現地調査のご依頼を頂きました。ビフォーアフター
築11年のスレート屋根を棟板金の交換後、屋根塗装でメンテナンスを行いました。棟板金の不具合だけではなく、屋根全体を総合的にメンテナンスができました。
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い、屋根の劣化症状を確認させて頂きました。築11年が経過したスレート屋根でしたが、屋根のてっぺんにある棟板金の釘が抜けており、棟板金が外れかけている状態でした。この状態を放置すると、台風や強風で棟板金が飛ばされてしまう可能性が高いため、早急に修理が必要な状態でした。また、築11年が経過したことで、屋根材のスレート瓦の防水性能が低下しており、屋根塗装によるメンテナンスが必要な状態でした。太陽光パネルが搭載されていましたが、劣化の進行度や保証の兼ね合いから太陽光パネルを撤去してのメンテナンスは必要ありませんでした。このような状況から屋根塗装によるメンテナンスをご提案させて頂きました。屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について具体的に見ていきましょう。
築11年が経過したスレート屋根です。屋根材の防水性能が低下してうっすらとコケやカビが発生しています。スレート瓦はセメントを主原料とする屋根材ですが、この状態を放置すると屋根材が水分を吸収して屋根材本体が脆くなっしまいます。欠けや割れなどの屋根材本体の劣化に発展するので劣化を放置せずに屋根塗装によるメンテナンスが必要な状態でした。
屋根の棟板金が外れかかっているます。今回のメンテナンスのきっかけとなった劣化症状です。施主様自身がガムテープで応急処置をされていましたが、台風や強風で飛ばされてしまう可能性が高いため、棟板金の劣化だけでも早急な修理が必要な状態でした。
屋根塗装の工程と施工中の様子
ここからは屋根塗装の工程と施工中の様子について具体的にみていきましょう。棟板金の交換工事後、屋根塗装でメンテナンスを行いました。【工程1】棟板金の交換工事
まず始めに、棟板金の交換工事を行います。既存の棟板金を解体、撤去します。
棟板金の撤去が完了しました。棟板金を交換する際は棟板金だけではなく、棟下地と呼ばれる下地も撤去します。
次に棟下地を取り付けます。上記写真の木材板(貫板)が棟下地です。棟板金を固定する際の土台になる板材で、この棟下地に釘を打ち付けます。
屋根の線に沿って棟下地を取り付けていきます。
棟下地の取り付けが完了したら、防水シートを取り付けます。棟下地は木材のため経年劣化で腐食してしまいます。防水シートを設置することで、棟下地の下地の腐食の進行を防止することができます。
棟下地に防水シートを設置したら、棟板金を設置します。棟板金はビスで固定します。
最後の棟板金の取り合い部分をコーキングでシーリングをしたら、棟板金の交換工事は施工完了です。
【工程2】高圧洗浄
棟板金の交換工事が完了したら、塗装工程に移行します。まずは、高圧洗浄で屋根の汚れをキレイに洗い流します。
塗装工事では専用の高圧洗浄機を使用して1枚1枚丁寧に洗浄します。市販の高圧洗浄機よりも水圧が強いのが特徴です。特に、コケやカビなどの屋根の汚れは根を張るため、さらに水圧を集中させたトルネード洗浄で汚れを削り落とすように洗浄します。
【工程3】屋根材のひび割れ補修
高圧洗浄で屋根の汚れをキレイに洗い流したら、屋根材の下地補修を行います。欠けや割れ、ひび割れが発生している屋根材を補修していきます。
コーキングで屋根材のひび割れを補修していきます。特に、セメント瓦は板厚が5mmほどの薄いセメント材です。経年劣化で必ずと言って良いほど、ひび割れが発生しているの屋根塗装の機会にしっかりと補修を行います。
【工程4】屋根塗装の下塗り
下地補修が完了したら、いよいよ、塗装工程に移行します。塗装工事は下塗り、中塗り、上塗りの3回の重ね塗りで仕上げます。その中で、下塗りはシーラーと呼ばれる下地調整塗料を使用して塗装の下地を整える効果があります。
ペイントローラーを使用してシーラーを塗装します。塗装工事は中塗り工程からメインの塗料を使用します。今回はラジカル塗料を使用しますが、屋根材と中塗り塗料の密着性をた高める役割があります。
【工程5】屋根塗装の中塗り
下塗りが完了したら、一定の乾燥時間を設けてから中塗りを行います。
下塗りと同様にペイントローラーを使用してラジカル塗料を塗装します。ラジカル塗料は日本ペイントのパーフェクトベストを使用しています。塗装工事では一般的にシリコン塗料が標準塗料として定着しています。ラジカル塗料はシリコン塗料と同等の価格帯ですが、耐用年数の長期化に成功した、費用対効果の高い塗料です。
【工程6】屋根塗装の上塗り
最後に、中塗り塗料と同じラジカル塗料で2回の重ね塗をしたら、屋根塗装の工程は完了です。
屋根塗装の施工後の様子
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