お問い合わせの経緯
ハウスメーカーの定期点検で屋根塗装を勧められたことがキッカケで屋根塗装を検討されていました。ハウスメーカーから見積もりを取ったところ、外壁と屋根塗装で200万円を超える金額で少し高額に感じたため、他の業者との相見積もりを検討されていました。インターネットで柏市に対応できる外装リフォーム会社を探していた際に弊社のホームページをご覧になり興味を持って頂きました。屋根修理の専門業者ですが、建築士や一級塗装技能士などの屋根塗装や外壁塗装などの外装リフォームの関する専門的な資格を保有しているスタッフが在籍しており、屋根や外壁の劣化症状を適切に判断して最適な修理方法を提案できること。また、千葉県を中心に関東圏内で2500件の施工実績があることに信頼性と専門性を感じて頂き、現地調査のご依頼を頂きました。ビフォーアフター
築15年のスレート屋根をラジカル塗料で再塗装をしました。建物の美観が美しくなっただけではなく、屋根の防水性能も復活しました。
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状を確認させて頂きました。築15年が経過したスレート屋根でした。スレート瓦はセメント質の屋根材で塗装により防水性能を確立しています。初期塗装の防水性能が低下する10年前後を目安に再塗装を行うのがスレート屋根の一般的なメンテナンス方法になります。今回のケースも同様に既存のスレート瓦の防水性能が低下している状態でチョーキング現象と呼ばれる塗料の劣化症状が発生している状態でした。チョーキング現象とは紫外線の影響で塗装が粉状に分裂する劣化症状です。塗装物では必ず発生する劣化症状であり、再塗装を行う目安となる劣化症状です。そのため、具体的に屋根塗装で防水性を回復させる必要がありました。そこで、ラジカル塗料による屋根塗装をご提案させて頂きました。塗装工事は塗料の種類によって耐久性が異なり、メンテナンスのサイクルも変わってきます。その中で、屋根塗装ではシリコン塗料が標準的に使用されますが、ラジカル塗料はシリコン塗料と同等の価格帯で耐久性が長い費用対効果に優れた塗料です。また、屋根塗装で使用する足場を有効活用するために外壁塗装もセットでご提案させて頂きました。屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について具体的に見ていきましょう。
屋根材が白く変色していますが、チョーキング現象が発生している状態でした。また、屋根の防水性能が低下しており、コケやカビが発生している状態でした。コケやカビは水辺やや日陰などに発生することから分かる通り、屋根の防水性能が低下しているサインになります。そのため、具体的に屋根塗装で屋根の防水性能を回復させる必要がありました。
屋根塗装の工程と施工中の様子
ここからは屋根塗装の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。【工程1】高圧洗浄
まず始めに、高圧洗浄を行い屋根の汚れをキレイに洗い流します。今回写真はありませんが、旧塗膜のチョーキング現象やコケやカビなどが堆積しています。このような汚れを専用の高圧洗浄機を使用してキレイに洗い流します。【工程2】屋根塗装の下塗り
高圧洗浄が完了したら、塗装工程に移行します。塗装工事は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の３回の重ね塗りで仕上げます。その中で、下塗りはシーラーと呼ばれる下地調整専用の塗料を使用して塗装の下地を整える役割があります。
下塗りが完了しました。下塗り塗料のシーラーザラザラとした塗膜を形成します。ザラザラとした塗膜を形成することで、塗料の密着性を高、中塗り塗料の密着性を高める役割があります。
【工程3】屋根塗装の中塗り
下塗りが完了したら、中塗りを行います。中塗りからメインの塗料を使用します。今回は日本ペイントのラジカル塗料パーフェクトベストを使用します。
下塗り塗料の上にパーフェクトベスト塗装していきます。今回は塗り残しを防止するために、中塗りと上塗りで色を変えています。細かいところですが、キレイに仕上げるための手間は惜しみません。
中塗り塗装が完了しました。
【工程4】屋根塗装の上塗り
中塗りが完了したら上塗りを行います。中塗りを同じ塗料を使用して重ね塗りを行います。
仕上げの塗装色で塗装をします。1枚１枚丁寧に塗装をしたら、屋根塗装の工程は施工完了です。
