川崎市の漆喰補修工事 | 漆喰の劣化を火災保険で修理しました

川崎市の棟の取り直し工事の施工後の様子
神奈川県川崎市で棟の取り直し工事を施工させて頂きました。神奈川県川崎市の棟の取り直し工事の施工事例をご紹介します。

お問い合わせの経緯

最近雨樋の修理をしてもらった業者に「漆喰にヒビがあるので、雨漏りする前に修理した方が良いですよ」とと棟の劣化を指摘されたのがきっかけで修理を検討されていました。一度専門的な業者に漆喰を点検してもらい、現状から必要な施工内容を提案希望されていました。また、屋根のメンテナンスを一度もしておらず、3.11の震災後もずっとそのままの状態されていたことから、「流石に割れてまではないと思うが、ズレてたりはしてるかもしれない」と心配になり、屋根修理の専門業者を探されていました。火災保険の利用を検討しており、火災保険に対応できる屋根業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり、興味をもって頂きました。屋根修理の専門業者として、屋根の劣化症状を適切に判断して最適な修理方法を提案できることと、火災保険の申請実績が豊富なことに信頼性を感じて頂き、現地調査のご依頼を頂きました。

ビフォー アフター

劣化した棟瓦の漆喰を剥がして、新しい漆喰に交換しました。鬼瓦の漆喰が剥がれかかっており、落下する危険がありましたが、漆喰を補修したことで安心安全な屋根になりました。 川崎市の棟の取り直し工事のビフォーアフター 川崎市の棟の取り直し工事のビフォーアフター

担当者のコメント

お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状を確認しました。築40年の瓦屋根でした。全体的に漆喰が剥がれており、修理が必要な状態でした。日本瓦の耐用年数は80年前後と非常に耐久性に優れた屋根材です。ただし、屋根の二次防水の防水シートが劣化している可能性があり、全体的にメンテナンスが必要な状態でした。しかし、雨漏りも発生しておらず、瓦の歪みなどもみられなかったため、早急にメンテナンスが必要な漆喰部分のみの修理をおこなうことになりました。必要最低限の屋根の修理方法として漆喰の補修工事をご提案させて頂きました。

屋根の劣化症状と現地調査の様子

ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について見ていきましょう。 川崎市の棟の取り直し工事の施工前の様子 築40年の日本瓦の屋根です。棟の漆喰が劣化しており具体的に修理が必要な状態でした。屋根の棟の中には葺き土と呼ばれる粘土が詰まっています。この粘土が外部に流出しないように蓋をしているのが漆喰です。この漆喰が剥がれてしまうと、葺き土が外に流出してしまうため早急にメンテナンスが必要な状態でした。 川崎市の棟の取り直し工事の施工前の様子 日本瓦は釘で固定されているのではなく、瓦同士をはめ合わせて固定されています。そのため、地震でズレやすいのが弱点です。今回は漆喰の補修工事の他に瓦どめ工事も行いました。

屋根修理の工程と施工中の様子

漆喰補修工事は、既存の漆喰を剥がして、新しい漆喰に塗り直す工事です。ここからは屋根修理の工程と施工中の様子について見ていきましょう。

【工程1】既存の漆喰の撤去

まず始めに、既存の漆喰を剥がしていきます。 川崎市の棟の取り直し工事の施工前の様子 漆喰を剥がすと大量の土が出てきいます。この土が葺き土です。すべての漆喰を剥がしていきます。

【工程2】漆喰の補修

既存の漆喰を撤去したら、新しい漆喰を施工します。 川崎市の棟の取り直し工事の施工中の様子 棟の漆喰を施工しました。 川崎市の棟の取り直し工事の施工中の様子 棟の端にある鬼瓦の漆喰も施工しました。落下する危険のない安全な屋根になりました。

【工程3】瓦止め工事

漆喰の施工が完了したら、瓦止め工事を行います。瓦同士をコーキングでつなぐことで、瓦のズレや落下を防止します。 川崎市の棟の取り直し工事の施工中の様子 瓦の膨らんでいる山部分にコーキングを施工しました。瓦全体をコーキングで止めてしまうと水の逃げ道がなくなり雨漏りに発展します。このように瓦止め工事は瓦の山部分のみコーキングを施工します。

漆喰の補修工事の施工後の様子

川崎市の棟の取り直し工事の施工後の様子
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