花見川区でスレート屋根をカバー工法でガルバリウム鋼板に葺き替えました。 また、カバー工法とセットで外壁塗装、ベランダ防水工事も施工させていただきました。花見川区の屋根カバー工法の施工事例をご紹介します。
目次 [非表示]
- 1. 花見川区の屋根リフォームのお問い合わせの経緯
- 2. 花見川区のリフォームの施工前と施工後の様子
- 3.
- 4. 屋根の劣化症状と現地調査の様子
- 4-1. 屋根カバー工法の工程と施工中の様子
- 4-2. 【工程1】棟板金の撤去・解体
- 4-3. 【工程2】防水シート(ルーフィングシート)の施工
- 4-4. 【工程3】屋根材本体(ガルバリウム鋼板)の施工
- 4-5. 屋根カバー工法の施工後の様子
- 5. 外壁塗装の工程と施工中の様子
- 5-1. 【工程1】高圧洗浄
- 5-2.
- 5-3. 【工程2】外壁塗装の下塗り
- 5-4. 【工程3】外壁塗装の中塗り
- 5-5. 【工程4】外壁塗装の上塗り
- 5-6. 【工程5】付帯部の塗装
- 6. ベランダ防水の工程と施行中の様子
- 6-1. 【工程1】ベランダの清掃
- 6-2. 【工程2】プライマーの塗布
- 6-3. 【工程3】コーキングの施工
- 6-4. 【工程4】通気緩衝シートの施工
- 6-5. 【工法5】ウレタン防水(1層目)
- 6-6. 【工程6】ウレタン防水工事(2層目)
- 6-7. 【工程7】トップコートの施工
- 7. ベランダ防水工事の施工後の様子
花見川区の屋根リフォームのお問い合わせの経緯
築35年が経過して屋根、外壁の汚れが目立つようになり、メンテナンスの必要性を感じていました。 定年退職をしたタイミングで外装全体のリフォームを検討するようになり、千葉県で優良なリフォーム業者を探されていました。 インターネットで様々な業者を比較した際に、弊社のホームページをご覧いなり、興味を持っていただきました。 弊社は屋根修理尾専門業者ではありますが、建物の設計や構造に関する国家資格の建築士が在籍しており、建物全体の劣化症状を見極めて、最適な修理方法を提案することができます。 また、一級塗装技能士も在籍しており適正価格で高品質な外装リフォームを実現することができます。 このように確実性の高いメンテナンスを実現できる施工力に信頼性を感じていただき、現地調査のご依頼をいただきました。花見川区のリフォームの施工前と施工後の様子
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状について確認させていただきました。
屋根はスレート、外壁はモルタルの築年数35年が経過した戸建て住宅でした。前回のメンテナンスから約20年が経過しており、具体的にメンテナンスが必要な状態でした。
まず、屋根のスレートですが、経年劣化により屋根の防水性が低下してコケやカビが発生していました。
スレート瓦はセメントを主原料にした屋根材であり、塗装により防水性能を確立しています。
コケやカビの発生は塗装の防水性能が低下していることを意味しています。この状態を放置すると屋根材が水分を吸収するようになり、割れや反りなどの屋根材本体の劣化症状に発展します。
屋根材に反りや割れが発生すると、屋根の内部に雨水が侵入するようになり、雨漏りの原因にもなるため、注意が必要です。
スレート瓦は耐用年数の範囲内であれば、再塗装によるメンテナンスを行いますが、今回は35年が経過しており、スレート瓦の太陽使用限界を経過していたため、カバー工法によるガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させていただきました。
ガルバリウム鋼板の性能や特徴、カバー工法のリフォーム工法に関しては施工工程で詳しく説明します。
また、外壁はモルタル外壁でしたが、モルタル自体が非常に耐久性に優れた外壁材のため、十分塗装の下地として利用できる状態でした。そのため、再塗装によるメンテナンスをご提案させていただきました。
屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について具体的に見ていきましょう。
経年劣化により屋根材全体にコケ・カビが発生していました。コケは日陰や湿った箇所に発生しますが、塗装が劣化して屋根材が水分を吸収するようになったことが原因で発生します。
屋根の棟(三角形の高くなっている部分)は棟板金と呼ばれる金属カバーが取り付けられています。この棟板金は釘で固定されていますが、経年劣化で釘が浮いており、具体的に修理が必要な状態でした。ガルバリウム鋼板を施工する際に、棟板金も交換します。
屋根カバー工法の工程と施工中の様子
屋根のカバー工法とは既存のスレート屋根の上にガルバリウム鋼板屋根を被せるリフォーム工法です。ここからは、屋根カバー工法の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。【工程1】棟板金の撤去・解体
まず始めに、屋根のてっぺんの棟板金を撤去します。
屋根の棟板金の釘を抜いて、金属製のカバーを取り外します。
棟板金の撤去が完了しました。棟板金と同様に雪止め金具も取り外して、屋根に障害物が残らないように土台を整えます。
こちらはドーマーです。ドーマー部分にも棟板金が設置されています。大屋根と同じように撤去します。
【工程2】防水シート(ルーフィングシート)の施工
棟板金の撤去・解体が完了したら、防水シートを取り付けます。防水シートはルーフィングシートとも呼ばれており、屋根の二次防水として建物の内部に雨水が侵入するのを食い止める役割があります。
ルーフィングシートの設置後の様子です。ルーフィングシートの重なり代が屋根の水の流れと逆目にならないように、軒先から棟に向かってルーフィングシートを重ねていきます。
ルーフィングシートの施工が完了しました。ちなみに、ルーフィングシートにはいくつか種類がありますが、ガルバリウム鋼板屋根の場合、ガルバリウム鋼板の耐久性に対応させるため、改質アスファルトルーフィングという耐久性に優れた製品を使用します。ルーフィングシートは最終的に屋根材に隠れて見えなくなってしまうため、施工後の様子を写真で残してもらうと安心です。
【工程3】屋根材本体(ガルバリウム鋼板)の施工
ルーフィングシートの施工が完了したら、いよいよ、ガルバリウム鋼板を施工します。
寄棟屋根(4面屋根)の1面ずつガルバリウム鋼板を設置していきます。ガルバリウム鋼板は金属製の屋根材ですが、耐用年数が40年〜50年と非常に長期的で耐久性に優れているのが特徴です。また、メンテナンスフリーの屋根材でもあるため、屋根塗装によるメンテナンスが必要なく、将来的なメンテナンスコストが発生しないのが特徴です。特に、今回使用した、ニチハの横暖ルーフは日鉄鋼板のSGLというガルバリウム鋼板が使用されており、他のガルバリウム鋼板の製品と比べて耐久性に優れているのが特徴です。
ガルバリウム鋼板の施工が完了しました。
最後に、棟板金を取り付けたら、屋根のカバー工法は施工完了です。
屋根カバー工法の施工後の様子
外壁塗装の工程と施工中の様子
屋根のカバー工法とセットで外壁塗装も施工しています。ここからは外壁塗装の工程について見ていきましょう。【工程1】高圧洗浄
まず始めに、高圧洗浄を行い、外壁の汚れをキレイに洗い流します。【工程2】外壁塗装の下塗り
高圧洗浄の工程が完了したら、いよいよ、塗装工程に移行します。外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回の塗装工程で仕上げます。下塗りはシーラーと呼ばれる下地調整塗料を使用して「中塗り」「上塗り」下地を整える役割があります。
ペイントローラーを使用して下塗りを行います。モルタル外壁は塗料の吸収が激しいため、下塗りの段階で塗料を吸収させることで塗りムラを防止できます。
【工程3】外壁塗装の中塗り
下塗り工程が完了したら、中塗りを行います。中塗りでは施主様と相談しながら決定したメインの塗料を使用します。今回の事例では、シリコン塗料を使用します。
ペイントローラーを使用してシリコン塗料を塗装していきます。シリコン塗料は外壁塗装の標準的な塗料です。耐久性と施工単価のバランスがよくコストパフォーマンスに優れた塗料です。
【工程4】外壁塗装の上塗り
中塗りが完了したら、上塗りを行います。中塗りと同じ塗料を使用して重ね塗りを行います。
上塗りが完了したら外壁塗装の工程は完了です。
【工程5】付帯部の塗装
外壁塗装の工程が完了したら、付帯部を塗装します。付帯部とは軒天や雨戸などの建物の付帯箇所です。
こちらは軒天です。軒天とは軒先の裏側部分です。木部塗装のため密着性に優れたウレタン塗料を使用します。
こちらは建物の基礎部分の土台水切りです。外壁を伝う雨水を排水する部材です。鉄部塗装になりるのでこちらもウレタン塗料を使用します。
こちらは雨戸です。吹き付け塗装で錆止めを行います。その後、ウレタン塗料で上塗りを行います。
付帯部の塗装まで完了したら、外壁塗装の工程は完了です。
ベランダ防水の工程と施行中の様子
最後にベランダバルコニー防水の工程と施工中の様子について見ていきましょう。今回はウレタン防水を行います。【工程1】ベランダの清掃
まず始めに、経年劣化で汚れたベランダの床をデッキブラシで洗浄をします。
既存の防水層ですが、破れている箇所あり、下地のコンクリートが剥き出しになっています。
既存の防水層が剥がれている箇所を下地処理を行い、ウレタン防水を行う下地を整えます。
【工程2】プライマーの塗布
清掃、下地処理が完了したら、プライマーを塗布します。プライマーとはウレタン防水と防水面の密着性を高める下地調整材です。
プライマーを塗布しています。上記の写真のような透明な塗料がプライマーです。ペイントローラーを使用して床面全体を塗布します。
プライマーの塗布が完了しました。
【工程3】コーキングの施工
プライマーの塗装が完了したらコーキング材を塗布します。
床面と外壁の立ち上がり部分に沿ってコーキングを行います。
コーキングの施工が完了しました。
【工程4】通気緩衝シートの施工
コーキングの施工が完了したら、通気シートを施工します。ウレタン防水はウレタン塗料による塗膜防水です。 床材と密着する防水工法のため、結露により防水層が浮き上がる恐れがります。 防水層の内部に入り込んだ水分の逃げ道を確保するため、ウレタン防水では通気シートを確保することが重要です。
通気シートの施工が完了しました。
【工法5】ウレタン防水(1層目)
通気シートを設置したら、ウレタン防水を行います。ウレタン塗料を流し込み、ローラーで伸ばしていきます。
1層目のウレタン防水の施工が完了しました。
【工程6】ウレタン防水工事(2層目)
1層目のウレタン防水が完了したら、2層目のウレタン防水を行います。 1層目と同じようにウレタン塗料を流し込んでペイントローラーを使用して伸ばしていきます。
ウレタン防水の施工が完了しました。
【工程7】トップコートの施工
ウレタン防水が完了したら、最後にトップコートを施工します。
トップコートは表面ん処理になります。ベランダのメンテナンスはトップコートの塗り替えになります。
ベランダ防水工事の施工後の様子
簡 単 無 料 お 見 積 り
×





