お問い合わせの経緯
地元の業者に見てもらった所、あちこち割れてる箇所があると教えてもらった。アスベストが入ってるので、葺き替えとなるとかなり高額になると言われたこともあり、他の業者での相見積もりを検討されていました。インターネットで筑西市に対応できる屋根業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり興味を持って頂きました。屋根修理の専門業者として、建築士や雨漏り診断士が在籍しており、屋根の劣化症状を適切に判断して、最適な修理方法を提案できます。このような経緯で現地調査のご依頼をいただきました。お問い合わせの経緯
築50年が経過したセキスイかわらUをガルバリウム鋼板に葺き替えました。屋根の防水性も回復してこれからも安心して住み続けられる住まいに生まれ変わりました。
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状について確認させて頂きました。築50年が経過したセキスイかわらUの屋根でした。 1970年から2007年まで販売され続けたロングセラーの屋根材であり、全国で50万棟以上に使用された普及率の高い屋根材です。 セキスイかわらUは日本瓦のような形状をしてますが、瓦を模したスレート瓦で、主に屋根リフォームを目的に作られた屋根材です。 しかし、1990年以降に販売されたセキスイかわらUはアスベストに関する規制によりノンアスベストの製品になっています。このノンアスベストのセキスイかわらUは非常に脆く耐用年数をよりもはるかに早く、屋根材の不具合が発生します。 今回のケースも1990年以降に屋根リフォームでセキスイかわらUに張り替えらており、ノンアスベストの製品が使用されていました。 そのため、屋根材のひび割れや破損が多く、この状態を放置すると雨漏りに発展することから具体的にメンテナンスが必要な状態でした。 このような理由から、ガルバリウム鋼板への葺き替え工事による屋根リフォームをご提案させて頂きました。ガルバリウム鋼板は金属製の屋根材ですが、耐久性が50年前後と非常に耐久性に優れた製品です。また、メンテナンスフリーの屋根材でもあり将来的なメンテナンスの必要がなくなります。このように現時点でもっとも費用対効果の高い屋根のリフォーム工法として屋根の葺き替え工事による屋根リフォームをご提案させて頂きました。屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の化症状と現地調査の様子について見ていきましょう。 経年劣化により屋根材の表面がボロボロに剥がれています。セキスイかわらUはアスベストの規制があった時代に普及した屋根材でノンアスベストの製品です。そのため、経年劣化により屋根材がボロボロに剥がれてしまう不具合が多発しています。塗装によるメンテナンスも可能ですが、既存の屋根の防水シートが劣化している可能性が高いため、屋根材を新しく張り替える必要がありました。
屋根葺き替え工事の工程と施工中の様子
ここからは屋根の葺き替え工事の工程と施工中の様子について具体的に見て行きましょう。【工程1】既存の屋根材の撤去
まず始めに既存の屋根材を撤去します。

【工程2】野地板の取り付け
既存の屋根材を撤去したら、野地板を施工します。野地板とは屋根の土台となるベニア合板です。

【工程3】防水シートの施工
野地板の施工が完了したら、防水シートを施工します。防水シートは屋根の二次防水として重要な役割があります。

【工程4】ガルバリウム鋼板の施工
防水シートの施工が完了したら、ガルバリウム鋼板を取り付けます。

屋根の葺き替え工事の施工後の様子

