雨漏り修理・屋根カバー工法|豊島区(H様邸)

豊島区の雨漏り修理と屋根カバー工法

東京都豊島区で雨漏り修理で屋根カバー工法をしました。東京都豊島区の雨漏り修理の屋根カバー工法の施工事例をご紹介します。

お問い合わせの経緯
2階の天井に雨染みが広がり、天井の大半が湿っている状態で雨漏り修理を検討されていました。 弊社の施工事例をご覧になり、弊社のホームページよりお問い合わせを頂きました。 最初は地元のリフォームでの修理を検討されていましたが、弊社のホームページをご覧になり、屋根修理に実績をご覧になったことがキッカケとなり弊社に修理をご依頼頂きました。

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屋根カバー工法による雨漏り修理をご提案させて頂いた理由

屋根から侵入した雨水が、2階の天井に雨染みとなって広がっている状態でした。 屋根は構造上、ルーフィングと呼ばれる防水シートで雨水の侵入を食い止めていますが、雨漏りの発生はルーフィングが経年劣化により破れたり、隙間が生じたりすることで建物内部に雨水が侵入します。 雨漏りを根本解決するには、屋根内部のルーフィング(防水シート)を交換する必要があるため、カバー工法による屋根の葺き替え工事をご提案させて頂きました。 屋根カバー工法とは既存のスレート屋根の上に、新しいガルバリウム鋼板屋根を被せる葺き替え工法です。スレート屋根の葺き替え工法として一般的で、既存の屋根材を撤去・廃棄しないため従来の葺き替え工法よりも、安く新しい屋根に葺き替えらるのが特徴です。 また、カバー工法で使用されるガルバリウム鋼板は、屋根塗装の必要が無いメンテナンスフリーの屋根材で、将来的なメンテナンス費用が発生しません。 また、屋根材の寿命(耐用年数)も40年〜50年と長期的なため、費用対効果の高い屋根リフォームを実現することができます。
  • 雨漏りを根本解決できること
  • 費用対効果の高い屋根リフォームを実現できること
この2つの理由からカバー工法による屋根カバー工法をご提案させて頂きました。

ビフォーアフター

屋根カバー工法のビフォーアフター カバー工法でスレート屋根からガルバリウム鋼板に葺き替えました。5年前に屋根塗装を行ったスレート屋根で、コケやカビなどの目立った劣化症状はありませんでした。 しかし、雨漏りが発生していることがから屋根内部のルーフィングの交換が必要な状態でした。 今回、カバー工法でスレート屋根からガルバリウム鋼板に葺き替えたことで、屋根材が新しくなっただけではなく、雨漏りを根本解決することができました。 天井の張り替えのビフォーアフター 屋根から雨漏りが発生して天井全体に雨染みが広がっている状態でした。天井を剥がして屋根内部に防水シートを設置して、天井を張り替えました。

施工前の様子

定期的に屋根塗装を行っているスレート瓦の屋根で非常にキレイに保存されていました。しかし、雨漏りが発生してしまいカバー工法で屋根を葺き替えました。 定期的にメンテナンスを行っている屋根でも雨漏りが発生することもあるため、施工前の屋根の劣化症状について見て行きましょう。 屋根カバー工法の施工前の様子 スレート瓦の屋根で定期的にメンテナンスを行っており、屋根材は非常にキレイな状態で保存されていました。カビやコケなどの劣化症状は見られず、塗料の劣化症状あるチョーキング現象が発生している状態でした。 屋根カバー工法の施工前の様子 屋根の頂点(棟)の棟板金も定期的にメンテナンスされており、「塗料の剥がれ」や「錆」などは発生していませんでした。 屋根カバー工法の施工前の様子 招き屋根の形状で、雨漏り調査の結果、屋根と壁の取り合い部分から雨漏りが発生していました。 屋根と外壁の取り合い部分や、屋根の谷部分は雨漏りが発生しやすいため、新築時やリフォーム時にしっかりと雨仕舞いを確認することが重要です。

屋根カバー工法の施工中の様子

今回、屋根のカバー工法と天井の張り替え工事を施工しています。まずは、屋根のカバー工法の施工工程をご紹介します。

ルーフィング(防水シート)の設置

まず始めに、既存の屋根材の上にルーフィング(防水シート)を設置します。 屋根カバー工法のルーフィングの設置 ルーフィングは屋根材の下に隠れて見えない部材ですが、屋根の二次防水として重要な役割があります。 一般的にスレート瓦や日本瓦などの屋根材が割れてしまったり、隙間が生じることがキッカケで雨漏りが発生すると思っていらっしゃる方も多いです。 しかし、最終的に雨水の侵入を食い止めているのはルーフィングです。そのため、ルーフィングは屋根の二次防水として重要な役割があることを理解しておきましょう。 屋根カバー工法のルーフィングの設置 ルーフィングは軒先(下)から棟(上)に向かって葺いていきます。屋根に落ちた雨水は上から下に向かって流れるために、ルーフィングの重なりが水の流れと逆目にならないようにするためです。 新築住宅の雨漏りの原因の多くが、ルーフィングの施工不良によるものです。 屋根のカバー工法も同じく、ルーフィングの重なりが水の流れと逆目になると施工不良による雨漏りが発生します。 屋根カバー工法は、屋根業者の他にも塗装業者や訪問販売業者など様々な業者が扱っていますが、屋根リフォームの専門業者に依頼することが重要です。 屋根カバー工法のルーフィングの設置 ルーフィングは釘で固定をします。釘がルーフィングを貫通するため、防水テープで保護し、その上から釘を打ち込みます。

スターター・下地板の設置

ルーフィングの設置が完了したら、スタータと水切りの下地板を設置します。 屋根カバー工法のルーフィングの設置 スターターとは軒先に取り付ける金属板金で、屋根材本体(ガルバリウム鋼板)を設置する際のガイドの役割があります。 また、ケラバ(屋根の切妻部分)と屋根と外壁部分に取り付ける雨押さえを取り付けるための下地板も設置します。 屋根カバー工法の下地板の設置

屋根本体(ガルバリウム鋼板)の設置

スターターと下地板を取り付けたら、ガルバリウム鋼板を設置します。 屋根カバー工法の屋根材の設置 ガルバリウム鋼板もルーフィングと同様に軒先から棟に向かって設置します。 屋根カバー工法の屋根材の設置 ケラバ部分(切妻)の納まりです。ガルバリウム鋼板を加工しながら隙間が生じないようにガルバリウム鋼板を設置します。 屋根カバー工法の雨押さえの下地の設置 屋根と外壁の取り合い部分の雨仕舞いの様子です。屋根と外壁の取り合い部分は雨漏りが発生しやすい箇所のため、長めにルーフィングを立ち上げてしっかりと雨仕舞いを行います。

ケラバ水切り・雨押さえの設置

屋根本体(ガルバリウム鋼板)の設置が完了したら、ケラバ水切りと雨押さえを設置します。 屋根カバー工法のケラバ水切りの設置 ケラバ水切りを設置します。ケラバ水切りは破風部分から雨水が侵入するのを防止するための雨仕舞いの部品です。 屋根カバー工法の雨押さえの設置 屋根と外壁部分に雨押さえを設置します。雨押さえは隙間から雨水が侵入しないようにコーキングを充填してシーリングを行います。 屋根カバー工法の雨押さえの設置

屋根カバー工法の施工後の様子

屋根カバー工法の施工が完了しました。 屋根カバー工法の施工後の様子 屋根カバー工法の施工後の様子 屋根カバー工法の施工後の様子 屋根カバー工法の施工後の様子 屋根カバー工法の施工後の様子

天井の張り替え工事の施工の様子

施工前の様子

慢性的に雨漏りが発生しており、天井全体に雨染みが発生している状態でした。 雨漏りの修理の施工前の天井の様子 雨漏りの修理の施工前の天井の様子

室内の壁の養生

雨漏りの修理の施工前の天井の様子 施工中に室内の壁を汚さないようにブルーシートで養生を行います。 屋根の躯体の防水シートの設置 天井の撤去と防水シートの設置しました。 屋根の躯体の防水シートの設置 屋根の躯体の防水シートの設置 屋根の躯体の防水シートの設置

天井板の設置

屋根の天井を設置したら雨漏り修理は施工が完了です。 天井の雨漏りの施工後の様子
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この記事を書いた人
松井美月
(屋根リフォーム専門アドバイザー)
自社の屋根職人・施工管理者への取材内容をもとに、屋根カバー工法や葺き替えの正しい知識を発信。 実際の施工現場で培った経験をわかりやすくお伝えしています。