お問い合わせの経緯
築37年が経過して外壁、屋根などの外装全体の劣化が気になるようになりメンテナンスを検討されていました。外壁、屋根の劣化症状に合わせて最適なリフォーム方法でメンテナンスがしたいという思いから、外装リフォームの優良業者での現地調査を検討されていました。インターネットで蓮田市に対応できるリフォーム業者を探していた際に偶然、弊社のホームページをご覧になり興味を持って頂きました。弊社は屋根修理の専門業者ですが、建築士や一級塗装技能士などの国家資格を保有しているスタッフが在籍しており、建物全体の劣化症状を適切に診断して、最適なリフォーム方法を提案することができます。また、関東圏内で2500件の施工実績があることに専門性を感じて頂き、現地調査のご依頼を頂きました。ビフォーアフター
セメント瓦の屋根をガルバリウム鋼板屋根に葺き替えました。セメント瓦からガルバリウム鋼板に葺き替えたことで、屋根が軽くなり建物の耐震性も向上しました。単純なリフォームだけではなく、建物耐震性も向上させる付加価値の高いあ屋根リフォームを実現できました。

担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状を確認させて頂きました。築37年の屋根はセメント瓦、外壁はモルタルの建物でした。20年以上前に外壁、屋根共に塗装でメンテナンスを行っていました。前回のメンテナンスから20年以上が経過していることもあり、屋根、外壁共にチョーキング現象と呼ばれる塗料の劣化症状が発生していました。チョーキング現象は太陽の紫外線の影響で、塗料が粉状に分裂してしまい、チョークの粉のように塗装物の表面に吹き出す劣化症状です。これは塗装物では必ず発生する劣化症状で、防水性能の低下を知らせるサインであり、再塗装を行う最適な目安となります。単純なメンテナンスであれば、再塗装でも十分対応できる内容ですが、建物も築40年に迫っており、今後、老朽化も心配される状態でした。その中で、再塗装や葺き替えなど複数パターンの見積もりを提出させて頂き、ご予算や今後のライフスタイルなどを詳細にヒアリングさせて頂き、最適なリフォーム工法としてガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました。ガルバリウム鋼板は金属製の屋根材ですが、耐用年数が50年前後と非常に耐久性に優れているのが特徴です。また、メンテナンスフリーの屋根でもあり、再塗装によるメンテナンスが必要ありません。また、セメント瓦からガルバリウム鋼板に屋根材を張り替えることで、屋根が大幅に軽くなり、建物への負担が軽減されます。その結果、建物の耐震性が大幅に向上します。このように単純なリフォームではなく建物の耐震性やご家族の安心安全を最大化できる付加価値の高い屋根リフォームを実現できることから、ガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました。屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について具体的に見ていきましょう。

屋根葺き替え工事の工程と施工中の様子
ここからは屋根の葺き替え工事の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。【工程1】瓦おろし
屋根の葺き替え工事とは新しく屋根を張り替えるリフォーム工法です。まず始めに、既存のセメント瓦を撤去していきます。

【工程2】野地板の設置
既存の屋根材の撤去が完了したら、野地板を設置します。野地板とは屋根を形作り、屋根の土台となるベニア合板です。
【工程3】防水シートの設置
野地板の設置が完了したら防水シートを設置します。防水シートは屋根の二次防水として建物の内部に雨水が侵入するのを食い止めている重要な部材です。

【工程4】役物の設置
防水シートの施工が完了したら、役物を取り付けます。役物とは谷樋や棟下地などの部材です。屋根材を取り付ける前に設置します。


【工程5】屋根材(ガルバリウム鋼板)の設置
役物施工が完了したら、いよいよ屋根材のガルバリウム鋼板を設置します。防水シートと同様に軒先から棟に向かって順番にガルバリウム鋼板を設置していきます。

屋根葺き替え工事の施工後の様子




外壁塗装の工程と施工中の様子
屋根の葺き替え工事とセットで外壁塗装も施工しています。ここからは外壁塗装の工程と施工中の様子について見ていきましょう。








外壁塗装の施工後の様子



