松戸市の屋根カバー工法|強風で捲れた棟板金をカバー工法で修理しました

松戸市の屋根リフォームの施工事例
千葉県松戸市で強風で飛散した屋根板金を、カバー工法で修理しました。千葉県松戸市の、カバー工法による屋根リフォームの施工事例をご紹介します。
お問い合わせの経緯
強風で屋根板金が捲れてしまったことがきっかけで、早急な応急処置と、修理を検討されていました。インターネットで地元、松戸市の屋根修理業者を探していた際に、偶然、弊社のホームページをご覧になり、興味を持っていただきました。 国家資格の建築士を始め、雨漏り診断士や増改築相談員など、屋根修理において有効な資格を持っているスタッフが多数在籍しており、累計施工実績が1500棟と、千葉県トップクラスの施工実績を有していることに信頼性を感じていただき、現地調査のご依頼をいただきました。

ビフォーアフター

松戸市の屋根リフォームのビフォーアフター 松戸市の屋根リフォームのビフォーアフター
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状を確認させていただきました。 築年数23年の屋根はスレート、外壁はサイディングの戸建て住宅でした。強風に煽られたことで、屋根板金が捲れている状態でした。 この状態を放置すると、屋根の内部に雨水が侵入するだけではなく、飛散してしまう恐れがあったため、早急な修理が必要な状態でした。 また、屋根材のスレート瓦もこれまで1度もメンテナンスをしていない状態で、ひび割れが発生しているスレート瓦が多々みられました。 この状態のスレート瓦に塗装をしても、塗料の耐用年数を発揮できない恐れがあるため、カバー工法による屋根の張り替え工事をご提案させていただきました。 カバー工法とは既存のスレート屋根に、ガルバリウム鋼板屋根を被せるスレート屋根に特化した、屋根のリフォーム工法です。 既存の屋根材が新しい屋根材に覆われるため、カバー工法と呼ばれています。 カバー工法で使用されるガルバリウム鋼板は、金属製の屋根材ですが、錆に強く、耐久性に優れているのが特徴です。 屋根塗装が必要ないメンテナンスフリーの屋根材のため、将来的なメンテナンス費用が発生しないのが特徴です。 屋根塗装と比べると、費用は高くなりますが、スレート瓦の耐用年数が経過する、築年数30年を目安にガルバリウム鋼板に張り替えることになります。 早い段階でガルバリウム鋼板に葺き替えることで、費用対効果を最大化できるため、ガルバリウム鋼板による屋根リフォームをご提案させていただきました。

屋根の劣化症状と現地調査の様子

ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について、具体的に見ていきましょう。 強風で剥がれた棟板金 強風に煽られて、屋根板金が捲れている状態でした。屋根の内部が剥き出しになっており、雨水が侵入し、雨漏りなどの二次被害に発展する可能性があったため、早急に応急処置を行う必要がありました。 強風で剥がれた棟板金 屋根のてっぺんの板金は釘で固定されています。今回、捲れてしまった箇所は1箇所ですが、他の箇所も釘が緩んでいるため、他の箇所も捲れてしまう恐れがありました。 部分補修で修理をしても、他の箇所がまた捲れてしまう恐れがあったため、屋根板金を再度施工する必要がありました。 施工前のスレート瓦の様子 こちらは既存の屋根材の様子です。コケやカビは発生していませんが、塗装の防水性能が低下しており、屋根材が水分を吸収している状態でした。 屋根材は水分を吸収することで、非常に脆く、割れやすくなります。こちらの屋根材も例外ではなく、スレート瓦が割れてしまっている箇所が多々みられました。 ひび割れが発生したスレート瓦 スレート瓦の割れです。欠けてしまうと、その隙間から雨水が侵入するようになるため、屋根材の欠けは放置せずに、定期的にメンテナンスをすることが重要です。 捲れた屋根板金の応急処置 実際に施工をするまでに、1週間ほど期間が空くため、取り急ぎ応急処置を行いました。 捲れた屋根板金の応急処置 屋根板金の変形を直して、防水テープで補修しました。

屋根カバー工法の工程と施工中の様子

ここからは屋根カバー工法の工程と、施工中の様子について見ていきましょう。屋根のカバー方法は一般的にあまり知られていませんが、スレート屋根の、屋根材の張り替え工法として基本となる工法です。

【工程1】屋根板金の撤去・解体

まず始めに、既存の屋根板金を撤去・解体します。強風で捲れており、応急処置を行った箇所ですが、カバー工法を施工する際に、新しく交換するので、既存の屋根板金を撤去・解体します。 既存の棟板金の撤去・解体 屋根板金を撤去しました。屋根板金は釘で固定されているため、釘を抜けば簡単に取り外すことができます。

【工程2】防水シート(ルーフィング)の施工

屋根板金を撤去したら、既存の屋根材の上に防水シートを施工します。防水シートはルーフィングシートとも呼ばれており、屋根の二次防水として重要な役割があります。 防水シート(ルーフィング)の施工 ルーフィングシートは屋根の軒先(下側)から施工します。水は上から下に向かって流れます。 ルーフィングシートの重なり代が、水の流れと逆目になってしまうと、建物の内部に雨水を招き入れてしまうため、軒先から棟に向かって順番にルーフィングシートを重ねていきます。 防水シート(ルーフィング)の施工 ルーフィングシートの施工が完了しました。ルーフィングシートは既存の屋根に釘を打ち付けて固定します。 釘を打ち付ける際に、釘がルーフィングシートを貫通してしまうため、釘を打ち付ける際に、フェルトを1枚挟んで防水処理を行います。 下地板の施工 ルーフィングの施工が完了したら、下地板を取り付けます。屋根と外壁の取り合い部分は、雨押さえと呼ばれる雨仕舞いの部材を取り付けます。 その雨押さえを取り付ける際に固定するための土台が、この下地い板になります。

【工程3】ガルバリウム鋼板の施工

ルーフィングの施工が完了したら、ガルバリウム鋼板を施工します。 ガルバリウム鋼板の屋根材にはいくつか種類がありますが、建材メーカー大手、ニチハの「横暖ルーフ」という製品を使用しています。 ガルバリウム鋼板の施工 ルーフィングと同様に、ガルバリウム鋼板も軒先から棟に向かって順番に施工をします。 雪止め金具の施工 軒先から2段目、3段目に雪止め金具を施工します。 下屋根のガルバリウム鋼板の施工 こちらは1階部分の下屋根です。下屋根は形状が複雑なため、屋根の形状に合わせて、ガルバリウム鋼板を加工して、施工します。 下屋根のガルバリウム鋼板の施工後の様子 ガルバリウム鋼板の施工が完了しました。

【工程4】屋根板金・雨押さえの施工

最後に、屋根板金と雨押さえを施工したら、屋根のカバー工法は施工完了です。 屋根カバー工法の施工後の様子 こちらは雨押さえです。外壁を伝う雨水を屋根に流し込む、水切りのような役割があります。 こちらは棟板金です。屋根の棟板金を施工したら完了です。

屋根カバー工法の施工後の様子

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