お問い合わせの経緯
近所を屋根工事しているリフォーム会社の担当者が突然訪問しててきて「屋根が壊れていますよ」「修理をした方が良いですよ」と屋根の劣化を指摘されたことがキッカケで修理を検討されていました。無料で点検をしてくれると提案されたようですが、少し不審に感じたため他の業者での現地調査を検討されていました。インターネットで松戸市の対応できる屋根業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり興味を持って頂きました。建築士や雨漏り診断士などの資格を保有していることに信頼性を感じて頂き、現地調査のご依頼を頂きました。ビフォーアフター
日本瓦の屋根をガルバリウム鋼板に張り替えました。屋根の防水シートも含めて交換したことで雨漏りの心配がなくなっただけではなく、屋根の軽量化されたため地震に強い構造になりました。一石二鳥で費用対効果の高い屋根リフォームを実現できいました。
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状を確認させて頂きまいた。築50年が経過した日本瓦の屋根ですが訪問販売業者に屋根の劣化を指摘されたようです。棟の漆喰が変色しており、具体的に修理が必要な状態でした。また、築年数的に屋根の内部の防水シートが劣化している可能性が高く、防水シートの交換も必要な状態でした。日本瓦の耐用年数は80年と非常に耐久性に優れているのが特徴です。しかし、非常に重く、建物への負担が大きいことから防水シートの交換だけではなく、ガルバリウム鋼板への屋根材の葺き替え工事をご提案させて頂きました。ガルバリウム鋼板は日本瓦と比べて非常に軽量でその重量は日本瓦の1/6ほどの軽さです。そのため、屋根の負担を軽減できることから、地震に強い構造になります。このように単純なメンテナンスだけではなく付加価値の高い屋根リフォームを実現できることからガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について見ていきましょう。
築年数50年の日本瓦です。経年劣化で棟が歪んでいます。屋根の漆喰も剥がれていため具体的にメンテナンスが必要な状態でした。
軒先の瓦がずれています。雨漏りは発生していませんが、防水シートが劣化していた場合、雨漏りが発生するため、具体的にメンテナンスが必要な状態でした。
屋根の葺き替え工事の工程と施工中の様子
ここからは屋根の葺き替え工事の工程と施工中の様子について見ていきましょう。【工程1】瓦おろし
まず初めに、既存の瓦を撤去します。この工程を瓦おろしと言います。
既存の瓦を撤去しました。瓦を撤去した直後の屋根は汚れているのでしっかりと清掃を行います。
こちらは下屋根です。大屋根と同様に瓦を撤去しました。
【工程2】野地板の設置
瓦の撤去が完了したら、野地板を設置します。野地板は屋根の土台となる板です。
屋根の形状に合わせて野地板を設置したら施工完了です。ちなみに、屋根の野地板は構造用合板と呼ばれる耐久性に優れた製品を使用します。これは屋根の耐久性を左右する重要なポイントなので見積もり段階で確認しておくことが重要です。
【工程3】防水シートの設置
次に防水シートを設置します。防水シートは屋根の二次防水として建物の内部に雨水が侵入するのを食い止める役割があります。
防水シートの設置が完了しました。防水シートは改質アスファルトルーフィングと呼ばれる耐久性に優れた製品が使用されます。これも非常に重要なことなので見積もり段階で確認しておくと安心です。
【工程4】屋根材（ガルバリウム鋼板）の施工
防水シートの施工が完了したら、屋根材を設置します。ガルバリウム鋼板を軒先から順番に設置します。
2段目〜3段目にかけて雪止め金具を取り付けました。
ガルバリウム鋼板の取り付けが完了しました。ガルバリウム鋼板は横暖ルーフという耐久性に優れた製品を使用します。最後に棟板金を取り付けたら完了です。
屋根の葺き替え工事の施工後の様子
