お問い合わせの経緯
台風で屋根の棟が倒壊して、修理を検討されていました。
インターネットで地元の屋根修理業者を探していた際に、弊社のホームページをご覧になり、お問い合わせをいただきました。
弊社としても、お問い合わせが殺到している状態でしたが、早急に応急処置を行う必要があると判断し、優先的に現地調査にお伺いしました。

担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い、屋根の状況を確認させていただきました。
台風の強風に煽られて、屋根の頂点の棟が倒壊している状態でした。倒壊した棟瓦や、棟の土台となっていいる葺き土(粘土)が屋根に散乱していました。雨漏りが発生するだけではなく、庭に瓦が落下するなど、非常に危険な状態なため、早急に応急処置が必要な状態でした。
屋根材の日本瓦は耐用年数が非常に長いため、棟だけを修理する、部分修理で対応することもできました。しかし、「安全な屋根材に張り替えたい」という施主様のご要望があり、ガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させていただきました。
ガルバリウム鋼板とは金属製の屋根材です。非常に軽量な屋根材で、既存の日本瓦の1/6の軽さです。屋根材をガルバリウム鋼板に葺き替えることで、屋根が軽量になるため、建物全体の耐震性能が向上します。
棟の倒壊や瓦の落下などの危険が無い安全な屋根材です。
また、メンテナンスフリーの屋根材のため、屋根塗装の必要が無く、将来的なメンテナンス費用が発生しないのが特徴です。
このように、建物の安全性を飛躍的に向上できるため、ガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させていただきました。
屋根の被害状況と現地調査の様子
ここからは屋根の被害状況と現地調査の様子について見ていきましょう。


屋根葺き替え工事の工程と施工中の様子
ここからは屋根の葺き替え工事の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。【工程1】既存の瓦の解体・撤去
まず始めに、既存の屋根材を撤去・解体します。屋根の葺き替え工事の見積書には、「瓦おろし」と記載されることもあるので理解しておきましょう。



【工程2】野地板(コンパネ)の施工
瓦の撤去・解体が完了したら、野地板を施工します。野地板とは屋根の土台となる部材ですが、葺き替え工事の見積書では、「コンパネ」と記載されることもあるので理解しておきましょう。

【工程3】ルーフィグ(防水シート)の施工
野地板の施工が完了したら、ルーフィングシートを施工します。ルーフィングシートは屋根の防水シートととして、屋根の防水性能を確立している重要な素材です。


【工程4】ガルバリウム鋼板の施工
ルーフィングの施工が完了したら、いよいよガルバリウム鋼板を施工します。



屋根葺き替え工事の施工後の様子


