四街道市|瓦屋根の雨漏りを屋根の葺き替え工事で根本解決!

四街道市の屋根葺き替え工事の施工事例
千葉県四街道市で日本瓦屋根の葺き替え工事を施工させて頂きました。千葉県四街道市の屋根の葺き替え工事の施工事例をご紹介します。
お問い合わせの経緯
台風で雨漏りが発生したことがキッカケで修理を検討されていました。インターネットで地元の屋根修理業者を検索した際に、弊社のホームページをご覧になり興味を持って頂きました。 「散水調査」や「サーモグラフィック調査」などの雨漏り調査を実施することが可能で、実際に雨漏り診断士の資格保有者が現地調査を実施することに信頼性を感じて頂き、現地調査のご依頼を頂きました。 弊社にも台風によるお問い合わせが、関東全域から殺到している状態でしたが、地元の千葉県の施主様であり、雨漏りが発生している状態だっため、優先して現地調査を行いました。

ビフォーアフター

四街道市の屋根葺き替え工事の施工事例のビフォーアフター 四街道市の屋根葺き替え工事の施工事例のビフォーアフター
担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い、屋根の劣化症状を確認させて頂きました。実際に屋根に上がり、屋根の雨漏りの状況を詳しく調査した結果、「屋根の葺き替え工事」による雨漏り修理をご提案させて頂きました。 まず始めに雨水の侵入経路を特定するために、実際の雨を再現する散水調査を実施しました。散水調査の結果、屋根の二次防水のルーフィングシート(防水シート)が破れている箇所があり、そこから雨水が建物の内部に侵入していました。 ルーフィングシートも耐用年数が経過しており、部分補修で修理をしても、他の箇所から雨漏りが発生する可能性が極めて高い状況でした。 雨漏りが再発すると、再度修理が必要になるだけではなく、建物の躯体(骨組み)も腐食してしまい大工事に発展する恐れがあります。 そのため、初回の修理で確実に雨漏りを止めて、被害を拡大させないためにも、屋根材の下地(ルーフィングシート)から屋根材までを新しく張り替える、屋根の葺き替え工事による修理をご提案させて頂きました。 その他に、屋根の葺き替え工事で設置する足場を有効活用して、費用対効果を高めるために、外壁塗装もセットでご提案させて頂きました。 施工後、雨漏りもピタッと止まり、「屋根修理プラスさんすごいね!」と、お褒めのお言葉を頂きました。

屋根の劣化症状と現地調査の様子

ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について見て行きましょう。 施工前の日本瓦屋根の状態 今回は施主様とご相談した結果、建物の耐震性を考慮して、ガルバリウム鋼板に葺き替えます。 本来、日本瓦は耐用年数が50年〜80年と非常に長期的な屋根材のため、劣化を原因に張り替える必要はありません。雨漏りが発生しても「葺き直し」という既存の屋根材を再利用する方法で修理を実現できます。 しかし、日本瓦は非常に重いため建物の耐震性能が低いのが弱点です。日本瓦からガルバリウム鋼板に葺き替えることで、屋根材が60%軽くなり、建物の重心が下がるため、建物全体の耐震性が向上します。 黒く変色した漆喰 屋根の棟の漆喰が黒く変色しています。メンテナンスの目安となります。 屋根の棟の内部には「葺き土」と呼ばれる粘土が詰まっています。この粘土が外に流出しないように蓋をしているのが漆喰です。 漆喰の変色は代表的な劣化症状の一つで初期症状ですが、このまま劣化が進行すると、漆喰が剥がれてしまい棟の内部の葺き土がむき出しになってしまいます。 そうすると、棟の内部の葺き土が外に流れ出てしまう、変色している段階でメンテナンスをすることが重要です。 漆喰が剥がれて歪んでいる棟 こちらは漆喰が剥がれており、棟内部の「葺き土」が流出している状態でした。実際に棟瓦にも歪みが生じており、地震や台風などで倒壊する危険がありました。 ルーフィングシートの破れ 雨水の侵入経路となったルーフィングシート(防水シート)の破れです。 ルーフィングシートの破れた箇所の拡大写真 ルーフィングシートの耐用年数は25年〜30年と言われています。 「部分補修で修理できないの?」と質問されることがありますが、このように耐用年数が経過したルーフィングシートは部分補修で修理をしても、すぐに別の箇所から雨漏りすることがほとんどです 雨漏りは、ルーフィングごと交換する「葺き替え工事」「葺き直し」などの根本的な修理が必要です。

屋根の葺き替え工事の工程と施工中の様子

ここからは屋根の葺き替え工事の工程を施工中の様子について具体的に見て行きましょう。

【工程1】屋根材の撤去・解体(瓦おろし)

まず始めに、既存の屋根材を撤去・解体します。この作業を瓦おろしと言います。 日本瓦の撤去後の屋根 瓦の撤去後の屋根の様子です。棟に対して平行に角材が施工されていますが、これは瓦の土台となっていた瓦桟という部材です。この瓦桟も撤去します。 瓦桟の撤去後の屋根 瓦桟の撤去が完了しました。既存のルーフィングシートだけの状態になりました。 瓦の撤去の下屋根 下屋根も大屋根と同様に、屋根材を撤去してルーフィングだけの状態にします。 瓦の撤去の下屋根 大屋根、下屋根と共に屋根材の撤去・解体作業が完了しました。

【工程2】野地板(コンパネ)の施工

既存の屋根材を撤去したら、野地板(コンパネ)を施工します。 野地板(コンパネ)の施工 野地板とは屋根材の土台となる板材です。構造用合板というベニア合板が使用されます。 構造用合板は耐水性や強度、接着材のホルムアルデヒドの含有率が、JIS規格で規定されおり、品質が安定していることから、屋根の野地板として使用されます。 屋根の葺き替え工事の見積書には「コンパネ」と記載されることがあります。コンパネはベニア合板の「コンクリートパネル」の名称でもありますが、実際に使用されるのは構造用合板なので注意が必要です。 屋根の葺き替え工事の見積書を確認する際は、必ず野地板の種類を確認して、「構造用合板」が使用されていることを確認することが重要です。 下屋根の野地板(コンパネ)の施工 大屋根と同様に下屋根も野地板を施工します。 屋根の野地板(コンパネ)の施工 野地板は屋根の形状に合わせて、その場で加工をしながら施工します。すべての屋根面に構造用合板を施工したら野地板の施工は完了です。

【工程3】アスファルトルーフィング(防水シート)の施工

野地板の施工が完了したら、アスファルトルーフィング(防水シート)を施工します。アスファルトのルーフィングは防水シートであり、屋根の二次防水として、最終的に建物内部に雨水が侵入するの、を食い止める役割があります。 ルーフィングシートの施工 黒いシート状の素材がルーフィングシートです。 屋根の施工面積に合わせてルーフィングシートを切り出して施工をします。軒先(底部)から棟(高部)に向かって、重ねしろを取りながら施工をします。 これはルーフィングシートの重なりが、屋根の水の流れと逆目にならないようにするためです。ルーフィングシートの重なりが屋根の流れと逆目になってしまうと、建物の内部に雨水を呼び込んでしまうため、すぐに雨漏りが発生するようになります。 ルーフィングシートの施工は、屋根の防水性能を左右するもっとも重要な工程になります。 ルーフィングシートの施工 大屋根のルーフィングシートの施工が完了しました。 ガルバリウム鋼板屋根で、使用するルーフィングシートは、耐久性に優れた製品を使用するのが鉄則です。 これはガルバリウム鋼板の、長期的な耐用年数に対応させるためですが、一定の耐久性が保証されている、「改質アスファルトルーフィング」以上の製品を使用します。 ガルバリウム鋼板の耐用年数は40年〜50年と非常に長期的です。 しかし、実際に屋根の防水性を確立しているのはルーフィングシートです。ガルバリウム鋼板のような、高耐久な屋根材を使用しても、ルーフィングシートが劣化して破れてしまうと、雨漏りが発生します。 このようにガルバリウム鋼板の耐久性を最大限発揮させるために、ルーフィングシートも耐久性に優れた、改質アスファルトルーフィングを使用します。 このような理由から、今回の屋根葺き替え工事も、建材メーカー大手、田島ルーフィングの「P-Ex」という製品を使用しました。 下屋根のルーフィングシートの施工 下屋根のルーフィングシートの施工後の様子です。屋根と外壁の取り合い部分は、雨漏りが発生しやすいポイントになります。ルーフィングシートを施工する段階で、しっかりと雨仕舞いを行います。

【工程4】屋根本体(ガルバリウム鋼板)の施工

ルーフィングシートの施工が完了したらガルバリウム鋼板を施工します。 屋根本体の施工 ルーフィングシートと同じく、軒先(底部)から棟(高部)に向かって順番にガルバリウム鋼板を施工します。 ガルバリウム鋼板は建材メーカー大手、ニチハの「横暖ルーフ」という製品を使用しています。ガルバリウム鋼板の製品はメーカーによっていくつか種類がありますが、ニチハの「横暖ルーフ」耐久性と断熱性に優れているのが特徴です。 ガルバリウム鋼板はアルミと亜鉛の合金メッキが施されたメッキ合板です。その中で、「横暖ルーフ」はマグネシウムを合金したSGL(スーパーガルバリウム)が採用されており、従来にガルバリウム鋼板と比べて錆に強いのが特徴です。 また、屋根材と断熱材が一体となっている仕様で、金属屋根の弱点である、断熱性の低さを克服した製品です。 このような理由から、屋根修理プラスでは、ニチハの「横段ルーフ」の使用をオススメしています。 屋根本体の施工 ガルバリウム鋼板の施工が完了しました。

【工程5】屋根の棟板金の施工

ガルバリウム鋼板を施工したら屋根の頂点に棟板金を取り付けます。 棟板金の施工 棟板金を取り付けました。瓦屋根で漆喰が剥がれていた箇所と同じです。 日本瓦の屋根では熨斗(のし)瓦で棟を形成していましたが、ガルバリウム鋼板屋根は金属製のカバーで棟を保護します。 棟板金を取り付けたら、大屋根の葺き替え工事は施工完了です。 下屋根の雨押さえの施工 こちらは下屋根です。外壁と屋根の取り合い部分に雨押さえという雨仕舞い(雨漏り対策)の部材を取り付けます。 雨押さえを取り付けたら、屋根の葺き替え工事は施工完了です。

屋根葺き替え工事の施工後の様子

漆喰が剥がれており、雨漏りもが発生していた瓦屋根でしたが、ガルバリウム鋼板に葺き替えて見違えるほど、キレイになりました。屋根の軽量化も図ったことで、建物全体の耐震性も向上し、安心安全な住まいを実現できました。 日本瓦の葺き替え工事の施工後の様子 日本瓦の葺き替え工事の施工後の様子 日本瓦の葺き替え工事の施工後の様子 日本瓦の葺き替え工事の施工後の様子 下屋根の葺き替え工事の施工後の様子 下屋根の葺き替え工事の施工後の様子

外壁塗装の工程と施工中の様子

屋根の葺き替え工事の施工が完了したら、次に外壁塗装の施工事例を見て行きましょう。

【工程1】高圧洗浄

まず始めに、高圧洗浄で外壁の汚れをキレイに洗い流します。 外壁の高圧洗浄 専用の高圧洗浄機を使用して、建物の外周をグルリと洗浄します。市販の高圧洗浄機は、8Mpa〜10Mpaの水圧ですが、外壁塗装で使用する高圧洗浄機は、15Mpaと水圧が高いのが特徴です。

【工程2】外壁塗装の下塗り

外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」3回の重ね塗りで仕上げます。 その中で、1回目の「下塗り」はシーラーと呼ばれる下地調整専用の塗料を使用して、「中塗り」「上塗り」の塗装下地を整える役割があります。 外壁塗装の下塗り シーラーを塗装します。モルタル外壁は塗料の吸い込みが激しいため、シーラーを染み込ませるように塗装します。 外壁に下塗り塗料を染み込ませておくことで、「中塗り」「上塗り」塗装時の塗料の吸い込みを抑制できるので、塗りムラを防止することができます。

【工程3】外壁塗装の中塗り

下塗りが完了したら、次に中塗りを行います。中塗りでは施主様とご相談して決めたメインの塗料を使用します。塗料メーカー最大手、日本ペイントのラジカル塗料「パーフェクトトップ」を使用しました。 外壁塗装の中塗り 外壁塗装は「シリコン塗料」が標準的な塗料です。ラジカル塗料はシリコン塗料と同等の価格帯でありながら、耐用年数を長期化することに成功した、コストパフォーマンスに優れた塗料です。

【工程3】外壁塗装の上塗り

中塗り工程が完了したら、上塗りを行います。中塗りで使用したラジカル塗料「パーフェクトトップ」を重ね塗りして、塗膜を均等に仕上げます。 外壁塗装の上塗り 塗料は製品によって塗膜の厚みが明確に定められています。この規定値よりも塗膜が厚すぎても、薄すぎても塗料本来の性能を発揮することができません。 そのため、上塗り塗装は塗料の性能を最大限発揮できる、塗膜を形成するための仕上げ塗装になります。

【工程4】付帯部の塗装

外壁塗装が完了したら、付帯部の塗装を行います。付帯部とは「破風板」や「軒天」「霧避け」などの建物の付帯箇所を指します。まず始めに、破風板の木部塗装から見て行きましょう。 破風板のケレン作業 破風板は木部塗装になります。脆弱な既存の塗膜の上に塗装をすると、すぐに塗料が剥がれてしまいます。そのため、サンドペーパー(紙やすり)で劣化した塗膜を削り取り、塗装の下地を整えます。この作業を「ケレン」と言います。 c ケレンが完了したらウレタン塗料で塗装をします。ウレタン塗料は低反発のマットレスにも採用されていますが、柔らかい塗膜を形成するため、密着性に優れているのが特徴です。 下地の状態にもよりますが、塗料が密着しずらい木部や鉄部の塗装ではウレタン塗料が使用されるのが一般的です。 破風板の塗装 破風板の塗装が完了しました。 軒天の塗装 こちらは軒天の塗装です。軒天は軒先の裏側です。雨水に直接さらされることがなく、劣化の進行速度が遅いのが特徴です。こちらも木部塗装になるため、ウレタン塗料を使用しました。 鉄部のケレン作業 こちらは戸袋の鉄部です。経年劣化で旧塗膜や錆が発生するため、ケレン作業を行い、塗装の下地を整えます。 鉄部の錆止め塗装 ケレン作業が完了したら、錆止め塗料で下塗りをします。 鉄部の塗装 ウレタン塗料で仕上げたら作業完了です。

外壁塗装の施工後の様子

外壁塗装の施工後の様子 外壁塗装の施工後の様子 外壁塗装の施工後の様子  
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