お問い合わせの経緯
新築から12年が経過して外壁・屋根塗装を検討されていました。建物を大切にされており「いい加減な業者に依頼したくない」という気持ちから、地元の塗装業者を含めて3社の相見積もりをされていました。ご近所から弊社の評判をお聞きになり、興味を持って頂きました。屋根修理を中心とした外装リフォーム専門業者として、関東エリアを中心に施工実績が豊富だったことがキッカケで弊社にご依頼頂きました。
屋根塗装のビフォーアフター(川崎市川崎区旭町)




担当者のコメント
ハウスメーカー施工の高級感のある洗練された素晴らしい住宅でした。施主様も建物を大切にされており、見積もり価格だけではなく、施工業者の技術力や知識を非常に重要視されていました。
「建物を守る劣化しない長持ちする塗料で塗装をして欲しい」とご要望がありました。施主様のご要望を実現するために、外壁は日本ペイントの「ニッペ ファイン フッ素」という耐久性に優れた最高級の塗料をご提案させて頂きました。
スレート瓦は板厚5mmのセメント質の屋根材です。10年が経過すると必ずと言って良いほど、クラック(割れ)が発生するため、フッ素塗料などの高耐久な塗料を使用しないのが一般的です。
その中で施主様のご要望を実現するために、屋根塗装は遮熱塗料のサーモアイSiをご提案させて頂きました。遮熱塗料とは太陽の熱を反射して屋根材の表面温度を下げる塗料です。
夏場、スレート瓦の表面温度は70℃近くに達します。そのため、遮熱塗料を使用して屋根材の表面温度を下げてあげることで、屋根材本体のダメージを軽減することができます。
このように外壁はフッ素塗料を使用し、屋根に遮熱塗料を使用することで、外壁材と屋根材の寿命を最大化させることができ、付加価値の高いメンテナンスを実現できました。
施主様も大変満足されており、弊社の自慢の施工事例となりました。
屋根塗装の現地調査と施工前の劣化症状(川崎市川崎区旭町)
ここからは実際に屋根塗装を行う前の屋根の劣化症状について見て行きましょう。

屋根塗装の施工中の様子(川崎市川崎区旭町)
ここからは川崎市の屋根塗装の施工工程をご紹介します。これから外壁・屋根塗装に臨まれる方は、屋根塗装工程について理解を深めると、失敗を回避できるのでぜひ、参考にして頂ければと思います。【工程1】屋根の高圧洗浄
塗装工事を行う前に、屋根の汚れをキレイに洗い流します。塗装面に汚れが残っていると施工不良の原因になるからです。

【工程2】クラックの補修・棟板金の錆止め
高圧洗浄の工程が完了したら、クラックの補修と棟板金の錆止め塗装を行います。


【工程3】外壁塗装の下塗り
クラック補修と錆止め塗装が完了したら、いよいよ塗装工程に移行します。屋根塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回数の重ね塗りが行われます。下塗りでは、シーラーと呼ばれる下塗り塗料を使用して、「中塗り」「上塗り」で遮熱塗料を使用して仕上げます。 下塗りは塗装面と中塗り塗料の密着性を高める役割があります。具体的には中塗り塗料の吸い込みを抑制して、下地を均等に整えることで、塗装の塗りムラを防止します。


【工程3】中塗り・上塗り
下塗りが完了したら、遮熱塗料を使用して「中塗り」「上塗り」を行います。中塗りを行い、一定の乾燥時間を設けてから、上塗りを行います。
屋根塗装の施工後の様子






外壁塗装の施工工程と施工中の様子(川崎市川崎区旭町)
屋根塗装と並行して、外壁塗装も施工しました。ここからは外壁塗装の施工工程について解説します。



屋根塗装の下塗り
屋根塗装と同様に高圧洗浄を行い、クラック補修で塗装の下地を整えてから、下塗りを行います。外壁塗装もシーラーを使用します。特に、もモルタルは塗料の吸い込みが激しいため、下塗りを行い、上塗り塗装を行う下地を整えます。
屋根塗装の中塗り・上塗り
下塗りが完了したら、いよいよ中塗りを行います。フッ素塗料の「ニッペ ファインフッソ」を使用します。ニッペファインフッソはフッ素塗料の中でも最高級の塗料です。中塗りと上塗りで2回の重ね塗りを行います。


外壁塗装の施工後の様子




