お問い合わせの経緯
築31年の戸建て住宅を中古で購入した際に、漆喰の劣化や瓦のズレなどの劣化症状があり気になっていました。屋根の劣化症状を適切に診断して最適な修理方法を提案できる屋根修理の専門業者を探していた際に弊社のホームページをご覧になり興味を持っていただきました。建築士が在籍しており屋根の劣化症状を適切に判断して最適な修理方法を提案できることに信頼性を感じていただき現地調査のご依頼をいただきました。ビフォー アフター

担当者のコメント
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の状況を確認させて頂きました。 築30年のセメント瓦の屋根でしたが、前回のメンテナンスから15年以上が経過しており、表面の塗装が剥がれていました。 セメント瓦はセメントを主原料とする屋根材で、塗装により防水性を確立しています。そのため、表面の塗装が劣化すると屋根材が水分を吸収するようになり、屋根材が割れやすくなります。 そのため、塗装の防水性能が低下する10年を目安に再塗装を行う必要があります。今回の事例も同様に塗装が劣化しており再塗装によるメンテナンスが必要な状態でした。また、屋根の漆喰の劣化も補修して総合的なメンテナンスを実現できました。屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について見ていきましょう。

屋根塗装の工程と施工中の様子
ここからは屋根塗装の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。【工程1】漆喰補修工事
まず始めに漆喰補修工事を行います。外れかかっていた鬼瓦を漆喰で補修します。


【工程2】高圧洗浄
漆喰補修工事が完了したら高圧洗浄で屋根の汚れをきれいに洗い流します。セメント瓦は汚れが付着しやすいため、丁1枚1枚丁寧に汚れを洗い流します。
【工程3】屋根塗装の下塗り
下地補修が完了したら、いよいよ、塗装工程に移行します。塗装工事は下塗り、中塗り、上塗りの3回の重ね塗りで仕上げます。 その中で、下塗りはシーラーと呼ばれる下地調整塗料を使用して、塗装の下地を整える役割があります。
【工程4】屋根塗装の上塗り
下塗りが完了したら、中塗りを行います。 中塗りでは施主様とご相談しながら決めたメインの塗料を使用します。今回はコストパフォーマンスに優れたシリコン塗料を使用します。


屋根塗装の施工後の様子


