板橋区2018.11.02 reformplus 屋根カバー工法リフォーム・下屋根塗装・破風板金|板橋区(I様邸) 東京都の板橋区で屋根のカバー工法リフォームを施工させて頂きました。 家を建ててから築30年が経過したことを機会に、屋根のメンテナンスを検討されていました。 屋根のリフォームについて豊富な施工実績があること 建築士が現地調査を行ってくれること この3つのポイントが決め手になり、弊社にお問い合わせ頂きました。 カラーベストのアーバニーという高級なスレート瓦の住宅でしたが、築年数が30年が経過をしており、ひび割れ箇所が多く目立ちました。 基材(屋根材の本体)が劣化しているために、屋根材本体の塗装を行っても塗料本来の性能が発揮できずに、施工不良を起こす危険もあるために、ガルバリウム鋼板による屋根カバー工法をご提案させて頂きました。 ただし、お客様のご要望で建物の美観性を考慮して道路から見える下屋根はアーバニーのまま残して欲しいとのご要望があり、屋根塗装によるメンテナンスを行いました。 また、塗装が剥がれていた破風板の修理と板金工事を施工させて頂きました。 今回の屋根リフォームはお客様も大変満足されており、弊社の自慢の施工実績になりました。 それでは、具体的に板橋区の屋根リフォームの施工中の様子をご紹介します。 ビフォーアフター 今回は大屋根はカバー工法リフォーム、下屋根は屋根塗装を行いました。まずは、下屋根のビフォーアフターからご紹介します。 下屋根の塗装工事 下屋根は一部、ひび割れが発生していましたが、しっかりと補修をして塗装させて頂きました。屋根の塗料も高耐久のフッ素塗料を使用しました。 塗装は葺き替えと比べて耐久性は発揮できませんが、美観的には新築のように生まれ変わりお客様も大変満足されていました。 大屋根のカバ工法リフォーム 大屋根も下屋根と同様にひび割れが発生している箇所がありました。 しっかりと部分補修をすれば屋根塗装の下地として利用できる状態でしたが、屋根材の耐用年数が経過しており、塗装よりも葺き替え(カバー工法)の方が費用対効果が高いと判断して屋根のカバー工法を提案させて頂きました。 カバー工法で施工するガルバリウム鋼板は屋根塗装の必要がないメンテナンスフリーの屋根材です。そのため、メンテナンスの手間と費用を節約することができます。 下屋根の塗装工事の様子 下屋根の塗装工事の様子をまずは見て行きましょう。 高圧洗浄・ひび割れの補修 高圧洗浄で屋根の汚れを洗い流してから、ひび割れの補修を行いました。 ひび割れに沿ってコーキングで補修を行いました。 下塗り コーキングでひび割れの補修を行い下地が整ったら下塗りを行います。 屋根塗装は下塗りと上塗り2回の3回の重ね塗りが行われます。 下塗りは屋根材と上塗り塗料の密着性を高める役割があります。 従来のカラーベストよりアーバニーは厚みがあり、凹凸があるので塗り残しがないように丁寧に下塗りを行います。 1枚1枚もれなく下塗りを行ったら下塗り工程は完了です。 上塗り(1回目) 下塗りが完了したら、上塗りを行います。 下塗りと同様に塗り残しが無いように1枚1枚丁寧に塗装をします。 下屋根のすべての屋根材を塗装をしたら1回目の上塗りは完了です。 上塗り(2回目) 1回目の上塗りが完了した、2回目の上塗りを行います。 1回目の上塗りと同じ工程を繰り返します。 下屋根のすべての屋根材を塗装したら塗装工事は完了です。 屋根塗装について 詳しくはこちら 屋根カバー工法リフォーム ここからは大屋根の屋根カバー工法リフォームの施工中の様子をご紹介します。 施工前の様子 まずは施工する前の屋根材の状態について見て行きましょう。 屋根材の塗装が劣化して屋根全体にチョーキング現象と呼ばれる劣化症状が発生しています。 屋根の面によって劣化度合いが異なりますが、塗装が剥がれて屋根材の基材(本体)のセメントが露出している箇所があります。 一部、コケとカビが発生している箇所がありました。 高圧洗浄 本来、屋根のカバー工法では高圧洗浄を行いませんが、今回を塗装するタイミングで大屋根も高圧洗浄を行いました。 高圧洗浄を行い汚れを除去することで、屋根の素地が鮮明に見えるようになりました。 白く変色している箇所は屋根材の素地(セメント)です。 このような状態に塗装をすると、塗装後すぐに塗装が剥がれるなどの施工不良の原因になるのでカバー工法を行う最適なタイミングでした。 ひび割れの補修 本来カバー工法ではひび割れの補修は行いませんが、お客様のご希望でひび割れの補修を行いました。 完全に亀裂が入っています。このようなひび割れは雨漏りの原因になるので注意が必要です。 ひび割れた屋根材を一旦撤去してコーキングで補修を行います。 屋根材のキレイを補修しました。 1枚1枚屋根材の状態を確認して屋根材のひび割れや欠けを補修して作業が完了です。 棟板金(棟包み板)の撤去 屋根材の補修が完了したら、次に棟板金を撤去します。 棟板金を撤去すると鳥の巣が出てきました。木材を腐食させる原因なるので定期的な点検が必要です。 すべての棟板金を撤去して、木材も撤去します。 棟板金の撤去作業が完了しました。 ルーフィング(防水シート)の設置 棟板金を設置したら、ルーフィングを設置します。 ルーフィングは屋根の二次防水としての役割があります。 役物の設置 ルーフィングを設置したら、谷樋や棟下地などの役物を設置します。 谷樋を設置しました。谷樋は屋根の雨漏りの原因になりやすい箇所なので丁寧に施工しました。 棟の下地を取り付けます。 屋根材(ガルバリウム鋼板)の設置 役物を取り付けたらガルバリウム鋼板を設置します。 棟板金(棟の包み板)の設置 屋根材を設置し、棟板金を取り付けたら大屋根のカバー工法は施工完了です。 カバー工法について 詳しくはこちら 破風板の板金工事 破風板の板金工事を施工しました。まずは軒天を修理しました。 破風板金の施工 破風板金を施工しました。塗装が一部剥がれている箇所がありました。本来であれば、塗装をしますが、ガルバリウム鋼板の板金を巻くことでメンテナンスの手間を大幅に削減することができます。 ツイート シェア はてブ LINE Pocket feedly