お問い合わせの経緯
新築から30年が経過して外壁と屋根の外装リフォームを検討されていました。ハウスメーカーに見積もりを依頼したところ見積もり価格が300万円近くになってしまったため、一旦保留にして施主様ご自身でリフォーム業者探しを始められました。
複数のリフォーム会社に現地調査を依頼して提案内容や価格を比較した中で弊社に工事を依頼して頂きました。
弊社に外装リフォームを依頼した最大の理由として「適正価格による施工」と「施工実績の豊富さ」、「担当者の対応の良さ」とおっしゃっていました。
上記の経緯で弊社にお問い合わせを頂き、工事のご依頼を頂きました。
屋根カバー工法をご提案させて頂いた経緯
施主様は外壁と屋根の外装をリフォームをご検討されていました。実際に現地調査を行い、外壁塗装と屋根カバー工法による外装リフォームをご提案させて頂きました。 スレート瓦の屋根材でしたが屋根材全体にコケやカビが生えていました。屋根材の基材(本体)が水分を吸収しており、屋根塗装の下地として利用することができない状態で、屋根材を新しく葺き替える必要がありました。 そのため、屋根カバー工法によるガルバリウム鋼板への葺き替えをご提案させて頂きました。 屋根カバー工法とはスレート瓦の屋根リフォーム工法で、既存のスレート瓦の上に新しくガルバリウム鋼板の屋根を被せる工法です。既存の屋根材を撤去しないことから、既存屋根材の撤去・廃棄費用が発生せず、工期も短縮できるため、従来の葺き替え工法と比べて安く新しい屋根材に葺き替えることができます。 また、屋根のカバー工法で使用されるガルバリウム鋼板は金属性の屋根材ですが、屋根塗装の必要の無いメンテナンスフリーの屋根材です。そのため、屋根塗装による将来的なメンテナンス費用と手間を削減することができます。 耐用年数(寿命)も40年〜50年と非常に長期的なため費用対効果の高い屋根リフォームを実現することが可能です。 上記の理由から屋根カバー工法によるガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました。ビフォーアフター


施工前の様子
ここからは屋根カバー工法の施工前の様子について見ていきましょう。



施工中の様子
スレート瓦のカバー工法の様子について見て行きましょう。屋根カバー工法のようすを各工程ごとに詳細に解説するので、カバー工法による屋根リフォームを検討されている方はぜひ、参考して頂ければと思います。ルーフィング(防水シート)の設置
まず始めに、大棟の屋根板金を取り外して、屋根材だけの状態にします。そして、その屋根材の上にルーフィング(防水シート)を設置します。


軒先水切り・屋根下地の設置
ルーフィングを設置したら、軒先水切りと棟下地を設置します。棟下地とは棟板金を取り付ける際の土台となる木材です。
ガルバリウム鋼板本体・屋根板金の設置
軒先水切りとや棟下地を取り付けたら、ガルバリウム鋼板本体を施工します。









下屋根のガルバリウム鋼板本体と屋根板金の設置
下屋根も大屋根と同様にガルバリウム鋼板本体と、屋根板金を設置します。 また、屋根と外壁の取り合い部分には雨押さえを設置して雨仕舞いを行いました。




破風板金の施工
木製の破風板をガルバリウム鋼板で巻きました。木製の破風板は塗装により木材が腐食しないように保護しているため塗装によるメンテナンスが必要です。 破風板をガルバリウム鋼板で巻くことで塗装の必要のないメンテナンスフリーの破風板になります。

雨樋の設置
破風板の板金工事が完了したら、雨樋を設置します。




霧避けの塗装
経年劣化で錆が発生してた、霧避けも塗装によいメンテナンスを行いました。 霧避けなど付帯部の塗装はDIYで施主様ご自身が施工する方も多いですが、鉄部の塗装はケレンと呼ばれる専門的な下地処理を行い塗装をする必要があります。 しっかりとケレンを行い霧避けの塗装を行いました。






雨戸の塗装
雨戸も1枚1枚取り外して塗装を行いました。霧避けの塗装と同様に雨戸は鉄部の塗装になるためケレン作業を行い下地をしっかりと整えてから塗装をしました。


