お問い合わせの経緯
10月の台風で屋根の棟瓦が飛散して落下してしまいました。棟瓦が飛散した影響で瓦も数枚割れてしまい欠片が庭に落下してしまいました。
応急処置だけでも、早急に行おうとインターネットで修理業者を探されていました。偶然、弊社のホームページをご覧頂き、ホームページからお問い合わせを頂きました。
草加市の施工事例が豊富で、台風が原因で不具合が発生した屋根の修理事例も豊富だったことから弊社をお選び頂けました。
屋根葺き替え工事をご提案させて頂いた経緯
実際に現地調査を行い、台風で飛散した棟瓦の応急処置を行いました。屋根の不具合箇所や劣化症状を確認させて頂いた結果、ガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました。 既存の屋根材にセメント瓦が使用されていました。セメント瓦は現在、製造が中止されているため在庫が無く欠落した棟瓦を同じセメント瓦に交換することは困難な状況でした。 既存のセメント瓦も全体的に塗装が剥がれており、コケやカビなどの劣化症状が発生していました。 コケやカビは屋根の防水性能が低下しているサインで屋根塗装や葺き替えなどの具体的なメンテナンスが必要な状態でした。 築30年が経過しておりセメント瓦の耐用年数(30年〜35年)の限界に差し掛かっていました。 欠落した箇所の部分修理で、屋根材を塗装してもセメント瓦の基材(本体)が劣化しており施工不良の原因になる可能性があったため、ガルバリウム鋼板による屋根の葺き替え工事をご提案させて頂きました。 セメント瓦をガルバリウム鋼板に葺き替えることで、屋根が軽くなるため建物全体の耐震性能が向上します。 また、ガルバリウム鋼板は屋根塗装によるメンテナンスの必要が無いメンテナンスフリーの屋根材でありながら、耐用年数が40年〜50年と非常に長期的で費用対効果が高いのが特徴です。 このようにセメント瓦をガルバリウム鋼板に葺き替えることで、建物の耐震性能が向上し、費用対効果の高い屋根リフォームを実現できるために、ガルバリウム鋼板による葺き替え工事をご提案させて頂きました。ビフォーアフター


施工前の様子
施工前の様子について見て行きましょう。 セメント瓦の屋根は30年〜40年前に普及した屋根材で現在では生産が中止されている屋根材です。 現在、普及しているセメント瓦も耐用年数の限界が迫っているものが多く、葺き替えによるメンテナンスが増えてきました。 セメント瓦の不具合や劣化症状の特徴を踏まえて最適なタイミングで屋根リフォームを実現するために、セメント瓦の葺き替え工事の施工前の状態について見て行きましょう。



施工中の様子
ここからは施工中の様子について見て行きましょう。既存屋根材の撤去(瓦おろし)
まず始めに、既存屋根材を撤去します。


野地板(コンパネ)の設置
瓦おろしの工程が完了したら、新しい屋根材を設置する土台となる野地板を設置します。
ルーフィング(防水シート)の設置
野地板を設置したらルーフィング(防水シート)を設置します。

ガルバリウム鋼板本体の設置
屋根全体にルーフィングを設置したら、ガルバリウム鋼板の本体を設置します。


施工後の様子



