市川市の屋根塗装 | 屋根の寿命を最大化させる遮熱塗装

市川市の屋根塗装の施工事例
千葉県市川市で屋根塗装工事を施工させて頂きました。築18年のスレート屋根でしたが、経年劣化により屋根のてっぺんにある棟板金の釘が浮いている状態でした。 訪問販売業者にも棟板金の不具合を指摘されていました。 このページでは、千葉県市川市の屋根塗装工事の施工事例をご紹介します。

お問い合わせの経緯

近所で屋根塗装工事をするというリフォーム会社の営業マンが挨拶に来た際に、「屋根の棟板金が浮いていますよ!」「このままだと雨漏りがするので修理をした方が良いですよ」と棟板金の不具合を指摘されたことがキッカケで修理を検討されていました。 「工事のお昼休みにちょっと点検しましょうか?」と無料の屋根点検を勧められ、お願いしたようです。 実際に点検をしてもらった結果、棟板金の不具合だけではなく、屋根の劣化も見られたため、屋根塗装によるメンテナンスを勧められたようです。 しかし、突然訪問してきた訪問業者で、会社のホームページも確認できなかったことから、不安に感じて他の業者での相見積もりを検討されていました。 インターネットで地元、市川市に対応できる屋根業者を探していた際に、弊社のホームページをご覧になり興味を持って頂きました。 千葉県を中心に2500件の施工実績があり、ご近所の知り合いの方からもオススメして頂き興味を持って頂きました。 また、建築士や一級塗装技能士などのスレート屋根に関するメンテナンスの専門的な国家資格を保有していることに信頼性を感じて頂き、具体的に現地調査のご依頼を頂きました。

ビフォーアフター

棟板金の補修後、屋根塗装を行いました。再塗装を行ったことで、屋根の防水性能が回復し適切なタイミングでメンテナンスを行うことができました。 市川市の屋根塗装のビフォーアフター 遮熱塗料を使用しています。 遮熱塗料は太陽の光を反射させることで屋根材の急激な温度上昇を防止する塗料です。 通常の塗料と比べて屋根材の保存状態が良く、屋根材が長持ちするのが特徴です。 市川市の屋根塗装のビフォーアフター 釘が抜けており浮いていた棟板金を補修後、コーキングで防水処理をしました。 その後、屋根塗装を行いました。 棟板金が浮いていると台風や強風で飛ばされてしまうことがありますが、棟板金の釘の浮き、コーキングの補修も含めてメンテナンスをしたことで安全な屋根になりました。

担当者のコメント

お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状を確認させて頂きました。 築18年のスレート瓦でした。経年劣化により棟板金の釘が浮いており、メンテナンスが必要な状態でした。 また、屋根材の防水性能が低下したことで、コケやカビなどの劣化症状が発生していました。屋根材が水分を吸収しており少し脆くなっていました。 一部欠けている瓦もありましたが、しっかりと補修をすれば十分塗装の下地として使用できる状態でした。 少し遅めのメンテナンスであり、屋根材本体まで劣化が進行していたため、夏場の直射日光などから屋根材の急激な温度上昇を軽減できる「遮熱塗料」による屋根塗装をご提案させて頂きました。 遮熱塗料とは太陽の光を反射させることで屋根材の温度上昇を防止します。濡れた新聞紙をドライヤーなどで急激に乾燥させると少し硬くなり破れやすくなります。 これと同じことが屋根でも起きます。そのため、遮熱塗料で屋根材の急激な温度上昇を抑制することで野猿材本体が長持ちするようになります。このような理由から遮熱塗料による屋根塗装をご提案させて頂きました。

屋根の劣化症状と現地調査の様子

ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について見ていきましょう。 市川市の屋根塗装の現地調査の様子 築18年のスレート屋根です。今回初めてのメンテナンスでした。屋根材のスレート瓦はセメントを主原料とした屋根材で、塗装により防水性能を確立しています。 塗装は10年を目安に防水性が低下するため再塗装により防水性能を回復させてあげる必要があります。 今回のケースも屋根の施工から18年が経過していたため、屋根の防水性能が低下して屋根全体にコケが発生している状態でした。 苔の生えた外スレート屋根 こちらは屋根の棟板金です。棟板金は屋根のてっぺん(棟)を保護する金属製のカバーです。 棟下地と呼ばれる木材板に釘で固定されています。 先ほどの屋根材と同様に10年前後で棟板金を固定している釘が浮くようになります。 さらに劣化を放置すると台風や強風で棟板金が飛ばされたり、めくれてしまう被害が発生します。 屋根でもっとも不具合が多発する箇所になるため、屋根塗装のタイミングで合わせてメンテナンスをします。 スレート瓦のひび割れ 屋根材のスレート瓦が欠けている箇所がありました。 スレート瓦は板厚が5mmほどのセメントの板材です。 初期塗装の劣化でスレート瓦の防水性能が低下すると屋根材自体が水分を吸収するようになります。 急激な湿潤を繰り返すことで、屋根材が脆くなり、欠けてしまったりひび割れが発生します。 スレート屋根のアンテナ 屋根の頂点には八木式あんてなが乗っていました。塗装の際に作業の障害物となるため、いったん撤去してから作業を行います。 スレート屋根のドーマー こちらは天窓(トップライト)です。天窓は屋根から室内に光を取り込む屋根窓です。 壁に取り付ける窓の3倍の採光を獲得できるため搭載されている屋根は非常に多いです。 しかし、この天窓は屋根を貫通しているため、建物の中でも非常に雨漏りが発生しやすいの特徴です。 今回は雨漏りは発生していませんでしたが、雨仕舞いの屋根板金や防水シートの劣化の進行度も含めて現地調査の際に確認させて頂きました。 スレート屋根の錆が発生した棟板金 屋根馬からのもらい錆です。もらい錆は表面的な錆なので比較的簡単に落とすことができます。 実際に塗装を行う際は、サビ落としを行い、しっかりと塗装の下地を整えてから塗装をします。 スレート屋根の棟板金のコーキングの劣化 棟板金の取り合い分(3方向が繋がる箇所)はコーキング で防水処理がされています。 コーキングはゴム状の素材ですが、塗装と同様に10年〜15年ほどで劣化して黒く変色します。 これはコーキング材の汚れもありますが、紫外線の影響で硬化しているサインになります。 この状態を放置すると隙間が広がり、屋根の内部に雨水が侵入するようになります。今回はこのコーキングも新しく交換します。

屋根塗装の工程と施工中の様子

ここからは具体的に、市川市の屋根塗装の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。

【工程1】高圧洗浄

まず始めに高圧洗浄を行い屋根の汚れをキレイに洗い流していきます。 先ほどもご覧いただいたように屋根はコケやカビなどの劣化から、旧塗膜、長年体積した砂や埃などが、付着しています。このような汚れの上に塗装をしても塗料が密着しないため、高圧洗浄で汚れをキレイに洗い流します。 スレート屋根の高圧洗浄後 実際の施工中の写真をお見せできずに恐縮ですが、高圧洗浄の施工後の様子です。 明らかに汚れが落ちているのがわかると思います。屋根材が少し白く変色しているように見えますが、これは塗装が剥がれたことで、屋根材の素地(セメント質)が見えている状態です。

【工程2】棟板金の補修・ひび割れの補修

高圧洗浄が完了したら、棟板金を補修します。浮いていた釘を打ち直し、劣化したコーキングを交換しました。 スレート屋根の棟板金のコーキングの補修 棟板金のつなぎ目部分に新しくコーキングを打ち替えました。また、釘を打ち替えた箇所もコーキングでさらに固定&防水処理を行いました。 スレート瓦の補修 現地調査の段階で欠けていたスレート瓦をコーキングで補修しました。

【工程3】屋根塗装の下塗り

棟板金の補修、下地調整が完了したら塗装工程に移行します。 塗装工程は下塗り、中塗り、上塗りの3回の重ね塗りで仕上げます。 その中で、下塗りはシーラーと呼ばれる下地調整塗料を使用します。 下塗りには屋根材と塗料の密着性を高める働きがあるだけではなく、下塗り段階でしっかりと塗料を屋根材に吸収させることで、中塗り、上塗り塗料の仕上がりを均一にする役割があります。 外壁塗装の下塗り シーラーを塗装しました。白い塗料になりますが、下塗り塗料はザラザラとした仕上がりになります。 これは目荒らしとしての役割があり、中塗り塗料の密着性を高める役割があります。 塗装工事はシリコンやフッ素などのメインの塗料を塗装する、中塗り、上塗り塗料ばかりに目がいきますが、下塗り工程がもっとも重要な塗装になります。

【工程4】屋根塗装の中塗り

次に中塗りを行います。中塗り、上塗りと同じ塗料を使用して仕上げます。 外壁塗装の中塗り シーラーが塗装された下塗りの上に中塗り塗料を塗装します。日本ペイントの遮熱塗料、サーモアイSiを使用しています。 外壁塗装の中塗り 屋根全体を塗装したら中塗りの工程は完了です。

【工程5】屋根塗装の上塗り

中塗り工程が完了したら、中塗りで使用したサーモアイSiを使用して上塗りを行います。 上塗りが仕上げ塗装になります。塗りムラや塗り残しなどを入念に確認しながら塗装をしていきます。 市川市の屋根塗装の施工後の様子 屋根全体を上塗り塗装をしたら屋根塗装の施工は完了です。

屋根塗装の施工後の様子

コケやカビ、旧塗膜などで汚れていたスレート屋根ですが、見違えるほどにキレイになりました。 屋根材の表面温度の上昇を防止する遮熱塗料でを使用したことで、屋根材を最大限長持ちさせる付加価値の高い屋根塗装を実現できました。 市川市の屋根塗装の施工後の様子 市川市の屋根塗装の施工後の様子 市川市の屋根塗装の施工後の様子 市川市の屋根塗装の施工後の様子
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