千葉県市原市で屋根リフォームを施工しました。スレート屋根をカバー工法でガルバリウム鋼板に張り替えました。
また、カバー工法とセットで外壁塗装も施工しています。市原市の屋根リフォームと外壁塗装の施工事例をご紹介します。
屋根リフォームのお問い合わせの経緯(市原市)
近所で屋根工事をしているというリフォーム会社に「屋根の板金が浮いていますよ」「修理した方がいいですよ」と屋根の劣化を指摘されました。
訪問業者に棟板金の浮きを写真に撮ってもらい確認したところ、本当に棟板金が浮いており、具体的に修理を検討されていました。
屋根の劣化を指摘した訪問業者には修理を依頼せずに、「信頼できる屋根業者にしっかりと屋根を見てもらいたい」という想いから市原市に対応できる屋根修理業者を探されていました。
インターネットで業者探しをしていた際に偶然弊社のホームページをご覧になり興味を持って頂きました。
千葉県を1500件という県内トップクラスの施工実績と、建築士や一級塗装技能士といった、高水準な施工技術、専門知識が求められる国家資格を保有していることに信頼性を感じて頂き、現地調査のご依頼を頂きました。
市原市の屋根リフォームの施工前と施工中の様子
屋根はカバー工法でスレート屋根からガルバリウム鋼板に張り替えました。外壁は、日本ペイントのラジカル塗料パーフェクトトップで再塗装を行いました。




市原市の屋根リフォームの担当者の提案内容
お問い合わせ後、すぐに現地調査に伺い屋根の劣化症状について確認させて頂きました。
築年数16年の屋根はスレート、外壁はサイディングの戸建て住宅した。経年劣化で屋根の棟板金の釘が緩んでおり、浮いている箇所がありました。
また、屋根材も経年劣化で防水性が低下しており、コケ・カビが発生している状態でした。
屋根材は一部、欠けや割れが生じている箇所がありました。スレート屋根は再塗装によるメンテナンスが一般的ですが、屋根材の状態から再塗装によりもガルバリウム鋼板に張り替えた方が費用対効果が高いため、カバー工法によるがガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました。
カバー工法とはスレート屋根の上に新しくガルバリウム鋼板屋根を被せる屋根のリフォーム工法です。
既存の屋根材を撤去せずに新しい屋根材に張り替えられるため、従来の葺き替え工法よりも安く新しい屋根材に張り替えられます。
また、屋根材のガルバリウム鋼板は金属製の屋根材ですが、耐用年数が40年〜50年と耐久性に優れた屋根材です。
それだけではなく、再塗装の必要がない、メンテナンスフリーの屋根材のため将来的なランニングコストが発生しないのが特徴です。
このように現時点で費用対効果の高い屋根のリフォーム工法としてカバー工法によるガルバリウム鋼板への張り替え工事をご提案させて頂きました。
また、外壁は日本ペイントのラジカル塗料、パーフェクトトップのでの施工をご提案させて頂きました。
外壁塗装ではシリンコン塗料が主流ですが、ラジカル塗料はシリコン塗料と同等の価格帯でありながら、耐用年数が長いコストパフォーマンスに優れた塗料です。
そのため、現時点で、最も費用対効果の高い塗料として、ラジカル塗料での再塗装をご提案させて頂きました。
市原市の屋根の劣化症状と現地調査の様子
ここからは屋根の劣化症状と現地調査の様子について具体的に見ていきましょう。

築16年が経過したスレート屋根です。全体的にコケ・カビが発生しています。
コケやカビは屋根材の防水性能が低下して、屋根材が水分を吸収することで発生します。
この状態を放置すると屋根材が割れたり、反ってしまい、雨漏りの原因になるため、具体的にメンテナンスが必要な状態でした。
また、棟板金の釘も全体的に浮いている状態でした。棟板金の釘は築10年前後でどうしても浮いてくるようになります。今回はカバー工法で棟板金も交換します。
市原市の屋根リフォームの工程と施工中の様子
ここからは市原市の屋根リフォームの工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。実際の施工中の様子中の写真を見ながら初心者の肩にも分かりやすくご紹介します。
【工程1】棟板金の撤去・解体
まず始めに、既存の棟板金を撤去します。カバー工法は既存のスレート屋根を土台にしてガルバリウム鋼板に屋根を施工するため、障害物となる棟板金や雪止め金具を撤去します。

棟板金の撤去後の様子です。棟板金を撤去したら棟下地と呼ばれる木材板が出てきます。この棟下地も撤去します。
【工程2】防水シート(ルーフィングシート)の施工
棟板金の施工が完了したら防水しシートを施工します。防水シートは屋根の二次防水として建物の内部に雨水が侵入するのを食い止める役割があります。

灰色のシート状の素材が防水シートです。軒先から棟に向かって順番に防水シートを設置していきます。
【工程3】棟下地・軒先水切りの施工
防水シートの施工が完了したら、棟下地を施工します。

屋根の棟に反って棟下地を取り付けます。棟下地はガルバリウム鋼板を施工する際のガイドとしての役割もあります。

屋根の軒先部分には軒先水切りを取り付けます。軒先水切りはガルバリウム鋼板を施工する際のスターターとして役割もあります。
【工程4】屋根材(ガルバリウム鋼板)の施工
棟下地、軒先水切りの施工が完了したら、いよいよ、屋根材を設置します。

防水シートと同様に軒先から棟に向かって順番にガルバリウム鋼板屋根を取り付けていきます。2段目〜3段目には雪止め金具を取り付けます。

ガルバリウム鋼板の施工が完了しました。ガルバリウム鋼板にはいくつか種類がありますが、耐久性と断熱性に優れた横暖ルーフという製品を使用します。
【工程5】棟板金の取り付け
最後に棟板金を取り付けたら、カバー工法の施工は完了です。

屋根の棟下地に反って棟板金を取り付けていきます。この棟板金もガルバリウム鋼板製です。

最後に、大棟と隅棟の取り合い部分をコーキングで防水処理をしたら屋根カバー工法は施工完了です。
市原市の屋根リフォームの施工後の様子



市原市の外壁の劣化症状と現地調査の様子
屋根カバー工法の工程の次は外壁塗装について見ていきましょう。まずは、施工前の外壁の劣化症状について具体定期に見ていきましょう。

1階と2階で模様が異なるツートンタイプのサイディング外壁です。経年劣化でコケが発生している箇所がありました。

こちらは1階部分の外壁です。
レンガ調のサイディング材ですが、チョーキング現象と呼ばれる塗料の劣化症状が発生しています。
紫外線の影響で塗料が劣化して外壁表面に粉状に吹き出す劣化症状です。外壁材の防水性能が低下しているサインになるため再塗装を行う必要がありました。
外壁塗装の工程と施工中の様子
ここからは外壁塗装の工程と施工中の様子について具体的に見ていきましょう。
【工程1】コーキングの交換工事
まず始めにコーキングの交換工事を行います。
コーキングとは外壁と外壁の隙間に充填されているゴム状のパッキングです。
10年〜15年を目安に劣化してひび割れや浮きなどが発生します。コーキングの隙間から雨水が侵入すると雨漏りの原因になるため、交換工事が必要です。

古いコーキング材です。コーキングの真ん中に亀裂が入っています。

まず始めに、コーキング材を撤去します。カッターで切れ目をいれて引っ張りながらコーキング材を外壁の目地から剥がしていきます。

撤去したコーキング材です。平均的な100㎡の住宅で180mほどの長さになります。

コーキング材の撤去が完了したら、プライマーを塗布します。プライマーとはコーキングの密着性を高める下地調整材です。

プライマーの塗布が完了したら、コーキング材を充填します。

コーキング材を充填したら、専用のヘラで表面を均します。コーキング材が乾燥させたら施工完了です。
【工程2】高圧洗浄
コーキングの施工が完了したら、高圧洗浄で外壁材の汚れをキレイに洗い流します。

1階部分の外壁です。専用の高圧洗浄機で外壁の汚れをキレイに洗い流します。

こちらは2階の外壁材です。こちらも高圧洗浄で外壁の汚れをキレイに洗い流します。

こちらは雨戸です。雨戸や雨樋、霧よけなどの付帯部も再塗装を行うため、高圧洗浄を行います。
【工程3】外壁塗装の下塗り
高圧洗浄で外壁の汚れをキレイに流したら、いよいよ塗装工程に移行します。
まずは、シーラーと呼ばれる下地調整塗料を使用して、塗装の下地を整えます。

白い塗料が下塗り塗料です。

こちらは2階部分の外壁です。シーラーを塗装します。
【工程4】外壁塗装の中塗り
下塗りが完了したら中塗りを行います。中塗りはラジカル塗料を使用して塗装をします。

下塗り塗装の上にラジカル塗料を塗装をします。

2階部分も中塗りをしたら、中塗りの工程は完了です。
【工程5】外壁塗装の上塗り
中塗りの工程が完了したら、上塗りで仕上げます。中塗りと同じラジカル塗料を使用して、仕上げ塗装を行います。


【工程6】付帯部の塗装
付帯部とは霧よけやシャッターボックス、雨戸などの建物の付帯箇所です。

シャッターボックスの塗装です。サビ落としをして塗装の下地を整えます。

鉄部の塗装になるため、錆止め塗料で塗装をします。

錆止め塗装が完了したら、ラジカル塗料で塗装をします。

ラジカル塗料で塗装をしたら、施工完了です。

こちらは霧よけです。鉄部塗装になるため、錆止め塗料で塗装をします。

錆止め塗料が完了したら、ラジカル塗料で塗装をします。

霧よけの塗装が完了しました。付帯部の塗装が完了したら、外壁塗装の工程は完了です。
市原市の外壁塗装の施工後の様子






