千葉市緑区で屋根のカバー工法リフォームを施工させて頂きました。千葉市緑区の屋根カバー工法リフォームの施工事例をご紹介します。
台風で屋根の板金が飛散して、修理するために屋根業者を探していました。
インターネット上でリフォーム業者を探していましたが、良い業者がなかなか見つかりませんでした。
ご近所に相談したところ、屋根修理プラスさんで屋根リフォームを行ったことがあり、相談してみることにしました。
非常にしっかりとし会社で信頼性を感じたため、屋根修理プラスさんに工事を依頼することに決めました。
屋根のカバー工法を提案させて頂いた経緯
実際に現地調査を行った結果、カバー工法によるガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました。
理由は下記の2つです。
- 屋根材を葺き替えるタイミングだったこと。
- 費用対効果の高い屋根リフォームを実現できること
台風で飛散した屋根板金の修理でお問い合わせを頂きましたが、費用対効果の高い屋根リフォームを実現できるため屋根カバー工法による屋根リフォームをご提案させて頂きました。
具体的な理由について詳しくお伝えします。
【理由1】屋根材を葺き替えるタイミングだったこと
築年数30年が経過をしてスレート瓦の使用限界が迫っていました。
スレート瓦の耐用年数は25年〜30年です。耐用年数が経過した、スレート瓦は「割れ」や「歪み」などの劣化症状が発生しやすく屋根塗装を行っても「塗装後、すぐに塗料が剥がれる」などの施工不良が発生しやすいのが特徴です。
そのため、耐用年数が経過した屋根材は新しい屋根材に葺き替える必要があります。
今回のケースの場合、台風で飛散した屋根板金だけを部分修理することも可能でしたが、数年以内に屋根材を葺き替える必要があるため、屋根板金の修理を含めて屋根カバー工法によるガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました。
【理由2】費用対効果の高い屋根リフォームを実現できること
スレート瓦をガルバリウム鋼板に葺き替えることで費用対効果の高い屋根リフォームを実現することができます。
スレート瓦は10年に1度を目安に屋根塗装が必要で、その都度費用が発生します。しかし、ガルバリウム鋼板は屋根塗装の必要がない、メンテナンスフリーの屋根材のため、将来的なメンテナンス費用が発生しません。
このようにスレート瓦をガルバリウム鋼板に葺き替えることで将来的なメンテナンスコストを大幅に節約できることから、カバー工法によるガルバリウム鋼板への葺き替え工事をご提案させて頂きました。
ビフォーアフター

台風で屋根板金が飛散している状態でした。カバー工法は既存の屋根に新しい屋根を被せるスレート屋根に特化したリフォーム工法です。
屋根板金は部分補修でも修理が可能ですが、カバー工法を行うことで根本的な修理を実現することができます。

屋根板金の不具合の他に、屋根材が割れている箇所が多数ありました。築年数30年が経過した屋根であれば珍しくはありませんが、雨漏りの原因になるため具体的なメンテナンスが必要な状態でした。
今回ガルバリウム鋼板に葺き替えたことで、雨漏りの危険もなくなり安心・安全な屋根になりました。
施工前の様子
それでは、具体的にカバー工法を行う前の屋根の劣化症状について見て行きましょう。

台風で隅棟(下に降る棟)の板金が飛散して、下地板が剥き出しになっている状態でした。屋根の板金は釘で下地板に固定されていますが、経年劣化で釘が浮くようになります。
そうすると、捲れてしまったり、飛散するようになるので注意が必要です。特に、屋根板金の飛散は隣家に直撃した李大変危険なので定期的に点検を行うとが重要です。

スレート瓦が欠けたりひび割れが発生している箇所が多数あります。このような屋根材の破損は雨漏りの原因になりやすいため、注意が必要です。

下屋根の状態です。数年前に屋根塗装を施工しており、キレイな状態でした。しかし、屋根材の耐用年数が迫っている状態なのでガルバリウム鋼板に葺き替えを行いました。

施工中の様子
屋根カバー工法は既存の屋根材の上に新しい屋根を被せるリフォーム工法です。既存の屋根を土台として新しい屋根を被せるため、屋根材の撤去費用が発生しないため、安く新しい屋根材に葺き替えることができます。
ここからは屋根カバー工法の施工工程を見て行きましょう。
屋根板金の撤去
まずはじめに、既存の屋根板金を撤去します。台風で飛散した箇所も含めて屋根板金を撤去します。

屋根板金を撤去すると、下地板の状態になります。この下地板も撤去します。
ルーフィング(防水シート)の設置
屋根板金の撤去が完了したら、次にルーフィング(防水シート)を設置します。ルーフィングは屋根の二次防水としての役割があり、建物の内部に雨水が侵入することを食い止めています。
屋根材が割れたり、ズレたりすることで屋根の内部に雨水が侵入すると思われますが、ルーフィングが機能していれば、雨水が屋根の内部に侵入することはありません。
このようにルーフィングは屋根の二次防水として重要な役割があることを理解しておきましょう。

ルーフィングは軒先(下)から棟(上)に向かって設置します。これはルーフィングの重なりが屋根の水の流れと逆目にならないようにするためです。

下屋根も大屋根と同様に軒先から棟に向かってルーフィングを設置しています。下屋根の場合、外壁との取り合い部分から雨漏りが発生しやすいので隙間が生じないようにルーフィングを設置しました。

ルーフィングを設置してケラバ水切りを設置しました。



ガルバリウム鋼板本体の設置
ルーフィングを設置したら、ガルバリウム鋼板を設置します。ガルバリウム鋼板もルーフィングと同様に軒先から棟に向かって設置します。

大屋根のガルバリウム鋼板を設置しています。雪止め金具も施工しました。

棟下地の設置
がうバリウム鋼板の施工が完了したら、次に棟下地を設置します。棟下地は棟板金を釘で固定する際の土台になります。


屋根板金と雨押さえの設置
最後に、屋根板金と雨押さえを設置したら屋根のカバー工法は施工が完了です。
大屋根の棟部分に屋根板金を設置しました。台風で屋根板金が飛散している状態でしたが、安全な屋根になりました。

下屋根の外壁と屋根の取り合い部分に雨押さえを設置しまいた。外壁と屋根の取り合い部分は雨漏りが発生しやいため、隙間が生じないようにコーキングでシーリングを行いました。
施工後の様子



